ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

山岳眺望の得られなかった、南信の山歩き 尾高山と奥茶臼山 その1:しらびそ峠周辺

2013-08-07 09:42:10 | 草花
この夏は体力を相当落としていましたので、木曽御嶽山に登り、山頂で京都のお友達と合流するという毎年恒例の行事を止めにしていました。
そして体力向上を図り、手始めに東三河の鳳来寺山を歩いたのが7月21日のことでした。
そのときに相当バテてしまい、御嶽行きを断念したのは正解だったと感じていました。
しかし、自分の中では「木曽御嶽詣で」は欠かせないことですので、それをめざして、トレーニング登山をコツコツと積み上げるように心積もりしています。

そんなことにより、南信州の遠山郷にある、しらびそ峠を基点として、尾高山と奥茶臼山を歩くことにしました。日曜日の夕食後に車で家を出て、しらびそ峠に夜の10時半頃到着し、そこで夜を明かしました。

翌朝(8/5日)は生憎の曇り空で、今にも雨が落ちてきそうな空でしたが、雨の中で歩くのも山歩きの避けられない要素ですので、荒天でもなさそうですから、山に入ることに決めました。

まずは峠近辺の模様からレポートを始めます。
位置図 ↓

図の南に位置するしらびそ峠から北東方向に歩き、尾高山を経て奥茶臼山に至り、そこから来た道をそのまま、しらびそ峠まで帰ってくるコースとしました。



遠望図(カシバード) ↓

今回は天気が思わしくなくて、遠望の写真が撮れませんでしたので、CGをあげておきます。
天竜川対岸の風越山から見たときにこういう風景が展開されているはずです。
この背後には南アルプスの連嶺が聳えるはずですが、それは割愛しました。



鳥瞰図(カシバード) ↓

同じような画になりましたが、もう少し近付いた場所からの想定画となります。
赤い実線が歩いた行跡ですね。(右から左に歩いて、奥茶臼山からは右に戻ります。)



断面図 ↓

往復17.6kmの道のりだったようです。稜線歩きも凹凸がかなりあり、結構草臥れました。



ハイランドしらびそ ↓

この施設は、昔、上村(かみむら)村営だったように記憶していますが、町村合併により今は飯田市に入っていますので、どうなっているのでしょうか。
「雲上の楽園」を謳い文句にしていますが、標高1900mを超す場所にあり、風景絶佳、星空を観察するのにも絶好の場所のようです。
宿泊料金は一泊二食税込みで9000円だそうですから、今の時代なら安い部類でしょうか。



しらびそ峠 ↓

小生はこの場所で夜を明かしました。涼しくて快適な一夜でありましたね。
本当なら目の前に南アルプスの絶景があるのですが、今回はまったくそれが見えませんでした。



登山口 ↓

この木段を登っていきます。入口に「熊出没注意」の看板もありました。




イケマ ↓

車を置いた場所にイケマが咲いています。



ウバユリ ↓

イケマのすぐそばにはウバユリが咲いて立っています。



ノリウツギ ↓

車道沿いにノリウツギも身を乗り出して咲いていました。



ヤマホタルブクロ ↓

山側斜面にヤマホタルブクロが沢山咲いています。



ヨツバヒヨドリ ↓

ヨツバヒヨドリはこれから花を開くところですね。こんな高いところまでアサギマダラは吸蜜のためにこの花を訪れてくれるでしょうか。



クマイチゴ ↓

クマイチゴの実が少しだけなっていました。口にすると、少しだけ甘さが感じられました。
これは馬鹿には出来ない味だと思いましたね。




コメント (8)
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