今年も残すところあと一日。あまりにも大きな出来事があった2011年。311はとてつもなく過酷な経験ではあったけど、それを経て個人的には価値観が変わった。いや確信が持てるようになったというのが正確かもしれない。311の地獄絵のような光景の最中に感じた周りの人達の気遣い、優しさ、思いやり。少ない物を分かち合い、お互い助け合って生き抜いた。これが本来の人間のあるべき姿だろう。なのに今の社会ときたら、何よりもお金儲けが優先され、蹴落とし、奪い合い、銃口を向け合う連中さえいる。大義って何だ?あなたはなんのために生きている?誰のために生きている?この地から世の中のあり様が変化して行く、そんな気がしてならない。
先日のSUGOでは、走りに来てた人たちからいつもとは違うモチベーションが感じられた。来季ステップアップする人、ニューマシンに慣れようと走りこんでる人、シーズン中とは違う気合が伝わってくる。すでに気持ちは来シーズン!有力選手の移籍情報も入って来たぞ!はあ、でも全日本東地域戦を各地転戦して勝ちを狙って行く闘い方をしたら、エクシーガが買えるくらい予算が必要…らしい。うちはSLのシリーズ戦が精一杯…。もっとローコストで上に上がって行ける仕組みが必要だと思う。
きのう行って来たよSUGOに。今シーズン最後の練習走行よ。朝SUGOに向かって出発したら、高速に乗るまでの道中延々と路面が凍ってて怖かった~。マジで引き返そうかと思ったし。天気予報じゃ大荒れって言ってたから、SUGOもきっと雪が降ってて行っても走れないかもって思ってた。三時間かかって到着。西コースに入って路面見たら、ありゃりゃりゃこりゃドライタイヤで走れんじゃね⁉(゜o゜;; そんなこんなで息子、100周くらい走ったかな、気温0度、風ビュービュー、雪チラチラだったけど(^^;;
先日、DVDを見る機会があった。いやもうただただ泣けた。最近やたら涙もろいな俺…。J先生、いつも娘をご指導いただいてありがとうございます。
いやいやいや。このところ娘の受験対策で頭がいっぱい。各校の入試日程とか宿泊先とか入学金とか…。俺が頭悩ませてもしょうがないけど…受けんの娘だし。しっかしお金かかるねえ…(ーー;)いっそ教育費はすべて無料ならいいのに。世の中の子供達はみんな、未来への希望なのだから。
311から9ヶ月目の12月11日。俺が選んだのはミーシャのライブに参戦すること。ライブを楽しめる日がこうしてまたやってきた…。くじらくんと共に昼過ぎに仙台へ向けて出発。津波が押し寄せた海岸線をくじらくんのクルマで南下して行く。何度通っても、この変わり果てた景色を受け入れきれてない自分がいる。この辺りがまた海水浴客で賑わうのはいつになるのかな。仙台駅東口のパーキングにクルマを入れ、会場の仙台サンプラザに入ったのは16時すぎ。俺らの席は3階席左側だ。場内は立ち見を含め超満員。約10分押しで開演。俺もう1曲目から鳥肌立った。信じられないほど豊かな声量、破綻のない歌唱力。ミーシャの大きくはないであろうあの体のいったいどこからあれだけの声が発せられるのか。全身全霊で歌い上げるミーシャの姿。ステージ上のプレイヤーやダンサーのみなさんからも、被災地の人たちに楽しんでもらいたいっていう気持ちがしっかりと伝わってくる。いろんな思いがわき上がってきて俺、何度か泣けてきた。温かさにあふれた音の洪水に身をゆだねつくした2時間半のライブ。地獄絵のような光景の真っ只中にいたあの震災から9ヶ月。俺たちはまた再びライブ会場に足を運ぶことができるようになった。このミーシャのライブ、たぶん俺、一生忘れない…。くじらくん!りんごと漬物だげ食って、腹減んねのがぁ?(笑)
キレイに塗装してもらってエクシーガが帰ってきた。いろいろよくしてもらってホントありがとう、板金屋のおじさん(^ ^)クルマにキズはついちゃったけど、人の温かさに触れることが出来た、そんな気がしたな。
今週末はカート、じゃない、ミーシャのライブに参戦だーっ。いや久々のライブだな。11日、仙台サンプラザよ。