ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

4/15日 雨後の筍掘り

2018-04-18 07:08:16 | 草花
この15日に孫たちと筍掘りに行ってきました。
山の神様のお友達から、一週間ほど前から「筍掘りにいらっしゃい」とのお誘いを受けていました。
孫たちにもそのことを話すと大変乗り気でしたが、天気の週間予報では15日が雨となっています。
皆はそのことが大変気がかりでしたが、小生だけは「大丈夫!」と太鼓判を押していました。

恐らく天気は早めに推移して、ちょうど雨の降った後の絶好の「雨後の筍」日和になればよい・・・とこれはまことに楽観的な希望を持っていました。

お天気の方は皆の心配通りに、土曜日曜の雨という予報が動くことなく、その日が近づいてきました。
その週末の天気は荒れ模様で、土曜日の夜半から強い雨と風がありました。
15日になっても雨はお昼ごろまで残りましたが、小生は一貫して楽観的でした。

お昼ご飯を食べて出発の頃には雨は上がり、西空には雲の切れ目も見えて、望んでいた通りの天候推移となりました。

筍掘り隊員 ↓


雨後の筍 ↓


ターゲット ↓


スコップ ↓


鍬 ↓


後処理隊 ↓

外皮を向いて嵩を小さくして、たくさん持ち帰れるようにしています。

皆が筍掘りで大活躍している間、小生は写真を撮ったり、孫の補助をしたりしていましたが、最後の段階で、竹を一本だけ伐り出して、それを適当な長さにカットして、車に乗せて持ち帰りました。

掘り出した筍は、自分たちの食べる量をはるかに超えていて、付近にもお裾分け出来ました。
あく抜きしていただいた筍はことのほか美味に感じます。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4/16日 峠路にて久しぶりに見たザゼンソウ

2018-04-17 10:08:33 | 草花
峠路・・・・言葉から想像すると、たいていの人は乾燥した場所を連想するのではないでしょうか。

ところが峠路なのに、小湿地があり、峠路なのに水の流れさえある・・・・・そんな場所でザゼンソウは生育していました。

目の前を車がビュンビュン通るけれども、誰もこのことには気づかずにハンドル握って通り過ぎて行きます。
小生がこの場所のことを知ったのは、もう30年以上も前のことで、この付近に車を駐めて、別の山を歩いてきた後のことでした。
山から下りて、車のところまで戻りながら、ちょっと閃いて、この場所に足を向けてみたところ、花期の終わったザゼンソウを見つけたのです。
この場所のことがずっと気になりながらも、ザゼンソウを見るだけのためにはここまで遠征できませんでしたので、ここに来ることには不熱心でした。

今回はその”ついで”に恵まれて、ちょうど花の時季にここに来ることができました。
前の木の葉が邪魔 ↓

前面の葉っぱが邪魔ですね。しかし、水がじくじくしている場所で、おまけに山靴からズックに履き替えてしまっているので、望遠で引き寄せて撮るのが精一杯です。



今度は木の陰で ↓

別のものを探します。こちらの花では、木の背後から撮るしかありませんでした。



下向きのもの ↓

これですと中が覗けません。



全景 ↓

ザゼンソウの草の株はあたりにたくさんありましたが、花をつける株はそのうちの一割程度でしょうか。



見本的な姿 ↓

ザゼンソウという名前からイメージする、それにマッチしたものを見つけました。



本体の株から離れて俯きに ↓

こちらは本体の株からは大分離れて俯きに咲いています。



無理に起こそうとして・・・・↓

俯きのものを無理に起こそうとしたら肉穂花序(にくすいかじょ)が割れてしまいました。
その割れた肉穂花序を手に取って匂いを嗅ぐと、不愉快な匂いがあります。
座禅修行中の”お坊さん”が剥き出しになってしまって、気の毒なことをしました。



良い姿のものをを見つけた ↓




近写 ↓

それを近写します。これにて車に戻ることにしました。



未練がましく ↓ 

帰りがけに最初に見た花を、何とかして違う角度からでもちゃんと撮れないものかと再チャレンジしますが、足場が悪くて何ともなりませんでした。


※以下の記述はwikiからの受け売りです。
開花する際に肉穂花序(にくすいかじょ)で発熱が起こり、約25℃まで上昇するということです。
そのため周囲の氷雪を溶かし、いち早く顔を出すことで、この時期には数の少ない昆虫を独占し、受粉の確率を上げるということです。

発熱時の悪臭と熱によって花粉を媒介する昆虫のハエなどをおびき寄せると考えられています。
全草に悪臭があることから英語では Skunk Cabbage(スカンクキャベツ)の呼び名があるそうです。

開花後には大型の葉を成長させます。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4/5日 藤原岳天狗岩~御池岳まで春の花巡り その7(最終記事):白船峠から木和田尾を経て下山。

2018-04-14 07:14:02 | 草花
このシリーズ最終の記事になりました。
標高1000メートルほどある白船峠から車を置いたパーキングまで高度差820メートルほどを下ることになります。
この時季に見るべき花は殆んど見て来たような感じはありますが、まだ一つだけミスミソウを目にしていません。
心当たりの場所を通りますので、それを何とか見ることができないものかと、期待しながら山道を下ることになります。
下り始める ↓

下り始めは落ち葉の詰まった道でした。



シュジョウバカマ ↓

道端に背丈の小さいショウジョウバカマが出てきました。



ヤブレガサ三態 ↓





ある場所でヤブレガサの大きな群生があります。この場所の前にも、あとにもヤブレガサは出てこなくて、ここだけの王国です。



水を頂き・・・ ↓

ここで水を補給して行きます。水のそばは葉が50cmくらいは積もっていて、頼りない「ふかふか感」がありましたが、やがて靴の中に水が入って来たので、びっくりしました。



ミスミソウ ↓







目当てにしてきた場所に来て、ここでミスミソウ探しをします。以前は薄ピンクの花も見ていますが、今回は場所が荒れていて、とても花があるような場所には見えないほどに変貌していました。
それでも何とか何輪かの花を見つけることができましたが、白花ばかりでした。



〇〇スミレ ↓

とても小さな”スミレ”を見つけましたので記念撮影しておきます。



木和田尾歩き ↓

木和田尾の穏やかな尾根歩きに移行します。



ダンコウバイ ↓



下の画では葉が伸び始めていて、ダンコウバイ特有の葉の形が見えています。



カタクリ ↓



期待をしていなかった場所でカタクリの花を見ました。頑張って花を見せてくれているので、しゃがみ込んで挨拶をしました。



尾根下り ↓

明るい尾根道をずんずん進みます。



シキミ ↓

シキミはお約束の場所で、違えずに出てきました。何本かあるうちの一つにだけ花が咲いていました。



平坦地で ↓

ここで休みを入れて、寝そべって見たりしました。ほんの一瞬雨粒を感じます。
空は雨を落として来そうな様相を呈しています。



ヤマブキ ↓

カメラのレンズが暗くて、光量の足りないところではまるで夕闇の中のような撮り方をしてくれます。



キジョラン ↓

ある場所では、アサギマダラの幼虫の食草となるキジョランが、たくさん生えています。



登山口 ↓

山口の登山口に着きました。ここには簡易水道の配水池があります。



ニガイチゴ ↓

最後は車道(林道)歩きとなります。コンクリート製の水路の向こうでニガイチゴの花が咲いています。



害獣保護柵のゲート ↓

駐車場に行くのに田んぼの道を通ります。ここでは防護柵の中に入って歩くのですが、ついに雨が落ちてきてしまいました。
カメラを濡らさないようにして歩きます。


車に戻ってから、二時間後には我が家のお風呂にありつけました。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4/12日 牡丹の花の見納め ツツジ アマドコロ ルピナス ダッチアイリス チューリップなど続々と・・・ 

2018-04-13 12:13:01 | 草花
ここのところ牡丹の花が咲き出して、目を楽しませてくれましたが、その花も4月12日であらかた勝負がつきました。
今朝(4/13日)牡丹を見ても、早や、最盛期を過ぎた姿になっていました。
牡丹の次は芍薬となるはずですが、我が家の芍薬は未だ蕾が固くて、もう少し後になりそうです。
そんな間隙を埋めるように花が続々と咲き上がってきます。
そんな花たちの姿と、下段に昨(4/12)日の牡丹・最後の姿をレポートします。

クルメツツジ ↓

真っ白な艶のある花でお気に入りですが、なかなか株数が増えてくれません。



アマドコロ ↓

柿の木の根周りに植えています。今盛んに蕾をつけつつあります。



ルピナス テキサス ブルーボンネット ↓

何やら仰々しい花が咲いたな・・・・と思っていたら知らぬ間に切り取られて、仏花になっていました。



柿 ↓

柿の木にも蕾がたくさんついてきています。



ダッチアイリス ↓

今年の一番花が咲きました。



チューリップ(ピンク) ↓

今度はピンクの花の出番になりました。



〇紫色の牡丹
08:21分 ↓


09:28分 ↓

開ききったようです。

午前11時 ↓

風に吹かれて、花びらが揺れています。



〇赤色の牡丹 ↓

咲き始めはこのような鮮やかな色ですが、だんだん色が褪せてきます。



〇白い色の牡丹 
08:22分の横顔 ↓ 


09:25分姉さんの花 ↓


09:25分妹の花 ↓


午前11時姉妹でツーショット ↓


午前11時姉さんの花 ↓


午前11時妹の花 ↓


正午姉妹揃ったところを見納め ↓
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4/5日 藤原岳天狗岩~御池岳まで春の花巡り その6:鈴鹿最高地点の御池岳丸山から、鹿に遭い、白船峠まで戻る。

2018-04-13 07:19:39 | 草花
鈴鹿山脈で標高の一番高いところは御池岳丸山です。
この山頂北側一帯に「21世紀に残したい日本の自然100選」の一つ「御池岳オオイタヤメイゲツ群落」というものがあります。(朝日新聞社と森林文化協会により選定)

そのための保護措置などが講じられてありましたが、保護された樹木に害をなす主体は鹿ですね。
確かにこの地域では増えすぎているようで、鹿の食欲のために、貴重な植物群もどんどん数を減らしてしまいます。

しかし、いくら害をなすからと言って、絶滅させてしまう訳にも行かないでしょうから、適当数を保つ程度に間引きできれば良いのですが、それが上手くいかずに鹿の数は増える一方になっているようです。

防除ネットが・・・ ↓

ここではネットが外れて意味を成していませんでしたが、何を保護していたのか不明でした。
修復は一人の手ではできないので見て、通り過ぎました。



手前のピーク ↓

御池岳丸山目指して、手前のピークを詰めます。



御池岳丸山 ↓

ここが鈴鹿山脈の最高地点になります。
山頂で小休憩を入れていると、年配の男性3人組が登ってきました。
そこでしばらく話をしてから、先に下りて行くことにしました。



防除措置 ↓

山頂一帯で、これが恐らく保護するべきオオイタヤメイゲツなのでしょうね。樹幹にネットを巻いて、鹿が樹皮を剥ぎ取らないようにしています。



その鹿軍団 ↓

山頂から120メートルほど下りたところで10頭くらいの鹿の群れを見ました。
小生を見てさっと逃げていき、或る程度の距離を保ってこちらにお尻を向けて、じっと見続けています。



湿地状 ↓

始めのうちはやや湿ったところを東に向かって歩いていきます。



小さな池 ↓

御池岳付近の山上台地にはこのような小さな池が点在しています。
やがて尾根に乗り上げて、稜線歩きに移行します。



カタクリ峠

未だ春が早い所為か、カタクリの葉はチラホラ程度にしか出て来ません。



稜線歩き ↓

稜線のこういう低木帯を歩きます。



稜線上の一つのピーク ↓

杭の打ってある一つのピークを通過します。そこでは素敵な出迎えがありました。それは↓・・・・・



イワウチワ ↓







突然イワウチワの花が出てきて、これ以後は、連続して出てくるようになりました。



バイカオウレン ↓

ここでは随分小粒な花でしたが、バイカオウレンが一か所だけで出迎えてくれました。



冷川岳  ↓

冷川岳にはこれ以外には目印らしいものが見当たりませんでした。



アセビ ↓




タムシバ ↓

タムシバは尾根の右・左で何度か出会いました。



白船峠 ↓

白船峠に戻ってきました。これで、稜線歩きは終わり、これから後は高度差800メートル以上ある、本格的な下りとなります。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする