ラン科シュンラン属の「サガミラン(相模蘭)」。マヤランに似ているがマヤランとは別種で関東平野南部で最初に見つかったために“相模”の名前が付けられている。マヤランと同様に7月頃と9月頃の二季咲きの性質がある。ここでは今年も7月に咲いていたがまた開花が見られた。
キク科トウヒレン属の「タカオヒゴタイ(高尾平江帯)」。高尾山で最初に発見され明治42年(1909年)に命名された。日本固有種で高尾山系では何ヶ所かで見られるが、関東地方の山地にも生育している。これは日野市の緑地に自生しているもので長さ1.5センチほどの蕾。秋にアザミに似た花を咲かせるがアザミのようにトゲはない。