ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

11/5日 三河の三ツ瀬明神山 その8(最終):久しぶりにケンポナシを拾って試食、少量を持ち帰り

2013-11-15 07:13:12 | 草花
この時季にこの山を歩いて過去に二度ほどケンポナシの実を見ています。
今回もそんなことに出会えるかどうか、期待しながら歩きます。

ケンポナシはクロウメモドキ科ケンポナシ属の落葉樹で見上げるような高さに育つ木です。
この樹の特徴は果実を付ける柄(果柄)が不規則に、まるで人の力瘤のように屈曲していて肉付きよく見えます。
この枝(果柄)を齧ると甘くてジューシーなんですね。

日本にはケンポナシの仲間が二種類あるそうで、もう片方はケケンポナシというそうですがその区別が微妙です。
今回掲載するものもそのどちらになるのか実はハッキリしませんので、その辺はご容赦ください。

地面に落ちていたケンポナシの果柄 ↓

またケンポナシに出会えました。この状態で地面に落ちているのです。
果柄が熟すと落下するのでしょうか、それとも立て続けに来た台風によって無理やり枝から引きちぎられたのでしょうか、あたりにはかなり散らばっているようです。



ケンポナシの樹の枝先 ↓

沢筋の風の来ない日当たりで休憩を入れていたときに目の前で、ケンポナシの木が高く聳えていました。
こうして眺めるのは初めてのことでしたので、ズームして撮ります。



ケンポナシの近写 ↓

落ちていた果柄をいくつか拾い家に持ち帰りました。果柄を齧ってみると甘さがあります。
幾分梨のような香りも感じられたと思いました。
山の神様に試食してもらうと「甘いけれど、渋い」とのことでした。



不確かな道 ↓

道はやがて斜面崩落したあとに別途つけられたようで、大変不確かになりました。
この道で良いのか?・・・と疑問を持ちながら進んでいくと、ロープがありましたので、それで合っていたのだと安心して下りて行きます。



ホオノキの黄葉? ↓

これまではっきりと意識して眺めたことはありませんでしたが、ホオノキもこういう色付きをするのですね。



これは何の種類なのか? ↓

この見事な紅葉はいったい何でしょうか? 蔓状の木でしたね。この眺めを得ただけでも随分得をしたように思いました。
keitann様
より、コメント欄に「サンカクヅル」では無いか、とご示唆を頂きました。
どうもそのようですね。ありがとうございます。




植林帯を下る ↓

来る時もシダの生い茂った植林帯を登って来ましたが、下りの場面でもそれが出てきました。



リンドウ ↓

この山ではリンドウの花に何度か出会えました。これが今年の見収めになるのでしょうか。



イヌヤマハッカか? ↓

見慣れない花に出会いました。これはイヌヤマハッカでしょうか。随分花のつき方が少ないですが、それは樹陰の所為かもしれません。



沢と出会う ↓

山道下りの最終場面で沢に出会います。ここまで下るとあと僅かで車を置いた場所に着きます。朝早くに来た御蔭で随分時間の余裕がありますので、持ってきたものを全部食べてしまおうと思い、ここでまた小休止を取ります。


清流 ↓

休みながら沢の上流部を覗きます。静かに美しい流れが動いてゆきます。



沢とお別れ ↓

小休止を終わり沢とお別れです。明るい日差しと影の対照が印象的でした。



下山地点 ↓

このシリーズ最初の記事で上から5番目の画と同じ場所を撮りましたが、日あたりのよい時刻ですので随分印象が違ってきます。



駐車場所 ↓

朝とは違い、他の車も詰まっています。この中に他県ナンバーもありました。



歩行数 ↓

歩行数15000歩の割には体は疲れています。これから少しずつ脚力を向上させたいと思いました。

コメント (10)
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