ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

4/20日 藤原岳を孫田尾根から聖宝寺まで その2:左側に大きな竜ヶ岳の山体を見ながら、丸山まで歩く。

2018-04-26 07:12:34 | 草花
長大な孫田尾根に取付いて、山頂の展望丘を目指しますが、未だ先が長いのです。
この先に現れるのは多少のアップダウンはあるものの、丸山-草木-多志田山-治田峠からの交点-岩尾根の急登といくつかの節目があります。

取り敢えずこの記事では、丸山までの道のりで、出逢えた草花をレポートします。

ミヤマハコベ ↓

ミヤマハコベはこの山では広く生育していました。


ニガイチゴ ↓

稜線に出ても未だこのイチゴが出てきます。



テンナンショウ属 ↓

凄味のある、なかなか個性の強い花ではないでしょうか。



竜ヶ岳 ↓

稜線の左側には谷を隔てて竜ヶ岳の堂々たる姿があります。



ヤマブキ ↓

ヤマブキにも何度か出会いましたが、これが一番近くで見られた株です。



コツクバネウツギ ↓

花の中の黄色い模様が綺麗なのですが、足場が悪くて近づけません。



コショウノキ ↓

コショウノキは花が終わって青い実がついています。こちらは常緑です。



ヒメウズ ↓

この山では石灰岩の間に根付いていました。


もう一度竜ヶ岳 ↓

惚れ惚れするような大きさで迫ってきます。



シキミ ↓

今山行でこの一株だけ花をつけた姿を見ています。 



オニシバリ ↓

コショウノキと似たような実をつけています。オニシバリは夏に葉を枯らせます。



山椒 ↓

この尾根道では山椒が良く生えていました。最後の急登で、幹をつかんだところこの木でしたので、棘に刺されました。 この木ではもう直に花が開きますね。



ヤブサンザシ ↓

野山を歩いて初めてヤブサンザシの花を見ましたので、テンションが相当アップしました。



これは? ↓

柔らかそうな葉と茎ですが、ハシリドコロでしょうか?



オモト ↓

実のついたオモトを見ますが、実のつき方は良くありませんね。



キランソウ ↓

キランソウ属の似たような花がこれから後も出てきますが、これはキランソウで良さそうです。



ムラサキケマン ↓

紫色が出てくると・・・・・・



ミヤマキケマン ↓

すぐに黄色も出てきました。



コクサギ ↓

コクサギに花があります。葉を取って確認のために匂いを嗅ぐと、独特の生ゴムのような臭いがありました。



カテンソウ ↓

花が小さくて撮るのを止めようかとも思いましたが、折角ですので、ご挨拶します。



丸山着 ↓

最初の節目の丸山に着きました。表示板には標高645mとあります。
このあたりで、特別な植生は無いかと探します。
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4/20日 藤原岳を孫田尾根から聖宝寺まで その1:日の出時刻に街道歩き。暑い一日の始まり。

2018-04-25 07:05:44 | 草花
20日(金曜)に藤原岳を歩いて来ました。この日は山に入っていても暑い一日でした。
東藤原駅前に車を置かせていただき、そこから50分の街道歩きの後に登山口に来て、そこから孫田尾根に入って行きます。
長い孫田尾根を登り詰めたところが藤原岳の展望丘で、そこから無人の藤原山荘を目指して下り、強い日差しを避けて山荘内で、一休みし、下山コースは聖宝寺道を採りました。
下山してからは70分ほど街道歩きをした後に車のところに戻りました。
帰路は名古屋市での交通渋滞を避けるために、山行中の時間をたくさん取って、道が空いてから車を走らせるように時間を調整しました。

位置図 ↓


山容図 ↓


歩いたコースを重ねて(カシバードで) ↓


実行図 ↓

駐車場所から時計回りで歩いています。


断面図 ↓

左右両端の平坦部分が街道歩きとなります。



東藤原駅 ↓

朝早い時間でしたので、駅舎内に明かりがともっています。



街道歩き ↓

街道歩きに入ったのは午前5時14分のことでした。



夜明直前 ↓

養老山地の山の端が明るくなり始めています。
この時時刻は午前5時28分。



藤原岳に朝日差す ↓

藤原岳の石灰岩採掘箇所に朝日が差し、ちょっとしたモルゲンロートが見られます。
時刻は午前5時34分。



植林の道 ↓

左右が植林されたその間の町道を歩きます。



曲がり角 ↓

この曲がり角を右折して山に近づいて行きます。



ツルニチニチソウ ↓

植林下にツルニチニチソウの花を見ます。



ヨツバムグラか? ↓

その傍でこんな花も見ます。ヨツバムグラでしょうか?



茶畑 ↓

見覚えのある茶畑の脇を通り抜けます。



シャガ ↓

シャガの花を見るようになると、登山口が近づいたことになります。



ニガイチゴ ↓

荒れ地の端にこんな花も見ます。



墓所 ↓

墓場の前に小広い空地があり、登山者はここに車を駐めさせてもらっているようです。
お墓参りの方のための空地ですから、お盆やお彼岸には邪魔にならないような注意が必要ですね。



上水道の設備 ↓

上水道の設備の脇を通り抜けると登山口がありますが、それと分かるような表示はありません。



神武神社跡地 ↓

登山口から15分弱の登りで、ここまで来ます。お詣りして通過です。



ヤマツツジ ↓

山の稜線に着き、これからは山頂の展望丘まで長い長い尾根歩きが始まります。
崖のような山斜面にヤマツツジが咲いていますが、遠いので不鮮明になりました。



ヤブツバキ ↓

椿の花も終焉間近となりました。
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4/16日 治部坂峠から大川入山を一回り その6(最終記事):国道153号を歩いて治部坂峠に戻る。

2018-04-24 07:11:18 | 草花
このシリーズ六回目で、最終記事になりました。
いつも身に着けて歩く万歩計ですが、つける位置が高すぎたようで、正確にカウントされていないことに気づきました。
また、歩行のトレースを記すGPSも電波の届かないトンネル内で、針があらぬ方向を指して、狂ってしまい、一筆書きが上手く描けなくなってしまいました。
そのために100%正確な歩行図とはならなくなってしまったのが残念です。

この記事ではいつもは車で走り抜けている国道を、ほぼ二時間近くも歩き続けて、出発地に戻るという、いささか愚直な部分のレポートとなります。

国道153号線(三州街道) ↓

黄色い板に100k8とありますが、名古屋まで100.8kmの位置にあると読みました。
実際に歩いてみると、100k7、100k6・・・・と数が減って行きます。
右を流れるのは先ほどから続く恩田川で、後に天竜川に合流して太平洋に流れ込みます。



アブラチャンか? ↓

こちらはアブラチャンでしょうか? 遠くで咲いていてよく判りません。



サワシデか? ↓

これはサワシデでしょうか。
川沿いを歩くと山道とは違った植物が見えてくるようです。



ミツバツツジ ↓

ミツバツツジは山の斜面の一部で時々咲いています。



キブシ ↓

キブシの良い姿の花が目の前に現れました。
ここでトンネルに向かって行きます。



浪合トンネル ↓

車で通過するときも、やや長いと感じていたトンネルを、歩いて通り抜けます。
トンネル内では通行車との接触の危険があると感じていたので、危険防止のためにヘッドランプを点して歩く用意をしていましたが、歩行者用に段差のある高いところに通行路が造られていて、ライトを点さなくても安全に歩くことができました。




トンネル内 ↓

このトンネルの全長は639.3mだそうで、この設備は非常通報装置のあるところでした。
名古屋からの距離は97.9kmの地点のようです。



馬頭観音 ↓

よく確認していないので恐縮ですが、おそらくここが「塩の道」になっていたのでしょうか。牛馬が往来したころの名残なんでしょうね。碑銘は「馬頭観世音」とありました。



今度は「治部坂川」 ↓

トンネルを出ると、今度は治部坂川沿いに歩きます。この川はすぐに先ほどの恩田川と合流し、和知野川と名前を変えて、天竜川、太平洋にと流れ下ります。



S字カーブ ↓

このカーブまで来ると、治部坂峠がすぐ近くになります。



大川入山 ↓

国道上から、先ほど歩いた大川入山が見えていました。



治部坂高原に戻る ↓

治部坂高原のスキー場に戻ってきました。ここで国道から分岐します。



駐車場着 ↓

午後4時ジャストに戻ってきました。もう少し後で、あたりが薄暗くなるころに戻るかと思いましたが、意外と捗ったようです。
ストレッチをしてから車に乗り、家路につきます。
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4/16日 治部坂峠から大川入山を一回り その5:スキー場内を歩き下山。一般道を歩いて寒原峠で国道153号に出会う。

2018-04-23 07:08:16 | 草花
水場であたりの小湿地状のところを歩き回ります。花を探してのことですが、ここでは未だ季節が早すぎて、なにも見当たりませんでした。
流れのほとりに目をやるとやっと、小さな黄色が見えました。

〇〇ネコノメソウ ↓

見つけた花はこの仲間がいくつかあっただけでした。
水場を後にします。

※記事を投稿後にコメント欄にて「ニッコウネコノメソウ」とご教示いただきましたことを付け加えておきます。


登山口 ↓

すぐに登山口に下りてきました。ここからは雪の無くなっているスキーゲレンデを歩いて行きます。



三階峰 ↓

スキーゲレンデの基地方向に緩い傾斜を下って行きます。正面に三階峰が聳えています。




フキノトウ ↓

皮肉なものですね。お土産に摘んで帰るには花が進みすぎています。



スキーセンターの建物 ↓

ゲレンデ基点にはスキーセンターの建物がありますが、ここでもスキーシーズンの済んだ今は無人でした。



スキーセンターから先は街道歩きとなります。



ベニバナイチヤクソウ ↓

この地方で特筆すべきは道端に何度もベニバナイチヤクソウの株を見られることでした。
花の時季に来ればさぞかし賑やかな光景が見られることでしょう。



キブシ ↓

木々はまだ芽吹き前で、早春という感じですね。キブシは今が盛りのようでした。



バッコヤナギか? ↓

この柳は川沿いの道ですのでたくさん見ました。



シロモジか? ↓

これはシロモジでしょうか、それともアブラチャン?



ミツバツツジ ↓

ミツバツツジもまとまっては出て来ませんが、山肌を彩っている姿を何度も見ます。



恩田川沿いの道 ↓

川沿いの道筋に、ポツリポツリと民家も出てきますが、随分静かな道でした。



国道153号と交わる ↓

寒原峠に着き、ここで国道153号と交わります。 峠に石碑がありますのでそれに近づきますと、背後から民家の犬にやかましく吠え立てられてしまいます。



峠の歌碑 ↓

ここには石碑が建っていて、それは「卯の花もまことの雪の心地してあらし身にしむ寒原の山」と彫られた歌碑でした。
それは、この地で応永31年(1424年)に戦死した尹良(ゆきよし)親王の調査に来た加部厳夫(かべいずお)が、明治13年に、悲劇の親王を悼んで、卯の花(ウツギの花)に心境を託して詠んだ歌でした。
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庭で見る花 :今年は花が早い! 花のスピード違反  人間の寿命の方は一体・・・・

2018-04-22 16:14:10 | 草花
「今年は花が早い!」・・・・と誰もが言っています。

この調子で早く夏が来て、長く居付き、それでやっと帳尻合わせをするのでしょうか?・・・・とそんなことまで心配してしまいますね。

夏の暑さは厳しく長く、冬の寒さも辛くて長い・・・・そこへもってきて花粉症は酷くなり、大陸からは黄砂に載せてPM2.5の飛来と悪いことを考えると枚挙に暇がありませんが、そういう厳しい中にあっても日本人の平均寿命がどんどん伸びています。

これは幸せなことに違いありませんが、「でも、なんだかなぁ・・・・」という気持ちもあります。
愚痴を言っていてはキリがありませんので、ここはひとつ前向き思考ですね。

花に水を遣って、元気づけよう・・・・・程度のことですが。

昨晩、寝床に就き、消灯したら、すぐに蚊が「ぷ~ん」と顔の周りで飛んでいます。
今年になって初めて蚊取り線香をつけて寝ました。

 ♪蚊ひとつの一日騒ぐ枕かな♪ 一茶

水遣りがてら、庭の花などを見てきました。

ドイツスズラン ↓

花が開き始めました。花に鼻を近づけて匂いを嗅ぐと良い香りがあります。



オドリコソウ ↓

大分にぎにぎしく輪舞をしています。



エビネ ↓

思い切って移植してから、全く”業績不振”となりました。



カリン ↓

今年は花の後の果実が相当多くなっています。どこかで間引く必要がありそうです。



朝の芍薬 ↓ 午前8時30分頃


午後の芍薬 ↓ 午後2時30分頃




アマドコロ ↓

柿の木の根元で半径50cmの円状にたくさんの株が咲いてきています。



ジャーマンアイリス ↓

大きな花ですが、色が涼しげですので邪魔にはしていません。



オキナグサ ↓

種が出来たようですので、さっそく採種して、鉢に播きました。上手くいくと良いのですが・・・。

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