ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

8/22日 安曇野西に聳える餓鬼岳訪問 その4:最終水場を後にしてガラ場通過まで

2013-08-29 07:22:35 | 草花
最終水場を後にして、これから沢から離れて、チョット緊張する場所を通ります。
そこは上部からの岩石の崩落地で、しかもそこが急傾斜で、まだ落下してきた岩石類が安定していない場所を通ることであるからです。
かなり長い区間にわたり、落石の危険のある場所ですので、自分が落とさないことはもちろんのことですが、他人の落としたものに当らないように注意することも重要なことになります。
幸いなことにこの場所で誰にも出会いませんでしたので、他人に危険を及ぼすことも、他人から危険を背負わされることもなく通り抜けることが出来ました。

サラシナショウマ ↓

最終水場で水飲み休憩を終え、歩き出したらすぐにこの姿に出会いました。華々しく咲いてはいませんが、ひとまず「保険で」撮っておきます。



カメバヒキオコシ ↓

「亀葉引き起こし」名前の由来のように亀の甲羅のような葉に見えますでしょうか。



「ホタルブクロ」 ↓

ヤマホタルブクロと区別のあやふやな「ホタルブクロ」が出て来ました。



コキンレイカ ↓

花の末期のコキンレイカも出迎えてくれます。



イチゴの仲間 ↓

ナガバノモミジイチゴとするには実の赤いことがネックとなりました。一体何イチゴでしょうね。



ソバナ ↓

花の時季には遅れていますが、今度のものは良い姿に収まっています。



ヤマシグレ ↓

これもミヤマシグレかヤマシグレか悩みましたが、一応ヤマシグレとしておきます。



ズダヤクシュ ↓

沢筋の常連がどんどん出てきます。



ソクズか? ↓

これは普通にニワトコでしょうか?それとも、草ニワトコのソクズでしょうか?撮りながらソクズを意識していましたが、或いは木本だったかもしれません。



イワカガミ ↓

ここでもイワガガミが比較的纏まって生育していました。



ゴゼンタチバナ ↓

季節ここに至りせば・・・・もう既に赤い実をつけてきています。



ゴマナ ↓

全体の姿に違和感がありますが、これもゴマナでしょうね。



ノリウツギ ↓

危険地帯の上部に近付き、やや安心感が出て来ました。石を落さぬように注意して歩きます。
道脇にノリウツギが綺麗に咲いています。



ヨツバヒヨドリ ↓

花の時季には少し遅かったようです。この花にはアサギマダラが吸蜜に寄ってきますね。
復路ではそんな姿を見ましたが、写真を撮ることはできませんでした。



ヤマハハコ ↓

この花もなかなか美しいものですね。



ミヤマコウゾリナ ↓

ミヤマコウゾリナが出て来ました。このガラ場は日照条件がよいので、沢筋とはまた違った植生が現れますね。
コメント (8)
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