ブラジルマニア オ・ペイシ 名古屋サンバ 沖縄サンバ

沖縄サンバカーニバル、名古屋サンバカーニバルへのオ・ペイシの情熱を語っています。世界一、心のこもったカーニバルを!

サンバ・クィーンの事故

2008-01-21 | サンバ
 カーニバルまであと2週間をきりました。練習は最終段階に入り、どこのチームの非常に盛り上がっています。
 そんな中で、昨日のサントスFCのサンバチーム、トルシーダ・ジョーベンでは、昨日、大変なことが起きてしまいました。

 サンバ・クィーン(ハイーニャ)のカーリンが家で転んでしまい、頭を強く打ち、意識不明の重体に陥ってしまいました。今、病院の集中治療室に入っているというのです。
 
 何ということか、自分の耳を疑いました。チームのみんなもがっくりと肩を落とし、暗い表情でした。

 サントスFC応援団の名誉会長は、舞台上で、「ハイーニャのカーリンは、今まで1回も練習を休んだことがないのに、今日は休んでしまいました。脳の神経までいってしまい、意識不明です。みんなでカーリンの回復を祈りましょう」
 練習の間に1分間、沈黙をして、みんなで祈りました。

 私はカーリンと一緒に4年間、王室のダンサーとして彼女の横で踊っています。こんな衝撃的なことがあった日は、踊るのをやめようかとさえ思いましたが、もう1人のダンサーのマドリーニャ(王室の名づけ親のダンサー)と相談して、カーリンのためにも精一杯踊らなければ・・・と打楽器隊の前に立つことにしました。

 明日、カーリンの容態をチームに聞いてみようと思います。

 カーリン、頑張れ!あなたがいないと、ジョーベンのバテリアは華がありません。このブログを読んでくれた方も彼女の回復を一緒に願ってください。


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カーニバルの衣装

2008-01-02 | サンバ
 ブラジルのカーニバルまで、あと1カ月をきってしまいました。この時期になると、コルチ(王室)のメンバーの女の子たちと顔を合わせる度に、話すことがあります。
 それは、「衣装、どうするかわかった?」

 今年のカーニバルは2月初旬でいつもより早いため、年が明けたと共に、どこのチームもあわてています。
 ハイーニャ(サンバ・クィーン)をはじめとする王室のメンバーの衣装は、1人ずつの衣装なので、山車制作や団体の衣装のコーディネートをしているカルナバレスコ(舞台監督)にしてみれば、どうしても後回しになる衣装です。

 私たち、王室のメンバーの合言葉は、それでも「テン・ケ・コヘー・アトライス」(自分で追いかけないと!) 
 大忙しの舞台監督を追いかけて、「私たちの衣装はどうなるの?」と作業場や自宅まで追っています。自分たちの衣装制作に入ってもらえるまで、その場でず~っと待っているときもあれば、デザイン画だけ描いてもらったり、こんな衣装、という話だけ聞いて、自分たちで制作するときもあります。

 このデザイン画を手にするまでが、大変な過程です。チームの代表から舞台監督に指示を出してもらわなければならないし、まず、彼らをタイミングよくつかまえることが至難の業なのです。

 今年は準備のピークの合間にクリスマスと年末年始が入っているために、出遅れています。私は、先を見越して、年末に材料を調達して、衣装制作に入っているのですが、ジョーベン(サントスFC応援団)の方の衣装は、まだ手もつけていません。
 
 1月は、練習もハードになってきますが、衣装制作もピッチをあげなくてはなりません。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする