暇つぶしエンジニアリング (旧:休日限定エンジニアリング)

アマチュア無線とエンジン付オモチャいじりの日記です。

R&P 遂に目覚める

2017-07-30 09:28:51 | R&Pが目覚めるとき
昨年の10月に不動車を入手していらい作業を
続けてきたが、やっと走れる状態になった。

始めは当時の状態を残すべく、必要な部分だ
けを直していく予定だったが、各部の状況が
あまりにも酷く、レストアに近い状態の作業
となってしまった。



まだ若干の細かいところは残っているが、ナ
ンバーを付ければ走行できる状態になった。

キャブも完調とは言い切れないし、リヤショ
ックもボヨンボヨンなので、これからは暇を
見ながらチューニングを進めるとしよう。



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R&P あと少し

2017-07-29 21:23:45 | R&Pが目覚めるとき
エンジンが始動することも確認できたので、
あとはキャブの調整と、周辺部品の取り付け
で完成となる。


メッキ部分が曇っているウインカーを、綺麗
にした。
メッキ部分にはクリームクレンザーで磨くの
が効率よく綺麗になる。

クレンザー自体は安いので、惜しみなくどん
々使える。主成分は研磨剤なので、傷が心配
されるところだが、クロムメッキは硬いので、
クレンザーで磨いたくらいでは剥げたりもし
ない。
水で濡らしたあとクレンザーをたくさんかけ
て、ブラシで擦る。汚れや錆が酷いときは、
真鍮ブラシで擦ってもOKだ。



右がBEFOREで左がAFTER

あとはピカールなどで仕上げれば完璧だが、
このままでも充分に光沢がある。

最後はキャブ調整のみとなった。

CB50用のキャブにインマニはノーマルなの
で、口径が合わない。
そしてボアップもしているので、燃調は合わ
なくて当然だが、少し濃いみたいだ。

そこでエアクリーナーを外してみるが、あま
り変わらず。

パイロットスクリューが3回転以上戻さなけ
ればならない状態なので、濃すぎなのは間
違いない。

ニードルを外してみると、下から2番目にな
っていたので、これを中央にセットして組
みなおした。



でもまだ濃い感じなので、もう一段上げてみ
たら、今度はエンジンがかからなくなってし
まった。

やはりニードルだけでは対処できない・・・

そこで、以前マイクロカーのセッティング用
として買ってあったメインジェットがあるこ
とを思い出して探してみた。



#80と#82があった。
もともと付いているのは、#85なので、これ
を#82に変えて、ニードルを真ん中に戻して
みると、調子がよくなった。

ある程度キャブの調整はできたので、いよい
よ燃料タンクを載せて、細かいところの手直
しが終わればいよいよ完成だ。

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R&P 工具箱

2017-07-24 07:48:54 | R&Pが目覚めるとき
工具箱の蓋がなく、純正部品を問い合わせた
ところ既に絶版となっていた。

他車種のものを流用することも考えたが、手
持ちがないことに加え、取付けに係わる加工
も必要となるので、それなら純正をそのまま
付けて、蓋だけ製作することにした。



加工しやすいアルミ板を使って、蝶番で開く
ようにし、パッチン!とやる留め金でロック
できるようにした。



無骨ではあるけど、まあ使えるものにはなっ
た。
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R&P バッテリー取付

2017-07-23 21:45:26 | R&Pが目覚めるとき
バッテリーなしのままエンジンを掛けたら、
レジスターが燃えかけて大変なことになりそ
うだったので、今日はバッテリーの取り付け
をした。

バッテリー自体は、車体が来たときに一緒に
付けてくれた新品である。

オリエンタルという表示が箱にあるが、それ
は輸入販売元。
しっかりとMade in chinaと書いてある。



液を注入して使うタイプであるが、問題も・・・

バッテリーにはアッパーとロアの印があるの
で、普通はこれを見ながら入れれば問題ない
のだが、このバッテリーは液の量が透けて見
ることができないのだ。

いくら明るいところに透かしても、全く見え
ない。
でも、中華製ということで諦めもつくという
か、まあこんなもんだろうと変に納得してし
まい結局比重計のスポイトを使って、上から
見ながら適当に入れることとなった。

車体に載せるにあたっては、ギボシの向きが
違っている。しかもギボシの付け方が間違っ
ているし・・・



ギボシの先端でハンダ付けして、カシメは全
く効いていないという珍しい付け方をしてい
た。

これを手直しして、バンドが無かったので、
手落ちの長いものを加工して作った。



バッテリー搭載完了だ。
これからはゆくりとキャブの調整にかかれる
ようになった。

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R&P 危うく火事

2017-07-23 08:05:54 | R&Pが目覚めるとき
エンジンを本格的にかけるため、マフラーを
取りつけた。
耐熱塗料を吹き付けておいたのだが、塗って
から時間も経っていて、適当に放置してあっ
たので、多少傷が付いてしまった。

でもやり直しは面倒なので、部分的に塗って
そのまま取り付けた。



これで騒音を出すことも無くなったので、ゆ
っくりとキャブの調整でもしようかと、点滴
をつないでエンジン始動。

マフラーの中の錆が酷かったらしく、塗装す
る前にかなり叩いて中の粉を出したので、デ
ィフェザーが砕けてかなり形が変わってしま
たのだろう。
なんだか排気音は品の無い音に感じる。
更には所謂「吸い込み」と呼ばれている音に
近い音も出るのだ。

そんな訳でマフラーは交換したいところだ。

キャブ調整をしていると、マフラーの塗料が
焼けて煙が出始めたが、まあこれはいつもの
ことなので気にもせず作業を続けていると、
違うところからも煙が出ていることに気付い
た。



メーターパネルの裏付近から出ているように
見えたので、ハーネスが燃えているかと思っ
たが、レジスターから出ていることが解かっ
た。
まだ、完全に焼損しているのかどうかは確認
していない。

ランプ類は、まだ付いていないので、バッテ
リーレスのままかけたのがまずかったのか?
それとも配線に間違いがあったのか?

回路図をみながら再度チェックが必要となっ
てしまった。
余計な仕事が増えた(--)
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キョリイ 高圧リーク

2017-07-21 20:42:18 | トランスポーターは必要不可欠

雨天になるとエンジンが不調になるキャリイ。
症状はアイドリングから吹かそうとすると、
ボコつきながら立ち上がるといった状況だ。

酷いときは、加速時にも失火しているような
感じだ。

プラグコードがダメになったときの症状と同
じなので、今回もプラグコードで間違いない
だろう。

応急的にプラグギャップを正規の半分くらい
に詰めて騙し々乗っていたが、遂に部品を購
入することにした。

新しいコードが届いたので、交換するために
コードを外して抵抗を測ってみたところ、
3番のコードが∞Ωを示した。



そしてプラグも燻っていたが、コードの切れ
が確認できたのは3番だけだったのに、プラグ
は3本とも燻っていた。



良く意味が解からなかったが、すべてのコー
ドを新品に替えてみたが症状は変わらなかっ
た。

多分どこかでリークしているに違いない。
そこでディスビキャップを外し内側を良-く
みると、各セグメントから斜めに何かで擦っ
たような跡が薄っすらとではあるが確認でき
た。
キャップ内でリークした跡に違いない。

3番コードが切れたことによって、火花を飛
ばし難くなったため、キャップの中で別の場
所にリークしたのだろう。

一度リークした道が出来てしまうと、その後
も簡単にリークするようになるみたいだ。

すぐにキャップの手配はできないので、ここ
はひとまず応急処置をすることに。

キャップの内側にシリコンスプレーを噴き付
けた。
シリコンは絶縁性が高いので、キャップ内の
表面で電気が走ることはなくなるだろうとい
う狙いだ。

結果は狙い的中で、雨天時でも快調になった。

ただシリコン皮膜が乾いてきたりすると、ま
た症状が出始めるかもしれないが、そのとき
にはキャップも交換しるしかないか。

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R&P エンジン火入れ

2017-07-17 18:57:31 | R&Pが目覚めるとき
キャブを取り付けたところで、しばらく放置
状態だったR&Pだが、やっと手をかけること
ができた。

置いておくとオイル漏れの跡があり、以前か
ら気になっていたが、エンジンオイルを入れ
なければエンジンをかけてみることもできな
いので、オイル漏れ箇所を探ると、どうやら
ドレンから漏れているようだ。

ガスケットがダメなのかと思いながらドレン
を外すと、なんだか所々ネジが重いところが
ある。
初めにオイルを抜いた時はどうだったのか良
く覚えていないが、現状でネジ山がダメなの
は確かみたいだ。



ドレンのネジがダメということは、クランク
ケース側はアルミダイキャストなので、間違
いなくネジ山が潰れているはずだ。

試しにZ50JEのドレンを入れてみると、まと
もにネジがかかるのは2山くらいだった。

ボアアップキットも組んでいるので、今更別
のエンジンという訳にもいかないし、かと言
ってネジ山の修正なんて無理だ。

ダメもとでシールテープと液体ガスケットを
使って応急処置をしてみる。
ネットで見ると、意外とドレンにシールテー
プでオイル漏れが止まるという話が結構でて
いたので、期待できそうだ。

まず少量のオイルを入れて様子をみると、ど
うやら漏れてこないみたいだ。
しばらく様子を見てから、規定量を入れてみ
たが今のところ滲みもない。
いつまで持つか解からないけど・・・

もし漏れてこなければ、このまま使うおう。
でもオイル交換は上抜きでやるしかなくなる

逆に上抜きの方が完全に抜けるという話もあ
るので、そっちの方が良いかも。

オイル漏れはなんとか持ちこたえているので
キャブにパーツクリーナーを食わせてキック
すると、初爆がった。
エンジンはかかることが解かった。



あとは周辺部品をどんどん組み上げていけば
終わるぞー。


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RD125 完了

2017-07-16 22:14:22 | お汁粉色のRD125
昨日は、あまりの暑さで作業を中止したが今
日は、午前中から雨で比較的涼しかったので
朝から昨日の続きを始めた。

ジェット類は昨日からキャブクリーナーに付
けてあったので、パーツクリーナーで洗浄し
て組み上げるだけだが、細かいところを良く
見ると、不具合も見つかってしまう。



フロートチャンバーのニードルバルブに段付
があるのを発見してしまった。

でもここは修正などができるところではない
下手に弄るとオーバーフローの原因を作って
しまうので、とりあえずこのまま組みつける。

組み立てたキャブをエンジンに装着したいと
ころだが、付けてしまうとスロットルの同期
具合が見られなくなるので、まずはワイヤー
だけを取り付け、アクセルグリップに合わせ
両キャブのスロットルバルブが同時に動くよ
うに、ワイヤーの遊びを調整。

アイドリング時のスロットル開度が両方とも
同じ位置になるようにしたいのだが、ここは
見た目の感覚で「こんなもんかな」



予備調整をした後でエンジンに装着。
エンジンはすんなりと始動してくれたので、
ひと安心。

アイドリングもするようになったので、あと
は実走行で問題があれば再セッティングとい
うことになる。

エンジンはひとまずOKとした。

後残っている作業はクラッチレバーの交換だ。



別に折れている訳でもないが、この年代の道
交法では、250cc以下のバイクは中速車とい
う区分で最高速が50km/h以下であった。
そして、最高速が50km/h以下で走行する車両
は左ミラーが必要なかったのだ。
つまりは左ミラーの取り付け穴がない。

しかし、平成4年から中速車、高速車という区
分が無くなり、すべて60km/hとなったため、
現在では左ミラーが必要な訳だ。
平成19年以前に作られた車両は除外されるみた
いではあるが、余計なことで警察に止められて
その都度説明するのも面倒だし、安全面からも
あった方が良いでしょう。



その他に細かいところの手直しをして、完了と
なった。



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RD125 キャブ

2017-07-15 18:02:29 | お汁粉色のRD125
昨日、スロットルワイヤーの交換を終えたの
で、今日はキャブの同調を取ろうと思い、
室温32℃の中で作業を始めた。

しかし、エアクリーナーのケースがフレーム
を跨いでいて外れないのでとても邪魔だ。



まあ、それでもなんとかワイヤーの遊びの調
整から始め、アイドリング調整をしていると
エンジンが止まってしまう。

1500rpm以上にしていないと続かない感じだ

スロー系がよろしくないみたいだが、キャブ
の中も汚れているのだろう。
掃除したいのだが、外すのが面倒だ。
しかも2個も付いてるし。

パイロットスクリューを抜いて、そこからキ
ャブクリーナーを吹き付けてなんとか誤魔化
そうと思ったが、スクリューを抜いてみると
先の部分が段付き磨耗している。



変に削るわけにもいかないので、汚れだけ落
として穴からキャブクリーナーを吹いて再始
動してみるが、症状はかわらずだ。

やっまり外して掃除してみるしかないか・・・

まずは一個を外してみた。
当たり前だがガスケットは再使用不可の状態
になった。
パッキン紙で型を取って2枚作ったが、結構
厚いガスケットが入っていたので、1.5mmの
パッキン紙を使ったので型抜きに1時間くら
いかかってしまった。



そしていよいよ分解へと進む。



思った程汚れてはいなかったが、掃除してお
いた方が良いくらいにはなっていた。

しかし、ここであまりの作業場の暑さで一旦
作業を中止することにした。

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RD125 スロットルワイヤー交換

2017-07-14 20:21:45 | お汁粉色のRD125
スロットルグリップ部に付いているワイヤー
のガイドのような部品が付いていないので、
ワイヤーがグラグラの状態だ。

これを正規のワイヤーに交換するというもの
だが、ワイヤーは一本ものではなく、途中か
ら3本に分かれている。

これをタンクの下側を通さなければならない。



こんな所をうまく通っていくのか?
燃料タンクを外せば簡単なのだが、タンクの
中はほぼ満タン!
しかも、タンクの下側で左右をホースが繋い
でいる。
これではタンクを降ろすのもかなりの手間だ

ホースの許す限りで上側にずらしてみると、
多少のスペースができたが、それでも手なん
か入る程ではない。

それでもやるしかないので、オイルポンプ側
から外し、そしてキャブ側も外した。
ここまでは何の問題もなく外れた。



そしていよいよワイヤーを通す作業だが、供
給されたワイヤーは中古品だ。
まあ、中古でも別に良いのだが、ワイヤーの
分岐点となっている部分のプラスチック製の
カプラのような部分が割れていて、ワイヤー
がうまく纏まらないではないか。



割れた部分はどうにもならないので、ハーネ
ス用のテープでグルグル巻きにした。
多分これでも行けるだろう。



多少手こずったが、なんとかワイヤー交換は
完了した。



あとはキャブの同期をとれば完了だ。
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RD125 キャリパー組立

2017-07-13 21:54:48 | お汁粉色のRD125
キャリパーピストンに虫食いがあり、どうす
るか躊躇していたが、古い車種だけに中古部
品なんか、そう簡単には出てこないだろう。

ブレーキだけにあまり乱暴な直し方はしたく
ないが、部品が見つかるのを待ってもいられ
ないので、すべてを再利用する方向で進めて
みた。

まずキャリパーの虫食いは凹部分をハンダで
肉盛りして研磨してみた。



一応凹みは綺麗に埋めることができた。
しかし、この部分にオイルシールが当たら
ないようにしたいところだ。

それにはピストンの位置を変える必要がある。
新しい厚いパッドを入れるのが手っ取り早い
のだが・・・

丸型パッドの直径は45mmだった。
これにスペーサーのようなものを噛ませれば
厚いパッドと同じ効果が得られる。
何か使えそうな物がないかと、近所のホーム
センターに行ってみたら直径45mm、厚さ2mm
というワッシャーがあった。

まるでこのために作られたのではないかという
くらいピッタリサイズだ。これを2枚購入して
きた。



次にグリースまみれになっていたブレーキパッ
ドはバーナーで炙って、油分を焼いた。
炙っているとすぐに、表面からプチプチと油分
が染み出てきて燃えていた。

その後表面にペーパーをかけて一皮剥いた。
はがれたパッドは強力接着剤を使い万力でしば
らく圧縮して使うことにした。
また剥がれても、構造上外れて落ちるようなこ
とは無さそうなので、とりあえずこれで使用す
る。





パッドの下に光っているのがワッシャーだ。
写真では1枚だが、最終的には2枚入れた。
これで、最初の位置よりピストンが4mm程奥ま
った状態になるので、シールはピストンの綺麗
な部分に当たる計算だ。
フルード漏れもしないはずである。

外すときに一部が破れてしまったダストブーツ
は、パンク修理用のパッチを表と裏から貼り
付けてみた。



結局すべてを再使用という形で組み上げた。
そしてエア抜きだが、レバーのストロークが半
分くらいしかなくて、エア抜きがうまくできな
い。

マスターシリンダーもおかしいのかと思いなが
ら良ーく見ると、ストロークを調整するボルト
がスロットルに当たっていた。



ブレーキレバーの場所を少し移動させて干渉を
避けると、問題なくエア抜きができた。

しかし、このバイク本当に走っていたのかなあ?



ブレーキフルードには少し贅沢だがWinmaxの
DOT4を使った。というか、これしか無かったと
いうのが正直なところだ。


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RD125 フロントブレーキ

2017-07-12 21:53:51 | お汁粉色のRD125
フロントブレーキキャリパーを分解した。
スライドピンあたりが苦労するかと思いきや
古いわりには比較的すんなりと分解できた。



バラしてみて驚いたのが、ブレーキパッド
のライニングが剥がれていたことだ。



そして何故か、全体的にグリースでベトベト
になっいた。
ディスクローターが斑模様になっていたのは
クリースの汚れだったみたいだ。
ハブの回りもグリース汚れが酷い状態だった。

しかし、キャリパーにグリースを使うところ
と言えば、スライドピンに多少塗るのと、ゴ
ムのシール類にラバーグリースを塗る程度な
ので、普通に考えればベトベトになるほどの
グリースは使わないはずだ。

でも、そのナゾもキャリパーピストンを抜い
てみて解くことができた。



ピストンのちょうどシールがあたる部分に虫
食い状のへこみが円周上にできている。

そして良くみると、錆を鋭利なもので削り落
としたような細かい縦の傷がついていた。

普通ならピストンを交換するのがセオリーな
のだが、古いものなので部品の入手が出来な
かったのか、もしくは高くて止めたのかとい
うところだろう。

そしてそのままだとブレーキフルードが漏れ
ることは間違いないので、グリースを多めに
つめてなんとか誤魔化そうとしたと思われる

前のオーナーがブレーキは分解したと言って
いたらしいので、間違いないだろう。

整備経験者の作業とは思えない対処の仕方な
ので、前オーナーさんは素人さんなのだろう。

おかげでブレーキパッドもローターも油まみ
れだった。

さて、この虫食いのピストンとライニングの
剥がれたパッドをどうするか・・・

多分現オーナーさんも、あまりお金はかけた
くないだろう。
かと言ってブレーキだけに応急処置で済ませ
るというのもねえ

やれと言われればやりますけど。。。

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RD125

2017-07-11 18:46:17 | お汁粉色のRD125
初期型のRD125が持ち込まれました。



タンクのカラーリングから察するにデビュー
からマイナーチェンジでカラーリングが変更
になったタイプではないかと予測する。
初度登録が1973年10月くらいかな。

エンジンは問題なくかかるのだが、フロント
ブレーキが全く効かないというもの。

その他細かいところで若干のメンテが必要と
いうものだ。

まずはヘッドライトとテール球が切れていま
した。
それに加えてニュートラルランプとロービー
ムインジケーターも切れていました。



赤のインジケーターが付いていたので、これ
がハイビームかと思いきや、球を交換してみ
ると、ロービームで点灯するものでした。
青ではなくて赤というのはそのためか。

そして作業のメインとなるフロントブレーキ
だが、レバーは動くがほとんど効かないとい
状態だ。

ディスクローターにはまるでゴムでも擦り付
けたような斑な跡がついています。



いったい何が起こっているのでしょうか?


つづく





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R&P キャブその2

2017-07-11 06:42:52 | R&Pが目覚めるとき
純正品と汎用品の違いは大きさではなく
チョークレバーのオフセットに違いがあるこ
とが解かった。
ということで、エイプのインマニは無駄であ
ったということになる。
でも、その情報が解かったことは今後何かに
使えることもあるだろう。



↑左からR&P用、CB50用、エイプ用と並んで
ます。
エイプ用はとても短いので、レスポンスとい
う点では一番なのですが、もう少しフランジ
の角度が付いていないと、フレームをかわせ
ません。

結局ノーマルのマニホールドを使うことにな
るのだが、ノーマルマニはポート径が16Φし
かないので、全体的な拡大はできないとして
も、入り口の段付き修正くらいは行なわない
とダメだ。



というわけでノーマルを使ったおかげで、
エアクリーナーダクトもそのまま付けること
が出来そうです。



やばい、早く完成させなければ、秋になって
しまう・・・





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R&P キャブ

2017-07-09 21:18:22 | R&Pが目覚めるとき
暑い!



ここ数日暑い日が続いている。
まあ夏らしいと言えばそれまでの話しだが…
それにしても、作業場の温度が34℃もあ
ると、のんびりと作業する気にもならない。

たとえやる気があっても、熱中症にでもな
りかねない状況だ。

夕方くらいまで待ってみたが、室内の温度
はあまり変わらない。でも時間を無駄にも
したくはないので、ペットボトルの水を用
意して、扇風機を回しながらキャブの取付
けにかかった。

DENIのキャブはチョークレバーがフレーム
に当たってしまうため、エイプのインマニ
で対応しようとしたが、今度はキャブ自体
がフレームに当たってしまう。



キャブがもう少し小さいものの方が良いの
かと思い、CB50J用の中古を入手した。
これはインマニ付きだったが、キャブの中
は粉が噴いている状態で、オーバーホール
必須だった。



しならくキャブクリーナーに漬けおきして
洗浄してみたが、完全には落ちきれてはい
ない。でもなんとか使用できそうな状態に
まではなった。



ジェットの穴を掃除するクリーナーがある
けど、パイロットジェットには一番細いも
のでも入らなかった。
やはり荷札の針金は手放すことができませ
ん。



そんなこんなでキャブのオーバーホールは
終わったのだが、もともとあったDENIの
キャブと大きさを比べてみると、同じ大き
さではないか・・・



ということは、やはり装着不可能というこ
となのか?

でも、良~く見るとCB50用はチョークレ
バーが大きくオフセットしている。

なるほど、汎用キャブとの違いはこのチョ
ークレバーにあったのかと、納得してしま
った。

つづく
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