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ユキノシタ・2~高尾山1号路

 高尾山“1号路”の湿った岩肌に咲いている「ユキノシタ(雪の下)」。ユキノシタ科ユキノシタ属の多年草で常緑で耐寒性が強く雪の下でも緑の葉を保つことから名付けられている。花期は5~7月で花弁は5枚。上部の3枚は小さくピンク地に赤と黄色の斑点があり下部の2枚は長く長さは1~2センチ。常緑で耐寒性が強く雪の下でも緑の葉を保つことから名付けられている。同属のハルユキノシタの花期は4~5月で上部の3枚の花弁には黄色い斑点だけで赤い斑点は無い。
 余談だが鎌倉の鶴岡八幡宮一帯の住所は“鎌倉市雪ノ下”となっている。この地名の由来は源頼朝が夏の暑さを凌ぐために八幡宮の裏手の今宮付近に雪を貯蔵しておく“雪屋(ゆきや)”を設置したことから名付けられたと伝えられているが、その付近には実際にユキノシタがたくさん生えていたという説もある。
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ホシザキユキノシタ

 筑波山で発見され筑波山だけで見られる日本固有種の「ホシザキユキノシタ(星咲き雪の下)」。通常のユキノシタに比べ下部の2枚の花弁は細く小さくなり雄蕊のように見える。上部の3枚の花弁もユキノシタよりやや小さい。これは東京都薬用植物園のもの。
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トベラ

 トベラ科トベラ属の「トベラ(扉)」。東北地方以南の主に海岸近くに自生する常緑低木で庭園樹や道路沿いの緑地帯などに植栽されている。枝葉には悪臭があるため節分に魔除けとしてイワシの頭とともに戸口に掲げられた風習があったことから“扉の木”と呼ばれていた。花期は4~6月で雌雄異株。果実は秋に熟し3裂して中から粘液の付いた赤い種子を出す。
 さて今日は竹内まりやさんの『人生の扉』をどうぞ。

♪♪春がまた来るたび ひとつ年を重ね
  目に映る景色も 少しずつ変わるよ
  陽気にはしゃいでいた 幼い日は遠く
  気がつけば五十路を 越えた私がいる
  信じられない速さで
  時は過ぎ去ると知ってしまったら
  どんな小さなことも 覚えていたいと
  心が言ったよ
  I say it’s fun to be 20
  (20歳になるのは楽しい)
  You say it’s great to be 30
  (30歳になるのも素晴らしいとあなたは言う)
  And they say it’s lovely to be 40
  (40歳になるのも素敵だと人は言う)
  But I feel it’s nice to be 50
  (でも50歳になるのも良いって感じるよ)
  満開の桜や 色づく山の紅葉を
  この先いったい何度 見ることになるだろう
  ひとつひとつ 人生の扉を開けては
  感じるその重さ
  ひとりひとり 愛する人たちのために
  生きてゆきたいよ
  I say it’s fine to be 60
  (60歳になるのも良いじゃないか)
  You say it’s alright to be 70
  (70歳になるのも悪くないねとあなたは言う)
  And they say it’s still good to be 80
  (80歳だってまだまだ大丈夫と人は言う)
  But I’ll maybe live over 90
  (でも私は90歳まで生きるかも知れない)
  君のデニムの青が 褪せてゆくほど
  味わい増すように
  長い旅路の果てに 輝く何かが
  誰にでもあるさ
  I say it’s sad to get weak
  (弱っていくのは悲しいと言うと)
  You say it’s hard to get order
  (老いていくのもつらいねとあなたは言う)
  And they say that life has no meaning
  (人生なんて何の意味もないという人がいるけど)
  But I still believe it’s worth living
  (でも私は人生は素晴らしいと信じている)
(『人生の扉』 作詞・作曲・歌:竹内まりや 平成19年)
(JASRAC許諾第J210129422号)
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