よく質問をいただくのが自閉症の方の余暇を広げる方法です。
多くの指導者・支援者が余暇の開拓が進まない大きな理由は、余暇を偶発的(無計画)に支援しているからだと考えます。
今日は2つの視点を説明します。
1.アセスメントします
様々な余暇の内容の材料をバスケットに入れて、指導者と1対1の設定でアセスメントをします。
興味関心、スキルをもっているのか、社会的な余暇か、一人で自立する余暇か。
ちょっとした工夫として簡易のルール・量でやることがあります。(トランプ、UNO)
2.WORK IS PLAYの視点
TEACCHの考え方に
PLAY IS WORK(遊びは仕事)=曖昧で分かりにくい遊びはキツイ(仕事)
WORK IS PLAY(仕事は遊び)=具体的で分かりやすい仕事は楽しい(遊び)
みたいな感じです。
定型発達の文化ではなく、自閉症の文化で考えると、時には繰り返しの具体的な活動が余暇になることもあります。
3.一般的な方法を具体化する
さらに「WORK IS PLAY」の視点で考えると、一般的な様々な余暇も6つの情報(構造化を取り入れて)を取り入れて具体化することが、余暇の広がりにつながります。
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