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センブリ・4~長沼公園

 リンドウ科センブリ属の「センブリ(千振)」。北海道~九州の陽当たりの良い草地や林縁に生育する二年草で9~11月に直径1.5~2センチの花を茎の上部に咲かせる。高尾山系では登山道で多く見られるがこの界隈でも小山内裏公園やここ長沼公園などででわずかに自生が見られる。
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コウヤボウキ・3~アサギマダラ

 高尾山の山道で多く見られる「コウヤボウキ(高野箒)」。キク科コウヤボウキ属の落葉小低木で山野のやや陽当たりの良い場所に生育している。頭花は直径2.5~3センチで小花は筒状花からなる。花を撮ろうとするとそこにアサギマダラ(浅葱斑)がヒラヒラと飛んできた。晩秋になると常緑のキジョランの葉裏に産卵し越冬する。これは奥高尾“もみじ台南巻き道”のもの。
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キジョラン・7~葉

 キョウチクトウ科(←ガガイモ科)キジョラン属の「キジョラン(鬼女蘭)」。関東地方以西の山地に生育するつる性常緑多年草で8~11月に葉腋に散形花序を出す。花は小さくて地味だがその常緑の葉は大きく直径10~15センチで良く目立つ。写真の葉には直径1~1.5センチの丸い穴が開いている。これはキジョランを食草とするアサギマダラの幼虫の仕業。幼虫が小さいうちはこのように穴を開けるが成長するにしたがって端からムシャムシャ食べていく。
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