ぼ~ざん工房
ぼ~ざんのBLOGです。いろいろ体験・書籍等紹介します!

 TOPICS  『ぼ〜ざん工房』は望山(水野敦之)の個人のBLOGです。


「気づき」と「できる」から始めるフレームワークを活用した自閉症支援—すぐに使えるワークシート用CD‐ROM付
クリエーター情報なし
エンパワメント研究所

 
  【2013年度 自閉症教育・支援フレームワークセミナー予定(随時更新予定)】
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    ご紹介いただき、たくさんの方に読んでいただいたら幸いです。  



宮崎市で自閉症教育・支援フレームワークの実践セミナーが続いています。昨日から実際に協力児者の方がクラスルーム、事業所設定の中で活動ています。

1日目で伝えたいのはとてもシンプルなプロセスです。詳しくは、是非team BOUZANのトレセミのプログラムを参加していただきたいのですが。【講演・トレセミ等依頼はこちら】【講演・ワークショップ等予定】

簡単に言えばアセスメント計画実施再構造化その継続 です。
 
【アセスメント→構造化→実施】

これは、基本の基本なんですが、多くの受講生から貴重なお話の中で、またコンサルで私が感じるのは、具体化するのは少しイメージが弱いということです。とくにインフォーマルなアセスメントのイメージが弱いのです。

今回、トレーナーの一人のコメントは意味深い。

「フォーマル、検査具を使ったアセスメントは道具もあり、方法も決まっている。しかし、インフォーマルなアセスメントは、道具も段取りも、評価基準も決まってないところからスタートするんですね」

彼女に対する私が整理し説明したのは以下の3つ。

・インフォーマルアセスメントは準備から具体的にはじめる
(材料をあつめ、アセスメントの内容を整理し、いつ・どこでするのかを具体化する)
・インフォーマルアセスメントは一度やったら終わりではない。(継続的なアセスメントが重要)
・インフォーマルアセスメントは、文脈や環境の影響があることも意識し、まずは文脈や環境に影響を受けない設定でアセスメントする


さらに、インフォーマルアセスメントのメリットとフォーマルなアセスメントのメリットを整理すること(詳しくはこちら)

今回の私のグループの感想で「アセスメントのイメージができた」という方もいました、。イメージはなかなか教科書だけではわかりません。


●アドバンスコースが良い仕事をした!

今回のアドバンスコースの皆さんの実践は良いプロセスでした。

般化を助けているものが、一貫した支援、とくに明確で具体的な指示を活用することの重要性を実践されました。

アドバンスコースの実践はベーシックなコースの受講生にとっても大きかったと思います。


【受講生に解説しているアドバンスの皆さん】

●team BOUZANの仕事
トレーニングセミナーで、team BOUZANのトレーナーは、常に以下のイメージをもっています。
・受講生にどんな気づきをしてもらうか
・受講生にどんな経験をしてもらうか
・受講生にどんな仕事をしてもらうか

です。
 
受講生に、どのようにイメージを作ってもらうか?

それを考え続けるトレーナー!!


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