日大豊山水泳部 活動日誌

インターハイでの総合優勝を目指して、日々練習に励んでいます。

読書案内 その4 『ジェダイの哲学』(ジャン=クー・ヤーガ)

2020-03-05 15:43:35 | トピックス

著者のジャン=クー・ヤーガは詳細不明のジェダイであり、我々パダワンを導くために書いたのがこの本です。

スターウォーズを見ていない人には何を言っているのかさっぱりわからないと思います。

映画『スターウォーズ』のシリーズを見たことがないという人は、この休校の機会に是非ご覧ください。

なぜかというと、スターウォーズは単に善のヒーローが悪物を倒すというだけの物語ではないからです。

善や悪を超えた、もっと深い哲学を秘めた物語なのです。

例えばダークサイドの権化のようなダース・ベイダーはもともとジェダイになるべく修業を積んでいたアナキン・スカイウォーカーだということからもそれがわかります。

ジェダイとはフォースのライトサイドを信奉する思想集団であり、シスとはフォースのダークサイドを信奉する思想集団です。

フォースそのものは良いとか悪いとかいうものではなく、その一側面から見たものにすぎず、フォースは世界のすべてを含んでいます。

この世のすべてを光で満たすことは出来ません。

なぜなら闇なくして光は存在しないからです。

つまり、ダーズ・ベイダーはフォースにバランスをもたらすものとして必然的に誕生したわけです。

真のジェダイとなりフォースを使いこなすためには、フォースのあらゆる側面を学ばなければなりません。

それを解き明かしてくれるのが『ジェダイの哲学』であり、我らが師となるジャン=クー・ヤーガなのです。

なぜ私がこの本をお勧めするかというと、私が多くを学んだインド哲学に通ずる部分が多いからです。

インド哲学の思想の中心的な部分を記した『バガヴァッド・ギーター』を読むことが一番ですが、スターウォーズをみて『ジェダイの哲学』を読む方が取り組みやすいです。

「私はフォースとともにあり、フォースは私とともにある」

生き方、あり方の多くを示唆してくれる本だと確信しています。

竹村知洋

 

 

 

 

 

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読書案内 その3 『幾何への誘い』(小平邦彦)

2020-03-05 15:16:34 | トピックス

私はいつも哲学や政治の授業をしていて答えが出ないことを言葉で考え続けているわけですが、頭をすっきりしたいと思ったときにするのが幾何学です。

幾何学の面白さを教えてくれたのが小平氏の『幾何への誘い』でした。

図形の科学としての平面幾何の厳密な証明は、私の脳に爽快感ともいうべき感覚をもたらせてくれます。

また幾何学は論理性を鍛えるためには最適な学問であると考えます。

古代ギリシャのプラトンのアカデメイアには「幾何学を知らざるもの入るべからず」という額が掲げられていたというのは有名な話です。

小平氏の『幾何への誘い』で扱う証明は、数字を用いません。

本書をひも解けば論理の訓練のみならず、補助線を発見する喜びや図形の持つ不思議な性質を知ることができるのです。

小平氏がこの本を書いた理由は、初等教育から平面幾何が姿を消したからです。

現在でも幾何学は数学Aにわずかに残るだけで、入試に出題されない証明が真剣に学ばれることは少ないでしょう。

小平氏によると、旧制中学では平面幾何によって論理を学んでいたということです。

平面幾何は論理的に構成された体系で、これを学ぶには常に意識して論理を用いなければなりません。

数学の初等教育で論理を用いる豊富な場面を提供する教材は平面幾何だけであろう、というのが小平氏の主張です。

日本の教育から幾何学が姿を消した理由は本著に譲りますが、これほど素晴らしい学問を学ばないというのは何ともったいないことでしょう。

この本を読んだ後は、町中にあふれる四角や三角、円などの図形をみると自然とそこから何かを探り、補助線を引いてみたくなるものです。

純粋に学問の喜びを味わいたいという人にはお勧めの本です。

竹村知洋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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自宅でできるトレーニング 下半身編④

2020-03-05 15:16:09 | 日常

ふくらはぎのトレーニングです。

水泳でいうとターン動作で壁をける力を高めることができます。

ふくらはぎに限界を感じるところまでやってみてください。

①両足一緒に

②片足ずつで

③前脛骨筋のトレーニング(足首の曲げ伸ばしをしっかり)

  曲げる→開く→伸ばすの繰り返し。

  平泳ぎの選手には大変有効な練習です。

竹村知洋

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自宅でできるトレーニング 下半身編③

2020-03-05 15:15:48 | 日常

下半身は片足ずつでトレーニングすることでより強度を高めることができます。

①ランジ(できるだけ大きく前に、戻る時は前足をけるように)

②手足を水平にして静止

  3~5秒間、手足を水平にして静止。

③片足スクワット(可能な限り深く、反対側の足は下につかないように)

5回ずつでも十分きついです。

スクワットと四股も組み合わせて下さい。

スピードに変化を持たせることで色々なバリエーションを試してみてください。

竹村知洋

 

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