SUGOは積雪で走行中止みたい。どの道、息子はテスト期間中だから走りに行けないけど。娘はきのう今日と東京からK先生いらしての劇団のレッスン。大人でも弱音を吐くほどK先生のレッスンは厳しいのだ。
娘がちっちゃい頃からずっとピアノを教えていただいてたＭ先生。先日うちの奥さんがＭ先生に大学合格のお礼に行ったら、涙流して喜んでくれたそう。実技試験対策も親身になってやっていただいたもん。あの311の後でさえ、いち早くＭ先生のご自宅でレッスン再開。ホントありがたかった。今の娘があるのは、Ｍ先生のおかげです。Ｍ先生のレッスンもあと1ヶ月だな、娘。
『スライブ』っていう映画のDVDが縁あって俺のとこにもやって来た。この映画を見てどう思うか自由だと思う。でももしあなたが、世の中の仕組みの歪さに少しでも疑問を持ったことがあるのなら、この映画、何かしらのヒントを与えてくれると思う。
劇団で娘がいつもお世話になってるＫ先生（元ミュージカル界のトップスターです）からうちの奥さんに先日電話があった。娘の合格おめでとうって。実は来月東京で、Ｋ先生が主催するミュージカルの公演があるんだけど、劇団の子供たちも参加することになってる。もちろんうちの娘もね。公演に間に合うようにさっさと進路決めちゃって！ってＫ先生から催促されてたもんな（笑）
先日仕事でお相手したのは幼なじみＳくんのお母さんだった。ガキの頃、よく遊びに行ったんだよな。３１１ではＳくんのお母さん、近くの山に避難して無事だったそうだ。でも津波で何もかも流された…。避難した山で18日間もの間、クルマの中で寝起きしたとか。ようやく食糧が届いたのは7日目だったって。瓦礫で道路はすべて寸断され街は大火災が発生して山にも延焼。周囲から完全に孤立。生きた心地がしなかったに違いない。もうあんな思いはしたくない…笑顔で話すＳくんのお母さん。俺はただただ話を聞きながら、涙を抑えることが出来なかった。
きのうSUGOに行ってきた。道中ずっと吹雪(T_T)こりゃ行っても走れないかもって思った。息子が試験続きで、今回逃すと初戦前週まで走る機会がないかもしれない。とにかくエンジンのナラシしないことには…。SUGOに着いてみればピットロード入口から2コーナー先まで積雪。これじゃナラシ出来ない（ーー；）諦めて帰ろうかとも思ったけど、とりあえず雪かき手伝った。そしたら、うそ～日差しと強風で路面がみるみる乾いて行ってる！そして昼前にはすっかりドライに（;￣O￣）なんか信じられなかったけど、このコンディションならナラシやれるじゃん！そんなこんなで無事ナラシ完了。よかった～。今回はチームの人が誰もいなくて心細かったけど、釜石のＯくん親子とご一緒させていただいて助かった。今シーズンはTIAクラスにエントリーらしい。うちと同じく津波浸水地域からの参戦だね。がんばろね(^ ^)
３１１から11ヶ月だね。俺たちはあの時見たんだ。今まで当たり前のようにそこにあった多くのものが瞬時に姿を消す光景を…。得たもの、築き上げたもの、それがたとえどんな過程を経てそこに存在してたとしても、一瞬にして失われて行く無常。過剰すぎるこだわりとか執着とか所有とか、なんて意味の薄いことだろう。だったら世の中、与えよう、分かち合おう、それでいいじゃん。
娘のアパート、早速決めちゃったって。早かったな～。でもね、入念なリサーチはしてたのよ。バス停、郵便局、コンビニ、交番、すぐそば。ガッコ徒歩圏内。今リフォーム中。家賃は駐車場もついて3万円台(^_^;)まあ、古い物件ではあるんだけどね。いろいろ縁が縁を呼んで、とっても親切な不動産屋さんに巡り合えたの大きい。縁は大事にしましょ。
原子力発電はやっぱ人間が手を付けるべきものじゃなかったと思う。ガキの頃、原子力発電ってすっごい技術なんだろうなーって思ってた。でも俺も大人になって原理とか理解出来るようになってちょっと驚いた。お湯沸かしてタービン回すだけかよ…。原子力発電は絶対安全ですって言うから、多くの人達が信用した。でも取り返しのつかない事故が起きてしまった。事故が進行する過程で、効果的な対処を現場の人間が実現するのはしばしば困難が伴う。そもそも、リスク管理も含めた施設設計に根本的な問題があった。でも絶対安心だと言い放ってきた。こんな事故を起こしておいて、未だに原発推進しようとしてる連中がいるなんて…。
