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番外編・7~皆既月食&惑星食

 昨夜は“皆既月食”と“惑星食”が同時に起こる442年振りの大変珍しい現象ということで“にわか天文ファン”となり夕方から何回も満月を見上げていた。月食が始まったのは18時9分で皆既食は19時16分から20時42分まで。その間の20時41分に天王星が月の裏側に潜り21時22分にまた出現した。月の部分食は21時49分に終わり綺麗な満月に戻った。写真は皆既月食の最中、20時39分のもので月の下に小さく輝く6等星の天王星が見える。天王星はこの2分後に月に隠れしばらくして月も左側から次第に輝き始めた。60数余年生きてきて天王星をそれと認識して見たのは初めて。それにしても天文学者さん達の計算は素晴らしい。典型的な文科系の私にはなぜこんなに正確に計算できるのか全くわからない。

♪♪君がここから出ていく訳は
  幸せ描いた僕の設計ミスさ
  図面通りにゃいかねえもんだな
  こんなに早くすきま風吹くなんて
  夢囲むガレージ セントラルヒーティングの愛
  なんでも揃えたのに
  君が出てゆく ドアがはずれる
  窓は落ちる トイレも壊れてしまう
  君という蝶つがいが ひとつはずれただけで
  想い出の垣根も倒れた
  これほど設計の才能がないなら
  天文学者をめざせばよかったよ
  バミューダの謎やピラミッドパワーに
  未確認飛行物体とのコンタクト等々
  それから新しい彗星に自分の名前を付けてしまおう
  そうさそれが僕に一番お似合いの
  素敵な仕事じゃないか
  星の数数えて 夢の数数えて
  恋人はそうアンドロメダ
  幸せの設計技師になれずに
  傷ついた若者の肩を抱いて
  したり顔でやさしく言ってやるんだよ
  きみーい、それでも地球は廻っている
(『天文学者になればよかった』
作詞・作曲・歌:さだまさし 昭和53年)
(JASRAC許諾第J210129422号)
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鉄道・9~駅スタンプ

 北海道SL撮影旅行で入場券購入の他に立ち寄った駅で“スタンプ”も記念で押していた。そのスタンプの日付でも当時の行程がわかるが、8月9日午後4時過ぎに上野駅から“はつかり”で出発し青森駅に翌10日の午前0時過ぎに到着した。当時の記憶は断片的にしか覚えていないが、写真や切符を見ていると思い出す。列車が青森駅に着く前に車掌が青函連絡船旅客名簿を配りそれに住所氏名を記入して乗船時に提出する。青森駅の乗り換え時間は20分ほどで列車を降りホームを真っ直ぐ進むとそのまま青函連絡船に乗船できた。記憶では青函連絡船は午前0時30分に出航し函館には午前4時20分に到着した。到着時間は早朝なので船内にクラシック曲の『ペール・ギュント:朝』(グリーク作曲)が流れたのを覚えている。道内では函館駅、五稜郭駅、大沼駅、大沼公園駅、ニセコ駅、倶知安駅、小沢駅、札幌駅、留萌駅、深川駅、旭川駅、稚内駅でスタンプを押している。帰路の青函連絡船は8月15日午前0時20分発の“津軽丸”のA席(グリーン)だった。高校生の身分なので道内は夜行列車やユースホステルで宿泊代を倹約していたが、普通席が満席で止む無くA席にしたと記憶している。A席のリクライニングはほぼ水平近くまで倒せて青森までは熟睡だった。
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ミカエリソウ

 シソ科テンニンソウ属の「ミカエリソウ(見返り草)」。“草”の名が付くが低山の林床などやや日陰に生育する落葉低木で背丈は40~100センチになる。総状花序は長さ10センチほどで筒状の唇形花が3つずつ密に付いている。薄暗い林内にありこれを見た人があまりの美しさに思わず振り返ったというのが名前の由来。
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