E1ヘッド3

排気バルブのあたりは綺麗だったので
プラグをつけて燃焼室に灯油を入れて
みたが、ほとんど漏れは確認できなか
った。

これで擦り合わせは終了である。

次はガスケットの残りをきれいに剥が
してE1ヘッドの作業は完了となる。

E1ヘッドその2

当たりが少しだけ良くなかった吸気バルブの
擦り合わせをした。
細目のコンパウンドで少しカンカンやっただけ
だが、きれいに当たりがついている。



排気側はもともと当たりも悪くないので、本当に軽く
やるだけで良いだろう。

E1ヘッド

まずはカーボン落としから始めた。
ポートのカーボン落としをしていて気づいたのが
もうひとつのヘッドに比べてポートが大きい
ということ。
そういうものなのか、加工されているのかは
判らないが、これだけ違うとパワーのでかたも
違うだろうと想像がつく。

さっとではあるがカーボンを落としてから
バルブのあたりを見てみた。

光明丹をAプロダクツで購入したが、400g入り
しかなかったので仕方なく購入したが、間違い
なく使いきれない量である。

これを自転車用のオイルで溶いてみた。
オイルとの混ぜ具合だが、サラサラ過ぎず
硬過ぎずくらいの感じで適当に。

そして綿棒を使ってバルブの当たり面に薄く塗る。

バルブをガイドに差し込んでシートに当たった
ところで抜いてみる。

排気は良いみたいだが、吸気側は一部つきが悪い
ところがあるので、擦り合わせが必要だ。

そろそろ冬仕度

予備機として所有していた5馬力の除雪機
ヤマハSA560通称名リッキー。
昨年は一度も出番がなかったため、ノー
メンテ状態だった。

2年ぶりのオイル交換となった。
とは言っても、昨年は2回くらいしかエン
ジンをかけていないのでそれほど劣化して
いるとも思えないが、年数は経過している
ということで交換することにした。

何故か始めの指導性が悪い。
かなりスターターを回さないとかからない。
これではスターターとバッテリーがもたない
ので、リコイルをしばらく引いたあとに
スターターを回すとすぐにかかる。
そして一度かかるとその後は冷えていても
すぐにかかるのだ、時間を置くとまたかかり
にくくなる。
原因が解らないが、全くかからないわけでは
ないので、そのまま使っていた。

小型の除雪機なので効率は良くないが、狭い
ところでの作業性は抜群である。
無段変速のHSTを採用しているが、すでに
メーカーでのサポートは終わっているため
HSTが壊れるとアウトである。
HSTは操作性はよいが故障するとやっかいな
ので、こういう作業機械は単純構造なほうが
ありがたい。

いまのところは特に問題ないが、壊れない
ことを祈るのみだ。

2バルブOHC ヘッド

50cc用が1個、70cc用が2個
どれもほぼバラバラの状態である。

これらのバルブ擦り合わせをするという宿題をもらった。
どれから手をつけようか

70cc用のひとつであるE1の刻印があるヘッドはプラグ穴
が修正から戻ってきたばかりのもの。
当然ながらヘッドは抜け殻状態だ。

これにバルブを差し込んで燃焼室に灯油を溜めてみた。
あっというまに抜けるかと思いきや、結構抜けずに
溜まっているではないか。



でも時間が経つと浸み出ているようだ。
軽く擦るだけでイケるかな？

まずはカーボン落としからの作業だ