ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

10/04日 東三河の里山歩き その5:金山から愛知・静岡の県境稜線を雨生山に向かって歩く。

2015-10-12 07:15:14 | 草花
林道から再び山道に入り、やや急な登り勾配を根気よく詰めて行きますと、15分もしないで尾根につきます。
この尾根は愛知県と静岡県の県境になっていて、この県境稜線は東西に延びて、これから歩く、金山の頂上を経て、雨生山、宇利峠もふくまれていて、ずっと西は多米(ため)峠を経て、神石山まで続いています。

この記事では尾根上の好展望地(名前がついていませんので便宜上「展望丘」と呼んでおきます。)に至るまでの道筋をレポートして行きます。

金山の登り ↓

抉れた感じの道が少しの間続きます。




カンアオイ ↓

山側の斜面に、カンアオイの、端正なハート型の葉が出て来ました。



尾根到着 ↓

ここで県境稜線に突き当たります。こここを右折してずっと尾根道を西進します。



金山山頂 ↓

金山山頂は視界が開けず、樹陰にあるという感じです。



金山山頂 ↓

山頂の北側の一角には、電波反射板があります。 



シモバシラ(の花) ↓

三河でシモバシラの花が咲いた・・・という話を聞いていましたので、ここでも咲いている、と期待してやって来ましたが、県境のために、適宜草刈りをするようで、ここの株はその”被害”に遭っていて、よく探して、やっとこの一輪にありつけました。



雨生山へ向かう県境稜線 ↓



多少のアップダウンはありますが、総体的には平らな道を西進して行きます。



裸地 ↓

稜線上にも、むき出しの地面が見える場所があります。(この場所も名前がついていませんので、便宜上「赤ハゲ」と呼んでいます。)
この場所にも蛇紋岩地の特異な植生と、ちょっとした山岳景観があります。



ミカワマツムシソウ ↓

ここでは、装飾花のついた株が有りました。



平尾山 ↓

豊橋市では一番高いとされている、平尾山が見えます。



三ツ瀬明神山 ↓

木々の間から、三ツ瀬明神山も見えていますが、やがて枝葉に遮られて、見えなくなることでしょう。



オミナエシ ↓

オミナエシも、随分、成長を抑制されているようです。



T字路 ↓

稜線のT字路に差し掛かりました。これから先は、雨生山の山域となります。



サワシロギク ↓

稜線の少し下に降りて、山斜面の植物も確かめます。北側斜面でサワシロギクを見て行きます。
花が新しいときは白で、やがて色あせてくるとピンクになってきます。



ムラサキセンブリ ↓

ムラサキセンブリの花は、未だ早いのですが、フライング気味に、咲いたものも出てきました。


近写します。



再び三ツ瀬明神山 ↓

もう一度、三ツ瀬明神山を見ます。これが、この日の、見収めになったようです。



宇連山の山並み ↓

画面の奥で、左から右に、鞍掛山、棚山、宇連山とワンセットで連なります。



「展望丘」 ↓

また県境稜線に復します。 ここからは、南側に、浜名湖の眺めも得られますが、それは雨生山の山頂で、楽しむことにします。
コメント (6)
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