ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

8/15日 木曽御嶽、山上の五湖巡り その8(最終):三の池から女人堂経由して中の湯まで下る

2013-08-25 07:08:19 | 草花
木曽御嶽の紀行レポートを10日も引っ張ってしまいました。
この事は、自分にとって身体の弱った今夏のビッグイベントだったということなのでしょうね。
昨年は白出沢・奥穂高・前穂高・岳沢・上高地・焼岳と歩いたのに比べると随分レベルダウンしてしまいました。

この木曽御嶽山行の2日前には胃カメラを飲んでいたりして、自分の身体を舞台にしていろいろなことがありました。
こうやって少しずつ縮こまるわけにも行きませんので、暑さの峠が見えてきたこれからは反転攻勢に転じなければなりません。

今山行最後のレポートに入ります。

木段のジグザグ ↓

三の池から女人堂まで長い巻き道歩きをしますが、その中には一部分こんな急傾斜のところも混じります。



巻き道 ↓

視線の先に山腹を巻いたはるかな道のりが見えてきます。こんな景色を三度以上繰り返して緩やかに下って行きます。


ウラジロナナカマド ↓

ウラジロナナカマドの花が付いたものが出て来ました。随分遅くから咲いた花ですね。



崩れかけた雪渓 ↓

下の流れが雪を融かして、雪道が橋状になっています。そこを歩いて、雪が崩れると危険ですので、この雪塊の下を通りました。



また雪渓 ↓

この雪渓渡りは緊張させられました。下までずっと続いていましたので、滑落したら死亡ですね。歩運びを慎重に、最大限の配慮をして渡りました。



ツマトリソウ ↓

ツマトリソウは今山行で初めて見ることになります。



トウヤクリンドウ ↓

ここにもよい姿がありました。トウヤクリンドウは夏花の陣では、終盤部分を受け持つようです。



オオヒョウタンボク ↓

名前は大瓢箪木ですが、赤い小さな瓢箪の実。美味しそうに見えますが確か毒の実でした。



ハリブキ ↓

トゲのふすまで実を守っています。この青い実はやがて赤くなります。そんな姿に出あいたいですね。



コイワカガミ ↓

季節はずれに咲き残り・・・一輪だけですが・・・。



マイヅルソウ ↓

とっくに花は済んだと思っていましたが、まだ見せてもらえました。



女人堂 ↓

来たときに日の出タイムを迎えたこの場所に、10時間後に舞い戻って来ました。
ここは通過して先を急ぎます。



コバノイチヤクソウ? ↓

コバノイチヤクソウかマルバノイチヤクソウか迷いましたが、とりあえず・・・
この後道際の地べたに座り込んで最後の休憩を取ります。
腹に詰め込んで水分の補給も済ませた後は、何があっても休憩は入れないことに決めて下りて行きます。



7合目行場小屋 ↓

朝は闇の中を通りましたが、復路では窓のあいた小屋の中に、挨拶しながら通り過ぎます。



ヤマハハコ ↓

山の中ともなると、気品がありますね。



中の湯 ↓

出発地にある中の湯の赤い屋根が見えてきました。ここが営業しているなら、汗を流して下山したいものです。



駐車場着 ↓

ここでは少量ですが雨が降ったらしくて、車に雨滴がついていました。
総歩行数は31000歩でしたが、一時期歩数計が外れていましたので、不確かな数字となってしまいました。
ゆっくり歩いた14時間でしたが、腰に痛みが来てしまいました。未だ本調子ではありません。





コメント (10)
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