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沖縄サンバカーニバル、名古屋サンバカーニバルへのオ・ペイシの情熱を語っています。世界一、心のこもったカーニバルを!

二重国籍のワールドカップ観戦

2010-06-29 | サッカー応援
 今日のブラジル×チリのワールドカップは、午後3時半からの試合で、朝からサンパウロの町は、そわそわとしていました。
 
 ほとんどの会社は12時までですから、みんな仕事は午前中に片付けなければなりません。カナリア色のブラジル代表のユニフォーム姿で出勤する人も多く、道行く人すべてが「国体選手」みたいでおかしな光景です。
 
 試合中は、ほら貝のような音がするブブゼーラが町中、響き渡り、うるさいったらないです。
 3対0で勝ち、まずは、みんな胸をなでおろしています。

 今日はいよいよ日本×パラグアイ戦。ブラジル戦の日は、当然のように学校が休みになり、中学1年の我が家の息子も、外に向かってブブゼーラを吹いて応援をしています。
 しかし、日本戦の日は、いくら何でも学校は休みになりません。

 ただでさえ、沖縄サンバカーニバルや法事で学校を休んでいる息子。それ以外は、一日たりとも学校を休まないようにしているのですが、今日の日本戦は、「仮病を使って、早引きをする」と父親と企てています。
 
 日本のユニフォームを着て、ブブゼーラを持った父親が学校に迎えに行ったら、いくら何でも先生にバレバレだと思うのですが、上手く学校を抜け出せるでしょうか?

 日本、ブラジルと二つの国籍を持っていると、ワールドカップを応援する国も二つあって忙しくなります。
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物が上手く売れるビジネストーク

2010-06-26 | ブラジル
 ワールドカップのシーズン中ですが、私が愛用しているサンパウロのバスの中で、面白い場面に出くわしたので、書いておきます。
 
 市内でもちょっと遠くまで行くバスには、よく「物売り」が乗ってきます。大抵は男の人で、バス代も払わず、運転手さんに頼んで乗り込んで来ては、乗客全員のひざの上に有無を言わさず、キャンディーやチョコレートを置きます。

 ここからが勝負。物売りの兄ちゃんは、「スピーチ」をするのです。
 「このキャンディー、おいしよ! 1つで50センターボ、3つで1ヘアウ、家で待っている奥さんに、だんなさんに、子供に、お母さんに買ってってちょうだいな!」

 人を引き付ける話し方をする人は、1台のバスで3、4人のお客さんが買って行ってくれます。

 この前の人は、「このチョコレートを買うと、バスの移動も楽しくなりますよ~」と、よくあるスピーチをしていたのですが、私の前を通ったとき、「外人」と見極めたのかどうか、突然、英語でこんな話をしました。

 
 「ユー ハブ マニー、アイ ハブ チョコレート
  アイ ドント ハブ マニー
  ソー バイ ジス チョコレート!」

 私の隣に座っていた、おばさんは、クスッと吹き出し、「彼の英語は、みんな合っている」と、関心をしていました。
 私も思わず、彼の巧みなスピーチに笑ってしまいました。

 ビジネストークは、こうでなければ、いけないのでしょうね。今度、彼がバスに乗ってきたら、チョコレートを買おうと思います。(笑)

  
 
 
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日曜日のワールドカップ

2010-06-21 | サッカー応援
 ブラジルでサッカーのワールドカップを過ごすのは、久しぶりのことですが、相変わらずのブラジル人の徹底した応援の姿勢には脱帽です。
 
 会社も銀行も役所も、ブラジル戦の日は仕事を全部休みにしてしまうのです。

 1戦目のブラジル VS 北朝鮮 の試合は、火曜日の午後3時半からの試合だったのですが、会社は正午まで。社員は、12時から一斉に帰宅、あるいは、どこかの飲み屋や、パブリック・ビューイングをしているところで試合観戦をします。
 
 銀行の窓口は、ふだんは、午前10時から午後4時までやっているのですが、この日の窓口業務は午後2時まで。
 ショッピングセンターも試合中は、全館閉館。マクドナルドまでシャッターを下ろしているのです!

 そりゃ、みんなソワソワするはずです。
 でも、今日の2戦目 ブラジル VS コート・ジボワールの試合は、日曜日。仕事が休みにならないので、町の様子も前回の試合より、どことなく、静かだったようなのは、気のせいでしょうか。

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9回目のフェスタ・ド・ショッピ

2010-06-14 | サンバ
 昨日は、サントスFC応援団の9回目のビールの飲み放題パーティー、「フェスタ・ド・ショッピ」でした。
 今年で9年目のこのフェスタ。我が一家は、9年前の第1回のフェスタから参加をしていました。当時は、まだ練習場、クアドラもなく、他のサンバチームの練習場を借りていました。
 
 9年も経つと、チームも組織もどんどん進化していくものです。
 
 フェスタ・ド・ショッピのアトラクションの一つが、サンバチーム「トルシーダ・ジョーベン」のバテリア(打楽器隊)のショーで、今までバテリアの前で踊るコルチ(王室)は、メイクや着替えの準備が出来た人から、バテリアの横でスタンバイをしていました。
 
 ですが、今回は、統制係のアルモニアが、がっちりと付き、旗持ちのペア3組と一緒に入場し、これまでと比べると非常に、ぎょうぎょうしい入場となりました。

 お陰で、アルモニアの長には、「コルチの支度が遅い!」と大目玉を食らうし、私たちは、随分あわてました。
 チームがしっかりしてくると、当然ながら、こちらもしっかりしないといけないわけです。去年のメンバーのコルチがこのまま続くか、かなりドキドキですが、チームの成長に合わせて、自分たちも頑張らなくてはいけません。

 写真は、「第9回フェスタ・ド・ショッピ」、「バテリア最高得点30点」と記された今年のビールジョッキ
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カーニバル2011へ突入

2010-06-08 | サンバ
 沖縄サンバカーニバル2010は、今年の11月でいよいよ10周年を迎え、先日、東京でミーティングを行ったところですが、ここサンパウロでは、サンビスタ(サンバ人)の話題は、カーニバル2011です。

 モシダージ・アレグレの2011年のテーマは、「幻想のメリーゴーランド」。テーマお披露目フェスタは、あいにく私たちは、名古屋で法要で、参加できなかったのですが、何でも会場では、3Dメガネを配り、ピーターパンやおとぎの国のキャラクター衣装を着た人のなかでやったそうで、すごいことが企画されているようです。
 先週、候補曲の歌作りをする人たちの説明会があり、カーニバル2011に突入しています。

 そして、今年2部リーグに昇進した我がサントスFC応援団、トルシーダ・ジョーベン・ド・サントス。テーマは、1998年と同じ「王様」。先週、今年初めて、バテリア(打楽器隊)の練習に行ったところ、人が多いこと、多いこと。カーニバル直前並みに練習に人が来ていました。
 今週は、ビール飲み放題パーティー、「フェスタ・ド・ショッピ」があり、練習に熱が入ります。
 
 私もジョーベンの勢いに飲まれないよう、踊り続けられる体力をつけておかなければ、なりません。
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アルキバンカーダは楽しい!

2010-06-01 | サッカー応援
 日本から帰って来て、時差ボケ真っ只中。毎日午前3時に起きているのですが、昨日はサッカーの試合 サントスFC 対 コリンチャンスFCに行ってきました。
 応援団の一行、約2,000人は、地下鉄を丸ごと貸切で試合会場まで行きました。これは、遠足みたいで、とってもワクワクします。
 
 この写真、球場の応援席のように見えますが、地下鉄の駅の下りエスカレーターです。ずっと応援歌を歌っているわけですから、球場とやっていることは変わりありません。

 対戦相手ごとに、敵チームをけなす歌、というのが何パターンもあり、みんなこれを実に楽しそうに歌うのです。球場に着いてからは、敵の応援団が実際にその場にいるので、ますます、けなし甲斐が出てきます。
 「チーム100周年なのに、リベルタドーレス杯から落ちた!」「永遠に2軍に留まれ!」とさまざまな歌があります。
 敵も負けずに、歌い返してきます。こう言えば、ああ返す、で一種のかけ合い漫才のようなものでしょう。
 
 自分のチームを心から応援する歌も何パターンもあります。昨日の試合は、特にノンストップで、ずっと歌っていました。
 サッカーの応援歌のいいところは、歌が短く、歌詞も簡単で覚えやすいことです。外人の私でも、すぐに覚えられます。

 スタンド席、アルキバンカーダの応援は実に楽しかったのですが、残念ながらサントスは4対2で破れてしまいました。また次回に期待です。
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