元サラリーマンの植物ウォッチング第7弾。写真はクリックすると大きくなります
多摩ニュータウン植物記Part7
イロハカエデ・3~別所坂公園
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イロハカエデの名前は7裂した葉を“イロハ”と数え、また“カエデ”は、葉の形をカエルの手に譬えたものとされている。今は「イロハモミジ(伊呂波紅葉)」という呼び方が普通だが“もみじ”という言葉は古語の“もみづ”から来ており“草もみじ”や“ぬるでもみじ”など野山の樹々が赤や黄色に色付くことを意味している。唱歌『紅葉』の歌詞で“かえで”と“もみじ”を使い分けているのがわかり易い。前半の“もみじ”は山全体が色付いていることを表し、後半の“かえで”は樹の品種を表している。
♪♪秋の夕陽に 照る山もみじ
濃いも薄いも 数ある中に
松を彩る かえでやつたは
山のふもとの 裾模様
(『紅葉』 作詞:高野辰之 作曲:岡野貞一 明治44年)
(JASRAC許諾第J210129422号)
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タカトウダイ・3~紅葉1
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