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沖縄サンバカーニバル、名古屋サンバカーニバルへのオ・ペイシの情熱を語っています。世界一、心のこもったカーニバルを!

カーニバル雑誌 2010

2010-02-22 | サンバ
 今年のカーニバルの雑誌がそろいました。
 私が所属している、オ・ペイシでは、5種類のグラビア雑誌を販売開始しました。
 2月25日までに、ご注文を確定された方には、割引価格で販売しています。

 ホームページの不調で、現在、写真をアップすることができないため、ご興味のある方は、opeixe38@hotmail.com までご連絡をください。

 リオ、サンパウロのカーニバルに出場したタレントの写真を華々しく掲載している中で、心打つものがありました。
 とある女性誌は、各ハイーニャ(サンバ・クィーン)の名言を載せています。
 今年2位になったチーム、「グランジ・リオ」のハイーニャ、パオラは「パレードの開始前、5分間は、一人でいます。黙とうをして、エネルギーを体に取り込むのです」

 この一言には、共感を覚えました。
 彼女のような大タレントは、マスコミの取材が集中して、カーニバル会場で一人でいる時間を作るのは大変なはずですが、それでも、こうしてパレードにかけるエネルギーを自分に取り込んでいるわけです。

 カーニバルの雑誌は、衣装制作の参考になる点が多くありますが、こうしたメンタルな面でも参考になることはあります。

 写真の雑誌は、2月25日までの早割引で、1冊1,180円(送料別)です。

 よかったらご利用ください。

 
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ジョーベン 夢の2部に昇格!!!

2010-02-20 | サンバ
 信じられないことが起きました。
 サントスFC応援団の我サンバチーム、トルシーダ・ジョーベンが2部リーグに昇格しました。
 14年前、近所にあったこのチームに入ったときは、6部にいたのが、上がっては落ち、上がっては落ちを繰り返し、とうとう2部のグルッポ・ジ・アセッソにまで昇格したのです。

 テレビ中継のある華やかなチームとは違い、サンパウロの果てのどこだかわからないような町の暗い路上でパレードしていた時代もあれば、F1のレース会場の斜面になった道でパレードしていた時代もあります。

 結果発表では、チームのみんなと抱き合って喜び、その足でクアドラ(練習場)へ行き、祝賀フェスタに突入。と言っても2日前にパレードをしたばかりなので、クアドラは衣装が方々に山となっており、ペットボトルやビールの缶が、そこらじゅうにちらかっています。
 まずはそれをハイーニャ(サンバ・クィーン)や夫、主だった真面目なメンバーで片付けることから始まりました。

 それからは夢のフェスタです。
 この2年間、カイシャ(スネアドラム)の練習もしている私は、楽器を叩くことを許され、サントスの応援歌をみんなと叩けたことが最高に嬉しかったです。
 バテリア(打楽器隊)の横では、ジョーベンの1辺10メートルはある巨大な応援旗をマッチョな兄ちゃんたちが、代わる代わる振っています。

 全く勝てなかった時代の歌を歌ったときは、泣かずにはいられませんでした。
 今の歌手が来る前の時代ですから、古いメンバーが下手ながらもマイクで歌いました。
 
 カーニバル前、最後の練習で、私は、ジョーベンのセグンダ・プリンセーザから、プリメイラ・プリンセーザに昇格しました。それが今度は、チームが3部リーグから2部リーグに昇格。こんな感激はありません。
 2部といったら、グルーポ・エスペシャルと一緒にCDやDVDに登場するチームです。

 カーニバルの優勝フェスタ(ジョーベンの場合は、2位だったので、昇格フェスタですが)は、下界とは別の時間の流れがあります。
 午前9時に結果発表へ行き、フェスタ会場を後にしたのは、夜10時。叩いて、踊って、大騒ぎをして、お陰で39度の高熱を出してしまいました。(笑)

 
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カーニバル結果発表 3回の涙

2010-02-17 | サンバ
 モシダージ・アレグレのカーニバルの結果発表。
 いつもはジョーベンのパレードから帰った日の朝、9時からの発表なのですが、今年は午後4時からだったので、モシダージのクアドラ(練習場)へ家族で行きました。

 どこのチームも、去年より数段レベルアップしており、モシダージばかり、そう簡単にまた上位に入れるわけはありません。
 それが、どの項目も減点が全然なく、モシダージは、ずっと10点満点。
 途中、ファンタジア(衣装)、エヴォルサン(躍動感)で9,75点があったものの、全体の得点には影響がなく、1位をキープしていました。

 最後の審査項目に入ったとき、モシダージの2年連続優勝を確信して、同じグループのメンバーと抱き合って喜び合っていました。
 また優勝とは・・・  本当に、すごいことだと思いジーンと涙が出てきました。

 しかし!
 大逆転がありました。
 
 みんなが楽勝だと思い込んでいた、コミサン・ジ・フレンチ(先頭隊)の項目で、2人の審査員から、9,75点をもらってしまいました。

 信じられないことです。
 一挙に2位に転落してしまい、ホーザス・ジ・オウロが1位になりました。

 わずか0.25点の差です。2年前も同じ状況で、最後の最後にヴァイ・ヴァイに敗れました。

 今度は、悔し涙。
 カーニバルおたくの息子の目も赤くなっていました。

 2位でも素晴らしいのです。みんなが、ぼう然としていたクアドラでは、誰からともなく拍手を始め、みんなが拍手をし、そして、今年の歌を歌いました。

 準優勝のトロフィーが、結果発表をしていたカーニバル会場からチームに届きました。

 2位でもモシダージは、素晴らしいチームだ。
 みんながそう確信をしました。
 3回目は感激の涙でした。

 カーニバルごとに、さまざまな物語があります。

 明日は、早起きをして、ジョーベンの結果発表へ行きます。
 息子と2人で、得点がすぐ書き込めるように12チームの得点票も作り、合計点が計算できるよう、電卓も用意し、準備はバッチリです。
 このリーグは、テレビ中継はないので、自分たちで計算しなければ、何位か、すぐにわからないのです。
 どんな結果となるか・・・。

写真は、モシダージ・アレグレ準優勝のトロフィーとハイーニャ(サンバ・クィーン)のナニ
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ジョーベン カーニバル成功!

2010-02-16 | サンバ
 ジョーベンのカーニバル、成功でした!
 無事に終わって、ほんと良かったです。去年の大きな失敗点は、見事にクリアできていました。

 コルチ(王室)の私たち5人も、いい感じでパレードをすることができました。

 パレード中、自分の自信の裏付けとなったのは、「あれだけ練習したのだから、これしきのパレードは、全然平気!」という事実でした。

 モシダージのような3,800人もいる大エスコーラは、自分一人の力ではどうにもならないのですが、ジョーベンは、自分の頑張りで、自分を見た人が、さらに楽しくパレードをする、という波及効果もあり、私は気を抜けないと思っているのです。

 小学6年生の息子も、毎年のことながら、タンボリンをやりとげて満足そうでした。

 夫がモシダージやX-9から呼んで来たクイッカの一グループも上手くいき、とっても良かったです。

 写真は、バテリア(打楽器隊)のメストレ(指揮者)と一緒に、パレードを終えたあとに、みんな満足の笑顔です。

 12時間後には、モシダージの発表です。
 今、テレビではマンゲイラがパレードしています。私のサンバのクラスの生徒さんたちが、マンゲイラで出るので、応援しながら見ています。
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15年目のカーニバル

2010-02-16 | サンバ
 15年目のカーニバルがいよいよ始まりました。
 サンバ会場、アニェンビーのスタートラインの黄色い線を踏み続けて15年。
 我ながらよくこれだけの期間、毎年、毎年、同じ町で、同じチームのカーニバルに出場し続けていると感心をしてしまいます。
 ほんと、物好きですよね。(笑)
 
 モシダージ・アレグレのカーニバルは、まずまずでした。
 最終的には何も問題はなかったのですが、一部、集合に遅れるグループがあり、スタート前はかなり、ばたつきました。
 この15年、こんなにあわてたスタートは、なかったように思います。

 終わりよければ・・・ なのですが。
 
 さあ、明日には、モシダージの方の結果が出ます。ドキドキです。

 そして、この日記を投稿し終わったら、トルシーダ・ジョーベンのパレードです。
 
 私はコンテスト以来、セグンダ・プリンセーザを務めていたのですが、最後の練習で、「プリメイラ・プリンセーザ」に昇格しました。
 その名に恥じないよう、せいいっぱい踊りたいと思います。
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サントス球場1周サンバ

2010-02-11 | サンバ
 モシダージ・アレグレ、カーニバル前、最後の日曜日の練習は、やはり、私たちメンバーの期待を裏切らない感動的な演出がありました。
 沖縄サンバカーニバルと照らし合わせて、深く思うところがあったので、この日のことについては、カーニバルが終わってから、ゆっくり書きたいと思います。

 その翌日、油断をしていたのですが、今年もカーニバル前の恒例イベント、サントスFC球場1周のサンバパレードがありました。

 月曜日の夜中、球場の周りを2時間かけて、パレードするのです。
 写真のように、トリオ・エレトリコ(音響車)の後をついて、サントスFC応援団の我サンバチーム、トルシーダ・ジョーベンがサントスの町を大いに盛り上げるわけです。

 東京の大きなサンバチームにとって、浅草サンバカーニバル前の三軒茶屋パレードみたいなものでしょうか。
 とにかく、連日の練習、練習で疲れがピークにきているところに、このパレードですから、かなり覚悟が必要です。

 しかも、今年もこの過酷なパレードに参加したのは、バテリア(打楽器隊)の前は、ハイーニャ(サンバ・クィーン)と私の2人だけ。
 力を抜いて踊ることが許されず、何が何でも全力で踊り続けなければならないのです。

 いざ始まると、自分の体力も大したものだ、と我ながら、関心するほどパワーあふれる踊りが出来るので、不思議なものです。
 やはり、太鼓の爆音をもろに体で感じる「バテリアの前」、というポジションは、隠れた力を発揮させると思います。

 しかし、翌日、体はボロボロ。
 耳は昨日の爆音でよく聴こえない。肉体はここに在っても魂はここにあらず・・・です。
 同じジョーベンのみんなも、疲れた体を引きずって、翌朝の仕事に行ったことでしょう。

 さて、明日は、そのジョーベンの最後の最後の練習です。
 カーニバル前の「シメ」の日が、とうとうやってきました。

 明後日からいよいよ、サンパウロはメインのカーニバルです。

 
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カーニバル練習 ラストへ

2010-02-08 | サンバ
 どのサンバチームも今週がカーニバル前、最後の練習になります。
 昨年の優勝チーム モシダージ・アレグレも今日これから、最後の日曜日の練習があります。

 先週はラストから2番目の日曜日の練習でしたが、すでに出場者3,800人の気持ちを一つにする演出がありました。

 練習場のスクリーンに、この一年の写真が次々に映し出されました。BGMは、女性サンバ歌手、アウシオーネの「ノン・デシャ・サンバ・モヘー」。
 この歌を知っている人には、よくわかってもらえると思うのですが、自分がサンバの現役ダンサーを引退しても、サンバの炎を絶やしてはいけない、という次の世代へと引き継がれるサンバ魂を歌ったものです。

 この映像を編集している人が自分の知り合いである、ということもあるのですが、私の練習場での写真もスクリーンに登場しました。

 みんなで、この一年を振り返った後に、去年の結果発表のテレビ中継のシーンが再現されました。カーニバルの2年連続優勝、というのはかなり難しいものです。
 でも、みんなが優勝を手にしようと思えば、無理ではないことだと思わせてくれました。

 体力を消耗するサンバの練習は、早く終わらないかな、と思う一方、いざ終わりの日が来ると、さみしくなるものです。

 モシダージの最後の練習に、これから行ってきます。私たち参加者の期待を裏切らない感激があるはずです。
 
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感動のエンサイオ・テクニコ

2010-02-02 | サンバ
 主要サンバチームの予行練習、エンサイオ・テクニコは、大抵、3回はありますが、2部、3部のチームになると、サンバ会場、アニェンビーでの予行練習は、1回限りしかありません。

 一昨日、私の愛するサントスFC応援団のサンバチーム、トルシーダ・ジョーベンのエンサイオ・テクニコがありました。
 日が暮れて、本番さながら、ライトに照らされての時間帯は、主要チームが占めているので、ジョーベンのようなサンバの世界では、マイナーなチームは、毎年1番目か2番目の日がカンカンに照りつけている真昼間にあります。

 今年は2番目。人がまだまばらなアニェンビーで行われました。
 と言っても、ジョーベンのカーニバル当日の参加人数は、1,500人。エンサイオ・テクニコには、その3分の1で、500人程度は集まったでしょうか。

 パレード出発前に、サントスFCの応援歌を歌ったり、チームの不変のテーマ曲を歌って、参加者を盛り上げてから、いざ、今年のパレードの歌に入ります。

「♪デスポーントウ~」と今年の歌に入った途端、私は不覚にも感激してポロポロと涙が出てきてしまいました。
 通い続けた練習、クアドラ(体育館)をサンパウロ市に取り上げられて、雨の中、路上でやった練習、深夜、永遠に歌ったこの歌、チームの人間関係・・・
 
 さまざまな出来事が、今年の歌と共に頭をよぎり、踊りながら、涙を止めることができませんでした。

 私たちが踊っている向かいでは、ポルタ・バンデイラとメストレ・サラ(旗持ちのカップル)3組がスタンバイしています。彼らに私が泣いていることを気づかれてしまっては恥ずかしいと、踊りながら、涙を上手く隠したつもりです。

 よく、エンサイオ・テクニコで、ゴール地点の黄色い線に到達した途端、大泣きしている人がいるのですが、その感動は、よくわかります。
 この練習の仕上げ段階にたどりつくまで、1年間、みんな色々な思いをしているのです。
 
 チームのメンバーに厳しいことを言われたり、けんかしたり、つらい練習に耐えたり・・・。

 カーニバルの当日に負けないほど、エンサイオ・テクニコにも、色々な人の思いが込められています。

 ジョーベンのエンサイオ・テクニコは、ハプニングがあったものの、参加者ほぼ全員が振り付けを踊り、歌い、去年から確実に大きく進歩していました。

 この炎天下でのエンサイオ・テクニコの後、応援団魂にあふれるジョーベン生粋のメンバーは、その足で、サントスまでサッカーの試合の応援に行き、そして、午前1時から4時までは、いつもの夜の練習に出ていました。
 さすがに私は、サッカーの試合には、カーニバルが終わるまで行けないと思います。
 
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