一昨日、余暇の広げ方について書きました。
これは、様々な活動に応用できます。
例えば、聴覚刺激の過敏さをもつ自閉症の人に対してヘッドフォンやイヤーマフ、耳栓等を教えることがありますが。
どのようにはじめて良いのかがイメージを持たない支援者・指導者がいっらしゃると思います。私たちがこれまでやってきた実践でうまくいった方法は余暇の広げ方と似ています。
無理につけさせるのではなく、
発想を変えて「イヤーマフのつける」というお仕事として設定するイメージです。
常に着けるのではなく、まずは決められた時間で、決められた場所で着けます。
活動の中で最初は違和感を感じてはずした時は、指定された場所(視覚指示があるボックスなど)に置いてもらい、無理に強要しなません。本人の様子を見ながら少しずつ、促し着けている時間を広げます。
便利さや必要性にともない、指示での実施から自分が着けたい時にコミュニケーションしたり、自分で管理するように導きます。
大事な視点は6つの情報(構造化を取り入れて)の設定です。
高機能自閉症及びアスペルガーの方には、どんな時に活用し、違和感を感じた時の対応などを含めて視覚的な説明をしていきます。
※下記はイヤーマフ製品の例です。アマゾンで調べたもので、活用したものではありません。
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