闘え!文庫魂

空手を愛する熱い仲間たち
金沢文庫木元道場生におくるメッセージ

自分のやっていることを

2008年02月28日 | 道場日記

 大切にして照れずに一生懸命になること・・・それが何であってもそう思って行動できると自分の人生にとっていつか財産になる。みんなにとってまだどんなことがそういうものになるかはわからないけど、今せっかく空手をやっているんだからそう思ってやったほうがいいよ。

 

 中上級の少年部の前に帯と賞状を受け取る先輩に茶化すような拍手をした子達がいたのを受けてせんせーが静かに話した。
 その後青帯さんだけ分かれて審査の項目を稽古することとなり、黄帯以上のみんなに指示をだそうとしたその時、待っていた青帯数名が遊び始めた。当然雷が落ちて自己申告により正座。残念だけどその子達にはさっきの言葉がすぐに心には届かなかったみたい。さすがに黄帯以上はその後のスクワット、せんせーが見ている見ていないに関わらずみんな明るく元気に限界まで頑張っていた。みんな今日は少年部といえども筋肉痛かもね。

 

 せんせーは子供達のそれぞれを受け止めて、それぞれの成長を本当に気長に待ってあげる人だと思うけど・・・ときに絶対に見逃さないこともある。

 

 自分の心に止めて、自分で動いて欲しい。
自分の心はいつも自分を見ている。

 

 まだ小さいみんなには難しいことかもしれないけど・・・

 

 きっとそうやって頑張ることでいいことがあるよ。

 

 昨日久々に稽古に来てくれた某先輩が道場に入ってくるやせんせーの「おぉ」の声に照れ笑い。「お忙しかったんですか?」と尋ねると「忙しかったときも確かにありましたが、来れるのに来ないときもありましたから・・・」何と正直な回答(笑)。
久しぶりの稽古はきつかったかもしれません。でも自分の心に勝って道場に来てくれたんだから嬉しかった。せんせーの「おぉ」はその嬉しい声だったんです。