暇つぶしエンジニアリング (旧:休日限定エンジニアリング)

アマチュア無線とエンジン付オモチャいじりの日記です。

ゴリラのアーシング効果

2024-10-20 06:32:53 | ゴリラ改

ゴリラの点火コイル取付け部とシリンダーヘッドを直接繋いで点火系の

アース強化をしてみたところ、エンジンを掛けてみただけでは特に変化

が感じられなかった。しかし、自賠責が切れたままなので試走という訳

にもいかないので、簡易的な実験をしてみた。

プラグの代わりに長いボルトをプラグキャップに差し込んでヘッドとの

間で放電させる状態を作った。

この距離を調節しながら、アーシング無しで放電しなくなる距離で固定

した後に、アーシングを繋いでキックするというやり方だ。

結果はアーシング無しではいくらキックしても火が飛ばないところを

確認して、アーシングを繋いでキックすると5回に一回くらいの割合で

火が飛ぶようになった。

 

コイルの取り付け部はコイルの一次側アースと共用なので一次電流が

増えることで結果として誘起される二次電圧が上がったといえる。

 

でも二次電圧が上がっただけではパワーや燃費が上がるという訳では

ないので、火が飛びやすくなったことを利用した、プラグギャップの

見直しなどで、消炎作用を減らすことが重要だ。

 

この結果が全てに共通するはけではなく。すでにアースがきっちりと

取れている場合には何の変化も起きないということ。ウチのゴリラに

関しては元々のアースが劣化していたということだろう。

各部が錆びや腐食が進んできている旧車には効果的ということが

解ったが、点火系が強化されたのではなく、あくまでも新車の状態に

近くなったというだけだが・・・

 

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ゴリラのアーシング

2024-10-19 09:34:54 | ゴリラ改

6Vゴリラのウインカーをもっと元気よくするべく実施したアーシングは

電球の明るさはそれなりに効果があったみたいだ。アイドリング中の点滅は

完全ではなく、ウインカーを点けっ放しにするとやはり点滅が止まって

しまう。その時の電圧を測ると5.8Vくらいになっているので、

バッテリーの充電具合によるところだろう。

アイドリングでの発電状態では足りていないということだが、これを何とか

するのは簡単なことではないので、信号待ちなどでは時々回転を上げると

いうことが必要みたいだ。しかし、アーシング以前よりはかなり改善

されているのは確かだ。

 

もうひとつ、点火系のアースも強化してみた。

シートのしたにある点火コイルの取付部分とシリンダーヘッドを網線で

直接繋いでみた。

使用した網線は同軸ケーブルのRG58Uだ。

あまり太くはないが、必要にして充分だろう。

同じくらいの太さなら3D2Vもあるが、こちらだと銅線のままだが

RG58Uは網線がメッキされているので、腐食防止にも多少効果が

あるだろう。

途中フレーム部分も中継して繋いであるので、バッテリーのマイナスにも

直接繋がっていることになる。

バッテリー点火ではないので、あまり関係ないかもしれないが・・・

効果の程はエンジンをかけてみた感じでは大きな変化は感じなかった。

 

 

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6Vゴリラをアーシング

2024-10-08 20:44:13 | ゴリラ改

しばらく触っていなかったゴリラだが、残っているガソリンを早く

消費したいので、もう寒くはなってきているけど少し走らせることに

したい。とは言っても2年前に自賠責が切れたままだ。

保険を掛ける前に、以前から気になっていたところに手を入れてみる

ことにした。

それは、6V車のウィークポイントともいえる、ランプ類の暗さだ。

夜に乗ることがほとんど無いので、ベッドライトはまだ良いとしても

ウインカーの明るさやアイドリング時の点滅はなんとかしたい。

バッテリーが6Vであるいじょうそれを越える電圧は望めない。

あとはいかに電圧降下を防ぐかがポイントになる。

配線の劣化やアースの不良を改善するしかない。

ランプ類のアースは配線ではなくボディーアースがほとんどだ、

車両が古くなっているので、汚れや腐食によるアース不良は充分に

考えられる。

案の定バッテリーのマイナス端子とウインカーのアース間で1V弱の

電圧が発生していた。

つまりは、電球には5V少々の電圧しかかかっていないことになる。

これでは暗いのは当たり前だ。

電球のソケットから車体にワニグチクリップのついた配線で配線で

ジャンプしてみると、少し明るくなったので、アース間の電圧を測ると

0.4Vと減少していた。

しかし、まだ完全ではない。

ウインカーの取り付け部分の清掃を考えたが、それ自体が結構錆びていた

こともあり、電球のソケットに配線を直にハンダ付けしてアース線を直接

バッテリーのマイナスに繋げるようにした。

バッテリーから車体に繋がる配線も新たに作った。

これで、ウインカー周りのアース不良は改善された。

ここまでやると、もう少し他の部分も手を入れたくなってきた。

 

つづく

 

 

 

 

 

 

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これまた古いマルチアンプ

2024-10-07 09:38:26 | 無線小屋

赤井電機のシステムコンポがあったのを思い出した。

もともとは小型のシステムコンポで、プレーヤーとダブルカセットの

デッキもついていたのだが、プレーヤーとデッキは随分前に壊れて、

マルチアンプだけが残っていた。

チューナーは内臓なので、せっかくだからラジオとして鳴らしてみようか

とセットしてみたのだが・・・

しばらく聴いていると左側のスピーカーから音がでなくなってきた。

なぜかアンテナの向きを変えると音が出るようになる。

右側は変化無しなので、アンテナというかラジオの受信状態には関係

なさそうだ。

スピーカーの配線や端子の接触不良はなさそうだ。

やはり。ケースを開けるしかないか…

スピーカー端子に繋がる手前に小さなユニットがついていたので、これを

外してみる。

スピーカーのオンオフスイッチとヘッドフォンジャックがついている基盤だ。

スピーカーの接触不良には一番怪しい部分だ。

一応、ハンダの焼直しと、ヘッドフォンジャックの洗浄だけをして試聴して

みた。しばらく様子をみたが、症状がでないようなので改善したものと判断

した。

チューナーはデジタルチューナーではないので、FM補完放送に対応できる

ように受信帯域をずらそうと思ったが、よく見るとアナログTVの音声が受信

できるようになっていではないか。

このプリセットチャンネルに設定してしまえばワンタッチで受信できる。

しかも、FMラジオ放送周波数もセットできるではないか。

今まで作業場ではラジカセでラジオを聴いていたが、やはりオーディオ機で

聴く方が格段に音が良い。まあ、当たり前だけど。

 

 

 

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CDラジカセ 修理

2024-09-28 22:30:58 | 無線小屋

今までは、他人のラジオやステレオを直してきたが、今回は自分のものを

直すことにした。

ずっと放置してあったCD,MDラジカセだ。

1997年製なので、もう27年も前のものだ。MD付きのラジカセが欲しくて

手に入れたものだが、MDはかなり前に機能しなくなっていたのだが、既に

MD自体が世の中から無くなってきたこともあり、必要性が無かったので

直す必要もなかった。

ラジオとしては使えていたのだが、チューニングダイヤルが左右どちらに

回しても周波数が上がる方向にしか動かないという症状が出てきたので

そのまま放置となった。

リモコンでチューニングすると上下どちらにも周波数が変化するので、

ロータリーエンコーダーがあやしい。

ケースは意外と簡単に開けることができた。

入っているスピーカーは口径が10cmでステレオとしては迫力に

欠ける感じだ。しかもMade in China。

でもケースはバスレフ構造となっていたので、ここはポイント

アップと言えそう。

フロントパネルを外すとロータリーエンコーダーとのご対面となる。

基板もフィルム配線などが少なくていとも簡単に外すことができ

ロータリーエンコーダーの分解まであまり手間がかからなかった。

エンコーダーの足は見事にマイグレーションを起こしていた。

これは中もかなり酷いのかと期待して分解したが、それほどでも

なく期待外れと言った感じだった。

接点をIPAで洗浄して組み立て。

基板を元に戻して、バラック状態での機能チェック。

チューニングは問題なくできるようになった。

そしてもう一つ、AMのループアンテナが接触不良を起こしていた

ので、チェックしたところアンテナの側の差し込みカプラーに断線

は確認できなかったので、基板側のハンダ割れかなにかだと推測

してのだが、チューナー部の基板が簡単に外せない。

どうやって組み立てたのだろうかと思うくらいだが、アンテナ線に

繋がっていそうな部分のハンダを焼き直すことができたのでこれで

なんとか直ってくれと祈りながらAM放送を受信すると接触不良の

症状も直っていた\(^o^)/

 

すべてを組み立てて全体チェックをすると、初めに確認していた

チューニングダイヤルの不具合とAMアンテナの接触不調は改善

できていたのだが、新たな不具合箇所が見つかった。

 

なんとFMラジオの周波数が100KHzくらいズレている。

そしてCDプレーヤーでランダム選曲をするとトラックの選択は

するものの曲自体は読み込まないみたいだ。

通常の使用は問題ないので、良しとするか。

FMの周波数ズレは、アナログの糸掛けダイヤルだと多少のズレ

なら当然ともいえるが、デジタルチューナーだと気になるところだ。

 

しかし、もう一度ケースを開けるは面倒なのと、チューナーの基板が

簡単には外れそうになかったので、余計にやる気になれない。

多分、外す方法はあるのだろうけど・・・

 

そして回路図もないので、調整するにも追い込むのが大変そうなので、

一旦は終了とした。

修復度としては70%という感じだが、実用性には問題ないところまで

直っているので、ゴミにはならない範囲だろう。

 

 

 

 

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2.5tのガレージジャッキを貰った

2024-09-18 10:46:29 | オイル臭い部屋

いつも行っているクルマ屋さんから、ガレージジャッキを貰った。

少しだけ不具合があるということだが、オイルもれ等はなく、使用

するには大きな問題がないものだ。

2.5tなので、能力的にも充分なものだ。

ラベルが汚れていて品番もわからないのでどこの製品なのかも

判読できないが、仕事で使っていたものなので、変な安物では

ないと信じたい。

不具合とは、時々リリースバルブがうまく回らないことがある

というものだが、ウチに持ってきてからは症状が出ない。

 

かなり使い込まれているので、摩耗箇所もけっこうある。

ゆっくりと各部を調べていると、油圧リリーズバルブを回す

ギヤの上にある四角凸部とハンドル底の四角凹に少しガタがある。

これは摩耗によるもので、ここが滑る程の摩耗ではないのだが

四角の凸凹の噛みあい深さが3mmくらいしかないので、

ハンドルソケットのギヤが上下方向に動くと嚙み合わなくなる

ことが解った。

赤〇部分が取付部分だが、薄い3枚のワッシャーと割ピンで留め

られているのだが、ガタが大きくなっているのと割ピンが曲がり

さらにガタが大きくなっている状態だ。

これだとハンドルが水平近くなったときにギヤ部分が手前に出て

くることで凸凹が噛み合わなくなるようだ。

ここを厚いワッシャーと新しい割ピンを入れることでガタがなく

なくなり凸凹の噛みあい具合も良くなった。

 

ついでにハンドルソケットが摩耗でハンドルが緩々になって

いたので、アルミテープで応急処置を施した。

アルミテープなので、すぐに減ってしまいそうだが、使用頻度が

少ないのでしばらくは大丈夫だろう。

 

ということで、

大型ゴミになるところを救うことができた。

 

 

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百害あって一利もなくなったアイドルストップ

2024-09-17 06:11:42 | オイル臭い部屋

環境保護だの、二酸化炭素削減だのと騒がれていた頃、各メーカーが

燃費向上のために取った策のひとつとしてアイドルストップ機能がある。

しかし、クルマを使う方からすると煩わしさしか感じない必要性のない

機能だ。

燃費の計測方法として国際基準が採用されるようになった現在としては

数字上の向上策としてもあまり恩恵を受けなくなってしまった。

そればかりか、エンジンへの負担のほうが心配されるようになり、採用

されなくなってきた。

 

今のジムニーが納車になって以来ほとんどがエンジンをかけると同時に

アイドルストップをキャンセルして使用していた。

しかし、エンジンを一旦切ると、解除がキャンセルになるためエンジンを

かける度にスイッチを切らなければならず、とても煩わしい思いをして

いた。

そんな時、費用をかけずにアイドルストップを完全に解除する方法を知り

やってみることにした。

ボンネットのストライカーから出ているスイッチのカプラーで、

ボンネットが解放状態を擬似的に作るというやり方だ。

カプラーを外して調べると、ボンネットが開いた状態では3極

の両端となる、赤い線と黒い線が繋がった状態となることが

解った。

反対側カプラーの両端を適当な配線を使って短絡すれば開放

状態をつくることができる。

後は絶縁処理をして完了だ。

 

アイドルストップのキャンセルスイッチは効かなくなるが、

アイドルストップそのものが機能しなくなるなで、スイッチに

触る必要もなくなる。

 

今のところ他に影響も出ていないので、このまま使い続けることに

した。

 

 

 

 

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今日もラジオの修理 ICF-T30

2024-09-15 12:46:35 | 無線小屋

散歩などの時に外に持ち出しているポケットラジオ ソニーICF-T30

これのイヤフォンとスピーカーの切換スイッチが接触不良で聴きづらい

状態となってきた。

もともと中古品で入手したときからその傾向があったのだが最近

顕著になってきたので修理することにした。

でもケースを開けてみると部品類はとても小さくて簡単に手を入れる

気にならないものだ。

本当ならスイッチを外して分解し、接点を洗浄したいところなのだが

分解どころかウチのハンダこてでは外すことすら難しい。

取り敢えずスイッチのハンダを焼き直してみることにした。

ハンダ割れ程度の状態であれば、これで改善するかもしれない。

半田ごての先端を何とか当てることができたので、焼き直すことが

できた。できれば一度古いハンダを吸い取って、新たにハンダ付けを

したほうが良いのだろうけど、余計なところまで溶かしてしまう自信?

があったので、そこまでは見送ることにした。

 

ケースを開けたまま電源を繋いで聴いてみると、スイッチの接触不良が

直っているではないか。

やはりハンダ割れだったのか、スイッチをいくら動かしても全く症状が

でなくなったので、これでしばらく使ってみることにした。

 

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ナショナルの古いラジオ パナペットR12

2024-09-14 19:27:56 | 無線小屋

7年くらい前に見つけ出してそのままになっていたラジオをゴミに

ならないように直しておくことにした。

現状ではボリュームに多少のガリがあり、電池ボックスの蓋が紛失

している。そしてケースの足が1個折れている状態だ。

電気的に不具合はないので、使って使えない訳ではない。

でもこのままだとゴミに向かって行くことにもなりそうなので、

正常に近い状態にしておかなければ。

まずは、紛失している電池ボックスの蓋だが、これは新品部品など

手に入るわけもないので、何かで代用するか作るしかない。

しかもこの蓋は足の一部も担っているものだ。

半端のアルミ板で蓋を作った。

この蓋に、スペーサーを使って足を付けることでなんとか形にした。

とは言っても足の形は元どおりではないが・・・

そして電池スナップの線が切れていたので、それを修復。

三本の足の長さが微妙に違っていて、少し傾ているけど、スタンドを

使うのが本来の姿なので、このままでいいだろう。

ボリュームのガリは接点クリーナーを吹き付けてゴリゴリやった

だけだ。

接点復活剤と違って、主成分はアルコールのようなので、すぐに

乾燥して埃がつうこともないだろう。

 

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テスターをゴミから救出する

2024-08-19 20:30:10 | 無線小屋

5年程前に入手したときにジャンク状態だったサンワの古いテスター。

ずっと放置していたのだが、この度奇跡的に回路図が入手できたので

あらためて復活を試みた。

 

まずはA303という大きめのテスターだが、これは12Aレンジの抵抗が

焼損していたのと、22.5Vという乾電池が必要な状態のもの。

焼損していた抵抗は回路図では0.97Ωということになっているが、

0.97Ωって持っている訳もなく、そもそもそんなの売ってるのか?

この12Aという大電流が測定できるレンジは一旦見送ることにした。

各レンジのチェックをしたところ、22.5Vの電池がないと動作しない

ところもあり、ここも一旦見送りとなった。

電圧はAC/DCとも若干の誤差はあるが動作の確認ができた。

22.5V電池の入手ができれば抵抗レンジも全て動くようになる。

実用というよりはコレクションの位置づけとしてはゴミにならずに

済んだというところか

 

そして次はSP15D

これは、ごく一般的な汎用普及モデルとでも言うところか、新品価格も

それほど高くはなかったように記憶している。

不具合内容としては、AC電圧の測定値誤差が非常に大きいことと

抵抗レンジの×1が全く機能していないという2点だ。

 

AC電圧は30%程の誤差があり、全く使えない状態だった。

コンセントの電圧を測定すると75Vくらいを指している。

250V以上どのレンジでも同じような測定結果になる。

 

テスターの中身なんて抵抗と整流用ダイオードしかないので経年劣化で

抵抗値が変わったのかと思ったが、100Vを入れた時にどのレンジでも

同じように75Vとなることに違和感を感じた。

単に抵抗値が変化したものなら、各レンジがバラバラの値になっても

よさそうなものである。ということは、全体的に使われている部分に

問題があるのでは。。。

ということで、整流ダイオードを疑ってみた。

このダイオードが付いていたがどう見ても整流用というよりは

検波用ダイオードに似ている。

表示がないので何なのかは不明であるが、手持ちの1SS97によく

似ている。

これを外して1000V1Aの整流用ダイオード1N4007に交換した。

すると交流電圧が多少の誤差はあるものの、どのレンジでもほぼ

正常と思われる値を示すようになった。

整流用ダイオードとショットキーバリアダイオードではvfが違うので

このような結果になるのは理解ができるところだ。

 

そして次は抵抗レンジ×1である。

このレンジはどの抵抗を測定してもほぼ0Ωとなり抵抗値が全く

測定できない。

×1レンジに繋がれている18.8Ωの抵抗が怪しいので、外してチェック

すると2.9MΩもの抵抗があった。

本来18.8Ωが2.9MΩにもなっているということで辛うじて繋がっている

状態なのだろう。

しかもこの抵抗は他の抵抗より太い抵抗が使われている。

許容電力が何ワットなのか解らないが、似たような太さで20Ωの抵抗が

あったのでこれを付けてみたところそれほど大きな誤差もなく測定

できるようになった。

誤差が少ないといっても、ウチにあるデジタルテスターとの比較であって

それ自体がどこまで正確なのかという疑問が無きにしも非ずではあるが・・・

 

更に内蔵のヒューズは0.5Aが指定となっているが、なぜか15Aのものが

付いていたので、過去に交換されているようだ。0.5Aなんてあまり

使われるものではないので、間に合わせで入れたのだろう。

 

このSP15Dは外観がかなりオンボロの状態で敢て復活させる価値があるのか

と言われると否定はできないが、簡単にゴミにできない理由もあるのでした。

 

これで、古いサンワのテスター2台、ゴミから救出となった。

 

 

 

 

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