久しぶりにヒナノキンチャクの花を見て来ました。
この花はヒメハギ科の絶滅危惧ⅠB類(EN)にランクされていて、稀少植物と言えるカテゴリー入りしています。
日本では、福島県以西の16都県に生育が確認されているに過ぎません。
愛知県には確認されていませんので、出かけて見て来ました。
場所については、申し訳ないのですが、詳述するのを避けますが、開けた石灰岩地で生育するようで、撮影した場所は1平米くらいのところに8株くらいが生き延びているような感じがしました。
この場所ですと、何も知らない人がチョット休憩し、腰を下ろしてしまったら即、絶滅するのではないかと思ってしまいました。
保護しようとして柵を設けたら、それによってこの稀少植物の存在が知られ、盗掘に繋がりますので、保護柵設置が出来ないのでしょうが、先行きが心配でありますね。
ヒナノキンチャク1 ↓
ヒナノキンチャク2 ↓
ヒナノキンチャク3 ↓
ヒナノキンチャク4 ↓
ヒナノキンチャク5 ↓
ヒナノキンチャクの名前の由来は、花の下で片側に偏って着く、直径3ミリほどの平べったい丸みを持った果実の姿によります。
草丈は15センチ以下で花は小さく、そのつもりで歩いていても見落としてしまいそうなほど小さなものです。
木の”あて(陽疾)”について
山の斜面に育つ木で、芽吹きの時には地面に対して直角に芽を出しますが、育つ過程で、木は天空に向かって真上に伸びて行きます。
このときターニングポイントになる部分は湾曲します。
この湾曲した幹の部分を”あて(陽疾)”といいます。
”あて(陽疾)”は針葉樹では湾曲の外側(圧縮側)に出来、広葉樹では内側(引っ張り側)に出来るようです。
この”あて(陽疾)”の部分で材を作ると多いに狂うそうです。
ですから「アテにならない」と言う言葉はここから来るのではないかと、かの法隆寺再建時の宮大工棟梁の西岡常一さんがその著書の中で語って居ます。
山の斜面で見た、杉の木のアテ群 ↓
「アテは狂う」・・・・・そう聞きますと、これを材にして実際に使ってみて、その大暴れのし具合を観察してみたい気持ちも起こりますね。
この花はヒメハギ科の絶滅危惧ⅠB類(EN)にランクされていて、稀少植物と言えるカテゴリー入りしています。
日本では、福島県以西の16都県に生育が確認されているに過ぎません。
愛知県には確認されていませんので、出かけて見て来ました。
場所については、申し訳ないのですが、詳述するのを避けますが、開けた石灰岩地で生育するようで、撮影した場所は1平米くらいのところに8株くらいが生き延びているような感じがしました。
この場所ですと、何も知らない人がチョット休憩し、腰を下ろしてしまったら即、絶滅するのではないかと思ってしまいました。
保護しようとして柵を設けたら、それによってこの稀少植物の存在が知られ、盗掘に繋がりますので、保護柵設置が出来ないのでしょうが、先行きが心配でありますね。
ヒナノキンチャク1 ↓
ヒナノキンチャク2 ↓
ヒナノキンチャク3 ↓
ヒナノキンチャク4 ↓
ヒナノキンチャク5 ↓
ヒナノキンチャクの名前の由来は、花の下で片側に偏って着く、直径3ミリほどの平べったい丸みを持った果実の姿によります。
草丈は15センチ以下で花は小さく、そのつもりで歩いていても見落としてしまいそうなほど小さなものです。
木の”あて(陽疾)”について
山の斜面に育つ木で、芽吹きの時には地面に対して直角に芽を出しますが、育つ過程で、木は天空に向かって真上に伸びて行きます。
このときターニングポイントになる部分は湾曲します。
この湾曲した幹の部分を”あて(陽疾)”といいます。
”あて(陽疾)”は針葉樹では湾曲の外側(圧縮側)に出来、広葉樹では内側(引っ張り側)に出来るようです。
この”あて(陽疾)”の部分で材を作ると多いに狂うそうです。
ですから「アテにならない」と言う言葉はここから来るのではないかと、かの法隆寺再建時の宮大工棟梁の西岡常一さんがその著書の中で語って居ます。
山の斜面で見た、杉の木のアテ群 ↓
「アテは狂う」・・・・・そう聞きますと、これを材にして実際に使ってみて、その大暴れのし具合を観察してみたい気持ちも起こりますね。