元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
鉄道・4~急行ニセコC62重連
函館本線は函館駅を出発すると駒ヶ岳付近で勾配が急になるが基本的には長万部までは海沿いのやや緩やかな線路を走る。長万部駅からは室蘭本線・千歳線を経由して札幌駅に至る“海線”と、倶知安駅や小樽駅を経由して札幌駅に至る“山線”に分岐する。現在は“海線”のほうがメインになっているが、“山線”のほうが全通時期が早く(明治30年代)30キロ以上短いため以前はそちらが基幹路線だった(海線開通は昭和3年)。その“山線”は長万部駅を出発すると蕨岱(わらびたい)、上目名(かみめな)、銀山、塩谷など最大20パーミル(1キロで20メートル)の急勾配・急曲線が連続する峠があるため当時は蒸気機関車1両では登ることができず長万部駅でもう1両増結繋していわゆる“重連”で峠を登った。
写真は目名峠を噴煙を上げて必死に登る急行“ニセコ”。引っ張るのは最強の蒸気機関車C62(愛称:シロクニ)でこの雄姿を見るために当時は多くの鉄道ファンがこの“山線”を訪れた。
C62形蒸気機関車は戦後余剰していた貨物用D52形を旅客用機関車として改造された。動輪直径は1,750ミリメートルで国内最大となり、昭和25年には東海道本線の特急“つばめ”や“はと”、その後“かもめ”“あさかぜ”“はやぶさ”“みずほ”などを牽引した。C62の2号機のデフレクター(ボイラー前部の左右にある煙除け板)には“つばめ”マークがあり、当時、函館本線を走るC62のうち2号機と3号機が牽引するものを“ゴールデンコンビ”、3号機が前になるほうを“シルバーコンビ”と呼んでいた。残念ながら写真はそのどちらでもない。
写真は目名峠を噴煙を上げて必死に登る急行“ニセコ”。引っ張るのは最強の蒸気機関車C62(愛称:シロクニ)でこの雄姿を見るために当時は多くの鉄道ファンがこの“山線”を訪れた。
C62形蒸気機関車は戦後余剰していた貨物用D52形を旅客用機関車として改造された。動輪直径は1,750ミリメートルで国内最大となり、昭和25年には東海道本線の特急“つばめ”や“はと”、その後“かもめ”“あさかぜ”“はやぶさ”“みずほ”などを牽引した。C62の2号機のデフレクター(ボイラー前部の左右にある煙除け板)には“つばめ”マークがあり、当時、函館本線を走るC62のうち2号機と3号機が牽引するものを“ゴールデンコンビ”、3号機が前になるほうを“シルバーコンビ”と呼んでいた。残念ながら写真はそのどちらでもない。
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