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サガミラン・3~二季咲き

 ラン科シュンラン属の「サガミラン(相模蘭)」。マヤランに似ているがマヤランとは別種で関東平野南部で最初に見つかったために“相模”の名前が付けられている。マヤランと同様に7月頃と9月頃の二季咲きの性質がある。ここでは今年も7月に咲いていたがまた開花が見られた。
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タカオヒゴタイ・3~蕾

 キク科トウヒレン属の「タカオヒゴタイ(高尾平江帯)」。高尾山で最初に発見され明治42年(1909年)に命名された。日本固有種で高尾山系では何ヶ所かで見られるが、関東地方の山地にも生育している。これは日野市の緑地に自生しているもので長さ1.5センチほどの蕾。秋にアザミに似た花を咲かせるがアザミのようにトゲはない。
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クヌギ・6~上柚木公園

 ブナ科コナラ属の「クヌギ(櫟・椚・橡・櫪)」。今年はこの果実の成長の様子を追っているが夏が過ぎ漸く殻斗の裂片が拡がってきた。写真の内側の最後の裂片が開くとその中からドングリが見えてくる。ブナ、コナラ、シラカシなどは1年成りだがクヌギ、ウバメガシ、スダジイなどは2年成りで去年の春に受粉したもの2年目の秋に稔る。これは上柚木公園のもの。
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