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沖縄サンバカーニバル、名古屋サンバカーニバルへのオ・ペイシの情熱を語っています。世界一、心のこもったカーニバルを!

沖縄サンバカーニバル ビデオクリップ公開!

2009-06-28 | 沖縄サンバ
 沖縄サンバカーニバルのビデオクリップをYou Tube に公開しました。
 オ・ペイシのメンバーを知っている人にとっては、笑ってしまいますが、まずはご覧くだささい。
 
 アドレスは、http://www.youtube.com/watch?v=I3K6_I5V-aQ です。

 撮影はブラジルらしい場所と色をユウジが選んで行ったのですが、この撮影がなかなか大変。
 写真は、ブラジルのピカ一サンババンド、Exaltasamba のポスターの前なのですが、これを撮影するのに、ユウジはゴミの山の上に、のぼっているのです。ビデオには決して写っていない場面です。

 ゴミのまん前で、オーバーアクションで歌っているところに、知り合いが通りかかって、「あれ、アキ、そんなところで何してるの?」

 また、私がユウジを撮っていたら、今度は、町で靴磨きをしていた2人組が、「俺たちを撮ってくれ!」と乱入してきたり。さまざまなハプニングを乗り越えて、この映像になりました。

 ビデオクリップを見て、こんなカーニバルにしよう、とイメージもわいてくると思います。是非ともご提案をお寄せください。

 次回のブログでは、女性ボーカル Tomomi さんのことを紹介したいと思います。

 
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サンバシューズ 年季の輝き

2009-06-25 | サンバ
 浅草サンバカーニバル2カ月前になり、全国各地のサンビスタの方々からサンバシューズのご注文が、この時期、急激に増えます。
 そんななかで、私にとって、かけがえのない愛しいサンバシューズを見てもらいたくて、写真を撮ってみました。

 このシューズは5年前、サンパウロのサンバチーム、モシダージ・アレグレの元ハイーニャ(サンバクィーン)から中古で譲り受けたものです。
 現ハイーニャ、ナニの2代前のハイーニャで、1996年までモシダージのバテリア(打楽器田隊)の前で踊っていた人です。

 5年前、私は急きょ、サントスFC応援団のサンバチームでサンバクィーン・コンテストに出場することになったのですが、当時は沖縄に住んでいたので、衣装もシューズも適当な物がありませんでした。

 それで助けてくれたのが、この元ハイーニャ。
 サンバ衣装もシューズも私のために自分がショーでよく使っていた物をそろえてくれました。
 
 彼女は当時、サンパウロで一番上手いダンサーと言われていました。
 観客とサンバでコミュニケーションを図る術を持っている、という定評がありました。

 「アキがコンテストに出るなら、控え室でヘア・メイクやってあげるよ」とまで彼女は言ってくれました。
 名ダンサーに手伝ってもらえるなんて、なんと光栄なこと!

 と喜びながらも、勝てるかどうかもわからないコンテストに来てもらっても申し訳ないし、しかもコンテストが終わるのは午前4時か5時。そんな時間まで名ダンサーを付き合わせては、悪い。
 そんな日本人らしい遠慮から、手伝いは断ってしまいました。

 このシューズのヒールは12センチ。私が当時履いていたシューズの中では一番高いもので、最初は不安でした。だけどヒールが太く、安定感はバッチリ。ソールもしっかりしていて、練習しているうちに足になじんできました。

 元ハイーニャのシューズなんだから、私も彼女と同じくらい踊れるはず! といった妙な自信もつきました。

 「この羽根はプレゼントできないけど、コンテストの日には貸してあげるよ」と最近では、すっかり品薄になってしまったコックテールの頭飾りの羽根も貸してくれました。

 そんな彼女の好意に支えられて、私は3位のミス・シンパチアに入賞することができました。

 それから5年間。どれほどの練習やイベントにこのシューズを使ったことでしょう。ソールが割れて、靴屋さんに修理に5、6回持って行きました。とある靴屋さんでは、「もうこのシューズは、傷み過ぎて、直せないよ」と返されてしまいました。
 色も以前はゴールドだったのに、最近では黒かと思うほど、あせてきています。

 それでも靴底の素材を総取り替えして、今でも愛用しており、とあるサンバレッスンでは毎週使っています。
 
 新しいモデルのピカピカのサンバシューズも魅力的ではあります。
 でも、表面も底もボロボロになっても、サンバのパートナーとして持ち続けているシューズには、新しいシューズには絶対にない「年季の輝き」があります。

 

 

 
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筋肉サンバダンサー

2009-06-15 | サンバ
 このところ、サンパウロのベテランで有名なサンバダンサーたちは、ジム通いをして、筋肉トレーニングに励んでいます。
 10年以上踊っていれば、年齢も重ねていくわけで、体も衰えてきます。
 でも、それを逆手に、筋肉を作って、美しい筋肉美でサンバをしているわけです。この雑誌のダンサーの巣晴らしい腹筋を見てください!
 
 根が怠け者の私も、彼女たちを見習い、今年からかなりハードなトレーニングをしています。
 しかし、昨日のトレーニングは、超きつかったです。

 そのメニューとは・・・
 ヨーイドン! で全員が全力疾走で走ります。ゴールに到達したら、今度は、後ろ向きに再び全力で走ります。一番最後に着いた人は、罰ゲームで腹筋20回。この人の腹筋が終わったら、また全員でヨーイドン! 罰ゲームをした人は、みんなより疲れているので、次のレースも不利になります。

 腹筋の次は、腕立て伏せ20回。この罰ゲームを逃れるために、もうみんな必死で走ります。フライングでスタートする人も続出。途中でリタイヤする人までいました。
 一緒に走っているメンバーには、16歳の女の子や、大学生の筋肉モリモリの兄ちゃんもいて、私は明らかにハンディがありました。しかし、足がもつれそうになりながらも何とか罰ゲームを逃れました。

 お陰で、今日は筋肉通で大変。筋肉サンバダンサーへの道は険しいです。
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沖縄サンバカーニバル 録音コーラス

2009-06-12 | 沖縄サンバ
 今年の沖縄サンバカーニバルまで、あと5カ月。
 もうあと少しで、2009年のテーマ曲「ウージ」の録音が終わるのですが、これには色々な人たちが参加しています。

 そのうちの一グループが、「セグパラ」という私がサンパウロのカルチャースクールで指導を担当している、サンバのダンスのクラスの皆さんで、コーラスを担当してくれています。

 「セグパラ」とは、セグンダ・パラダイスの略で、生徒さんがつけてくれた名前なのですが、毎週月曜日にあるレッスンなので、ポルトガル語で「月曜」のセグンダという名前になっています。

 コーラス、音程がとても高いので、「首を絞められながら歌っているようだ」とみんな、笑いながらも、よく録音に付き合ってくれました。

 今年の沖縄サンバカーニバルがどうなるか、サンパウロのセグパラの皆さんも気にしてくれています。
 
 セグパラでも、今年の歌、ウージ(サトウキビ)に合わせたダンスを一緒に練習しよう企画中です。画期的な振り付けを考えたいものです。頑張らなくっちゃ。
 
 
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感動をくれるサンバチーム

2009-06-07 | サンバ
 先日、サンパウロのサンバチーム「モシダージ・アレグレ」で来年のテーマの発表フェスタが行われました。バンドの演奏に始まり、招待チームや自分のチームのショーを約5時間、永遠にやった後、ようやくテーマの発表となります。

 発表といっても、「来年のテーマは○○○です」と舞台上で司会者が、そのものズバリを読み上げるのではなく、ミュージカル仕立てのショーで観客に伝えるのです。
 最初はブラジルのフォルクローレ風の踊りで、抽象的に表現をします。ここで、観客に「何だろう???」と思わせておいて、次の曲では、もう少し具体的なヒントを出します。

 隣でショーを見ていた、自称サンバ通の12歳の息子は、「テーマは鏡じゃないの」。確かに、1曲目ではマクンバ(密教の儀式)を踊っていた女性の手には鏡が、2曲目では、無機質に動く全ダンサーの手にも鏡が。

 そして、3曲目で舞台の奥にあった大きなオブジェをコミサン・ジ・フレンチ(パレード先頭隊)のダンサーが踊りながら前に持って来ました。確かに、それも鏡。息子は「ほらね、やっぱり」
 そして、その巨大鏡をひっくり返すと、そこには、今年のカーニバルの結果発表中に血圧が上がり、亡くなってしまったモシダージの創設者の大きな肖像画がありました。

 同時に今年の優勝した曲の演奏が始まり、会場中に大きな感動が湧き上がりました。目を真っ赤にして感動している人たちを見て、あ、私だけではないんだ、とさらにジーンときました。
 このチームは、本当に感動をくれます。私たちのオ・ペイシも沖縄サンバカーニバルで、こんな感動を人に与えられるチームでなくてはならない、と思いました。

 母が感動している間に、息子は、ステージにテーマの垂れ幕が下りてきたのを遠景で撮るのだと、やけに張り切っていました。
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