日大豊山水泳部 活動日誌

インターハイでの総合優勝を目指して、日々練習に励んでいます。

免疫力を高める栄養補給 その2 「ビタミンC」

2020-03-09 05:50:22 | トピックス

ビタミンCは、免疫の主力ともいえる白血球の働きを強化したり、自らもウィルスに攻撃を仕掛けるなど攻撃と防御の両面から身体を守ります。

人間は進化の過程でビタミンCを体内で作ることが出来なくなったため、食品やサプリメントで摂取する必要があります。

食品では果物全般、特にアセロラやいちご、みかん、柿、キーウィなどに多く含まれます。

野菜ではピーマン、菜の花、ブロッコリーなどがよいですが、生野菜だとたくさんの量を摂ることが難しいため、温野菜の方がよりよいでしょう。

しかし、野菜の調理によってビタミンCが失われてしまうこともありますので、煮るよりは炒めたほうが損失は少ないようです。

ビタミンCは、天然のものと人工的に作られたもので特に差異はないということです。

サプリメントでもCは比較的安価で、量も多いです。

一番吸収のよい摂取の仕方は、1回の摂取につき1000㎎(1g)ずつで1日に2000~3000mg(2~3g)を摂取するとよいでしょう。

少し体調の悪い時には3時間おきごとに摂取すると、回復がはやくなります。

ストレスによってもビタミンCは消耗します。

副腎皮質から分泌される抗ストレスホルモンの生成にはビタミンCが欠かせません。

不安、緊張、過労などを感じている人、激しい練習を積んでいる人、これから大会に出場しようという人、入学試験を控えている人には必要なビタミンとなります。

酸素を運搬する血中のヘモグロビンの生成にも必要な栄養素ですから、持久力を高める水泳選手にとっては必須のビタミンといえます。

コラーゲンの生成など身体づくりにも使われるビタミンですので、意識して摂取するように心がける必要があります。

竹村知洋

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自宅でできるトレーニング 上半身編③

2020-03-09 05:46:12 | 日常

腕立てに動きをもたせて、さらに強度を上げます。

体幹にもしっかりと力を入れてください。

回数は5回~10回でも十分きついです。

①上体をジャンプ

②全身をジャンプ

③片手でジャンプ

竹村知洋

 

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読書案内 その7 『民藝四十年』(柳宗悦)

2020-03-09 05:45:35 | トピックス

民藝という言葉は、白樺派の柳宗悦や同時期に陶芸家として活躍していた濱田庄司、河井寛次郎らが作った言葉で、「民衆的工藝」の略語です。

柳宗悦は一般民衆が日常的に使う道具の美しさに着目し、民藝の美を追求した人物です。

私はもともと父親が浅草のかっぱ橋道具街で漆器屋(竹むら漆器店http://www.edoshikki.com/)を営んでいたことや伯父が越前漆器の伝統工芸士(木地師)であることから日常使いの道具に関心を抱いておりました。

大学時代に父親の書棚にあった『民藝四十年』を読み、民藝品の美しさに心を惹かれ、それ以来私の身のまわりは美しいもので囲まれる生活となったわけです。

民藝に関しての詳しい内容は本著をご覧いただきたいと思いますが、民藝品は地方のお土産物や骨とう品ではなく、職人が自然の素材を使って伝統的な技法に従ってつくる工芸品だということです。

美しい物は芸術品や美術品にもありますが、それは日常的に使うものではありませんし、そもそも高級品です。

民藝品は比較的安価で、使いやすく、温かみを感じるものです。

どういう物を民藝と呼ぶのかを知りたい方は、目黒区駒場にある「日本民藝館」を訪ねてみてください。

日本民藝館は柳宗悦が全国を回って収集した民藝品を多数展示しており、物の美の基準を示すものです。

特に、第2・第3水曜日・土曜日に行くと西館である柳宗悦邸を見学することができるのでお勧めです。

関心のある方は日本民藝館のHP(http://www.mingeikan.or.jp/)をご覧ください。

日本はもともと「手仕事の国」で、周りには美しいものがたくさんありました。

しかし今は資本主義や機械製品の発達により、職人の手仕事による民藝品は瀕死の状態です。

手仕事は人の手から手へと伝えられるものであって、一度失われたら二度と戻ることはありません。

是非、多くの人に日本の手仕事の素晴らしさを知っていただきたいと考えております。

民藝を知る入門編として『民藝四十年』をお勧めします。

漆器はすべて伯父さんの作った商品です。

美しい器を使って食事をすればより美味しく感じられますし、物を大切にする気持ちも芽生えます。

竹村知洋

 

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