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沖縄サンバカーニバル、名古屋サンバカーニバルへのオ・ペイシの情熱を語っています。世界一、心のこもったカーニバルを!

サンバのエネルギー

2007-01-29 | サンバ
ブラジルに来て2週間が過ぎました。沖縄から飛行機に24時間乗り続け、着いたその日に、カーニバルの一大イベント「サンバ・クィーン コンテスト」へ行きました。翌日には、カーニバル会場での予行練習に行き、その足で、サッカーのサントスFCの応援団のサンバチームで、王室メンバーの一員として、打楽器隊の前で汗だくになりながら踊りました。
 
「えっ昨日来たばっかりで、もう練習に来ているの?」と周囲にあきれられながらも、もう10数年前からず~っとここにいるような錯覚に陥ります。実際もう12年間、毎年この時期には、ここでカーニバルの練習をしているのですから、またいつもの1年なのです。12年間、変わらないメンバーと顔を合わせ、お互い、よく続けているな・・・と思っているわけです。

 毎年のことながら、月曜日の夜以外は毎晩練習に行っています。2時間踊り続けているのは、体力的には限界なのですが、なぜか練習が終わりに近づくにつれて、会場全体が盛り上がっていき、自分も隣で踊っている人も、どんどん加速してサンバステップが踏めるようになります。サンバには不思議なエネルギーが秘められています。
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寛大な人たち

2007-01-06 | 沖縄の暮らし
 オ・ペイシのある沖縄市胡屋地区は、米軍基地の門前町にあるので、週末の夜になると外を歩いているのは、日本人よりアメリカ人の方が圧倒的に多いほどです。

 オ・ペイシ周辺も最近、荒れているアメリカ人が多く、ビール瓶はそこら中で割れている、商店街の看板を軒並み壊しながら歩く、けんかが始まり20人単位で止めに入る、路上のあちこちで吐いている人はいる・・・と目を疑うような光景があります。

 しかし、もっと驚くのは、地元の人たちの反応です。看板を壊された店の人に「昨日、外人がお宅の看板をけっとばしてましたよ」と言うと、その方は平然と「もともと壊れていたから、壊れているのを見ると、壊したくなるのよね」とすごい開き直りです。

 また商店街の裏に住む人には、「通路のドアは夜、閉めておいた方がいいですよ。昨日、外人が通路に入り込んで、吐いてましたよ」と伝えました。その方は、その場では、「えっ!」と驚いていたものの、今日の夜もそのドアは開いたままで、酔っ払いが行ったり来たり。私が代わりにドアを閉めに行ったほどです。

 それにしても、皆さんの寛大ぶりには、びっくりです。昔からのことなので、今さらではないのでしょうか。
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新年は白い服で

2007-01-02 | 沖縄ブラジル
 ブラジルの新年というと、上から下まで全て白い服を身に付けて迎えます。大晦日の夜になると、ブラジルの町は、新品の真っ白な服を着た人たちで埋めつくされます。
 初めてブラジルでお正月を迎えた10数年前、最初はこの習慣を知らずに、白い服で外出する人たちを見て、宗教の儀式に参加する人が、こんなにたくさんいるのか、随分、信心深いんだな~なんて勝手に思っていました。

 今では、我が家も白い服で新年を迎えるのが、すっかり習慣になり、昨日も全て白、靴下も靴も全部白で、オ・ペイシに行きました。

 ブラジル人のお客さんも当然のように白の服で来たのですが、年が明けて、午前1時頃に来たブラジル人6人組は、ピンクやグレーの服で、誰1人として白を身につけていません。

 聞いてみると、日本在住が長く、もうブラジルの習慣は気にしていないとのことでした。確かに、白い服の人たちは、ブラジルから日本へ来てまだ数年の人たちばかりです。

 日本に30万人いるといわれるブラジル人。滞在年数に比例して、日本に上手くマッチしたブラジル人の文化ができているのだ、と実感した新年でした。
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