ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

11/5日 三河の三ツ瀬明神山 その7:胸突き八丁を下り、中腹の道を巻いて行く

2013-11-14 06:37:41 | 草花
一昨(11/12)日に三重県の藤原岳を歩いて来ました。
天気予報では晴れの筈でしたが、日本海側では雪もあるとのことで、その場所が列島のくびれ箇所で、日本海側の気候の影響を受けやすい場所ですので、その点が気掛かりでもありました。

案の定、現地に着いたときには今にも雨が落ちてきそうな空模様でしたが、山を登っていくうちに、ぽつぽつと音を立てて落ちてきたのは霰(あられ)でした、それがすぐに霙(みぞれ)となり、一時は雨に変わりましたが、高度が上がるとそれがとうとう雪になってしまいました。
そんなパターンを何度か繰り返して、カメラをしまったり出したりを繰り返して、藤原岳三昧の一日は終わりました。

そのレポートはこの二日後から始めますが、今回は明神山シリーズの最終回のひとつ手前の記事となります。
胸突き八丁の急坂を下りて行く ↓

三ツ瀬道との分岐点で、乳岩側に下る道に入ってきます。すぐに胸突き八丁の急坂に差し掛かりますが、下るときは滑らないように気をつけながらゆっくりと歩運びをします。
眼下に鳳来湖を見下ろせる場所があります。



急坂の途中で一休み ↓

湖を見て写真を撮ったあとは一休みをし、お腹に少々詰めます。
そんな目の前で、青空にヒメコマツの木がキッパリと立っています。



落葉 ↓

再び坂道くだりに入ります。もう木の葉は半分以上落ちています。



シキミ ↓

この急坂沿いにはシキミの木が良く見られます。



胸突き八丁のお終い ↓

これで急坂下りは終わりとなり、鬼岩乗越しまで、暫くは痩せた岩稜歩きとなります。



イワナンテン ↓

大岩の日陰部分にイワナンテンが這っています。 先端には今年咲いた花の痕が見えます。



ヒカゲツツジとホソバシャクナゲ ↓

ヒカゲツツジはシャクナゲに近い種類で、ヒカゲシャクナゲと呼ぶところもあるそうです。
比較のために左にヒカゲツツジ、そしてホソバシャクナゲを右側に並べました。



鬼岩乗越 ↓

鬼岩乗越しで乳岩へ下る道を分けて、今度は中腹の巻き道を採ります。この間中、人には出会っていないところを見ますと、こういう歩き方を一般的にはあまりしないのではないかと思います。



中腹巻き道の黄葉 ↓

人通りが少ない分だけ、ゆったりとした気持ちで山道を歩いていられます。
潅木の黄葉が新鮮に見えてきますね。



ヤブムラサキ ↓

目の前に実をつけたものが現れ、それがムラサキシキブの仲間だとわかったときには少し意外に思いました。このヤブムラサキは葉の手触りがフカフカです。



カエデの紅葉 ↓

大変部分的ではありますが、カエデの美しいところを楽しみます。



リンドウ ↓

リンドウの花をもう少し色鮮やかに撮れば良かったのに・・・と悔やんでいます。



アキノキリンソウ ↓

アキノキリンソウは道を通せんぼするように踏切のバーのようにして咲いていました。


センブリ ↓

今回は露出が微妙に開きすぎて、明るい花は白っぽく撮れてしまいました。


キッコウハグマ ↓

キッコウハグマの咲いた花に出会えました。花が残っていただけでもラッキー!ですね。
コメント (4)
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