暇つぶしエンジニアリング (旧:休日限定エンジニアリング)

アマチュア無線とエンジン付オモチャいじりの日記です。

モトコンポ搬送用パレット

2024-10-23 17:10:21 | オイル臭い部屋

モトコンポをトランポで運ぶ時に簡単に固縛するためのパレットを

作ってみた。

厚さ12mmの合板を900×1200mmの大きさに切って、四隅にアイボルト

そしてフロントタイヤの輪止めとなるような角材を取り付けて、そこに

グランドフックを付けてタイヤを縛ることができるようにした。

構造的にはとてもシンプルなものだ。

これを荷台に積むというよりは敷いてその上にモトコンポを載せて固縛

するというものだ。

板と荷台は特に固定するものではなく単に敷いてるだけだ。

でも、荷台でこの板ごと転倒することはない。

走行中の揺れもほとんど無い。

ひとつ弱点としては、板厚があまりないので、強く締め付けると板が撓んで

しまうということくらいだ

荷台に載せるときは縦でも横でもその時のスペースに合わせて積めば良い。

ただ、トラックの場合にはクレーン等を使えば板に載せためま積むことが

できるが、バンの場合には板を先に敷いてその上に載せてから固縛なので

少々手間になるが、フロントタイヤをしっかり固定できるので、安心感は

高いのと、フックの位置による積込場所の制約がないので、とても積易い

バイクを固定したまま積み降ろしができないので、厳密にはパレットとは

呼べないのかもしれない。

ただの固縛台と言った方が適切かも。

 

実際にトランポに積み込んだ状態はこんな感じです。

中で揺れたり、転倒したりということは全くありません。

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2.5tのガレージジャッキを貰った

2024-09-18 10:46:29 | オイル臭い部屋

いつも行っているクルマ屋さんから、ガレージジャッキを貰った。

少しだけ不具合があるということだが、オイルもれ等はなく、使用

するには大きな問題がないものだ。

2.5tなので、能力的にも充分なものだ。

ラベルが汚れていて品番もわからないのでどこの製品なのかも

判読できないが、仕事で使っていたものなので、変な安物では

ないと信じたい。

不具合とは、時々リリースバルブがうまく回らないことがある

というものだが、ウチに持ってきてからは症状が出ない。

 

かなり使い込まれているので、摩耗箇所もけっこうある。

ゆっくりと各部を調べていると、油圧リリーズバルブを回す

ギヤの上にある四角凸部とハンドル底の四角凹に少しガタがある。

これは摩耗によるもので、ここが滑る程の摩耗ではないのだが

四角の凸凹の噛みあい深さが3mmくらいしかないので、

ハンドルソケットのギヤが上下方向に動くと嚙み合わなくなる

ことが解った。

赤〇部分が取付部分だが、薄い3枚のワッシャーと割ピンで留め

られているのだが、ガタが大きくなっているのと割ピンが曲がり

さらにガタが大きくなっている状態だ。

これだとハンドルが水平近くなったときにギヤ部分が手前に出て

くることで凸凹が噛み合わなくなるようだ。

ここを厚いワッシャーと新しい割ピンを入れることでガタがなく

なくなり凸凹の噛みあい具合も良くなった。

 

ついでにハンドルソケットが摩耗でハンドルが緩々になって

いたので、アルミテープで応急処置を施した。

アルミテープなので、すぐに減ってしまいそうだが、使用頻度が

少ないのでしばらくは大丈夫だろう。

 

ということで、

大型ゴミになるところを救うことができた。

 

 

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百害あって一利もなくなったアイドルストップ

2024-09-17 06:11:42 | オイル臭い部屋

環境保護だの、二酸化炭素削減だのと騒がれていた頃、各メーカーが

燃費向上のために取った策のひとつとしてアイドルストップ機能がある。

しかし、クルマを使う方からすると煩わしさしか感じない必要性のない

機能だ。

燃費の計測方法として国際基準が採用されるようになった現在としては

数字上の向上策としてもあまり恩恵を受けなくなってしまった。

そればかりか、エンジンへの負担のほうが心配されるようになり、採用

されなくなってきた。

 

今のジムニーが納車になって以来ほとんどがエンジンをかけると同時に

アイドルストップをキャンセルして使用していた。

しかし、エンジンを一旦切ると、解除がキャンセルになるためエンジンを

かける度にスイッチを切らなければならず、とても煩わしい思いをして

いた。

そんな時、費用をかけずにアイドルストップを完全に解除する方法を知り

やってみることにした。

ボンネットのストライカーから出ているスイッチのカプラーで、

ボンネットが解放状態を擬似的に作るというやり方だ。

カプラーを外して調べると、ボンネットが開いた状態では3極

の両端となる、赤い線と黒い線が繋がった状態となることが

解った。

反対側カプラーの両端を適当な配線を使って短絡すれば開放

状態をつくることができる。

後は絶縁処理をして完了だ。

 

アイドルストップのキャンセルスイッチは効かなくなるが、

アイドルストップそのものが機能しなくなるなで、スイッチに

触る必要もなくなる。

 

今のところ他に影響も出ていないので、このまま使い続けることに

した。

 

 

 

 

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EX900 1年少々でまたキャブ掃除

2024-08-16 21:58:45 | オイル臭い部屋

昨年の春頃に永年放置されていたことでエンジンがかからなくなり

キャブの清掃をしたEX900。

 

先頃九州で大きな地震があったこともあり、発電機のチェックを

しておこうと思ったが、EX900のエンジンが掛からない。

初爆はあるのだが、続かないという状態になっていた。

ガソリンは1年以上経っているが、腐ったとき独特の臭いはしないので

劣化はしているだろうが、エンジンが掛からないという程ではないような

気がするのだが・・・

しかも満タン近く入っているので、これをすべて入れ替えるというのも

厳しいものがある。なんとかエンジンが掛かるようになって消費したい

ものだ。

 

一度エンジンがかかるが、すぐに止まってしまい再始動ができない。

でも少しおくと始動できるが、やはり直ぐに止まってしまう。この繰り

返しなのだ。

燃料が続かないようなのだから、キャブを掃除してみるしかないだろう。

 

キャブを外してフロートチャンバーを開けて見ると、ガソリンの

吸い口が緑色に詰まっていた。

初爆はあるので、完全に詰まっているのではなく、かろうじてガソリンが

通るような状態なのだろう。

 

ジェットを外して各ポートをキャブクリーナーを使って洗浄。

その後パーツクリーナーとエアブローで洗浄して組み上げた。

毎度のことだが、やはりスズキのキャブクリーナーが一番信頼できる。

 

エンジンは無事に始動でき、発生電圧が105Vになるように調整して完了となった。

これで災害に備えることができたのだが、ガソリンが古くなってきているので

なんとか消費して、いざという時にまたエンジン不始動ということのないように

新しいガソリンに入れ替えておかなければ。。。

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原付スクーター エンジン不始動

2024-07-26 21:44:05 | オイル臭い部屋

原付スクーターの修理応援依頼があった。

スズキの原付で車種は良く解らないが、アドレスかセピアあたり

だろう。

走行中にエンジンが止まりそれっきりというもの。

スタータは回るが全く反応しない。

プラグに火が飛んでいない。

IGコイル周りの配線に接触不良となる状態は確認できない。

CDIがコイルにビルトインされているタイプのようであり、これを

交換してみるしかない。

その前に、ピックアップコイルも点検してみたが、これといった

不具合もなさそう。

コイルは新品を購入するまえに、手持ちの中古品で使えそうな

ものを試してみることにした。

CDIが内臓されているのかどうかも解らないが、テスターを当てた

感じではコイル単体ではないようなので、物は試しで闇雲に配線を

してみた。

すると奇跡的にもスパークするではないか。

何用かも解らないものを繋いだにも関わらずラッキーだ。

 

火が飛ぶようになったので、エアクリーナーケースからパーツ

クリーナーを吹き付けて初爆を確認しようとしたが、全く掛から

ない。エーテルを吹いても全く反応なしだ。

プラグを外してシリンダー内に直接エーテルを吹いてみたが、

それでも爆発してくれない。

 

コンプレッションゲージでの測定はしていないが、圧縮はまあ

まああるような気がする。しかし、マフラーから出てくる排気は

少ないような感じもする。

 

外から出来ることは可能な限り行ったので、ヘッドを剥ぐってみる

ことにした。

そしてシリンダー内を覗いてみると、引っかき傷があった。

そしてピストンも酷い状態になっていた。

単なる焼き付きによる傷とは違い、何か遺物を嚙み込んだような

傷がついていた。

すると外したシリンダーの掃気ポートに、何やら虫のようなものが

あった。

虫ではなく、ピストンピンを止めているサークリップのようである。

原因は解らないが、外れて噛み込んだのは間違いなさそうだ。

そして、ヘッドガスケットを見ると、なんと抜けた跡がクッキリと

ついているではないか。

しかもこのガスケット、他車のものを流用いたのかボルト穴の

ところが長穴になっていることに加えて、ボアの部分が楕円形に

なっているではないか!

一度分解したことがあるものと推測できるが、オーナーさんは

ネットで購入した中古車のため、過去に何があってどのような

整備が成されたのかも解らない状態だ。

 

いずれにしてもこれではエンジンが動く訳がない。

 

オーナーさんはどうゆう見立てで判断したのかは解らないが、

ピストンがダメだということでスタンダードサイズのピストンと

シリンダー等一式が持ち込まれていたので、これに交換すること

としたのだが・・・

持ち込まれたシリンダーの加工が酷いものだった。

ポートの角が抉れておりガタガタの状態だ。

面取りもさていないので、このまま組めばピストンをつけること

になりそうなので、ポートの面取りと。ピストンスカートの面取り

そしてピストンピンが入るのボス部分の磨きを行ってから組み上げた。

 

更にヘッドガスケットが抜けていたので、オイルストーンでの研磨

を行った。

 

そしていざエンジン始動

 

試運転をしてみてビックリ!

なかなかの加速を見せてくれた。

さすが7psクラスのエンジンを搭載しているスクーターだけのことは

ある。これなら日常の足としても全く不満がないと言えそうだ。

 

今回の原因としては、CDI内臓IGコイルの不良とエンジン内部における

ピストンピンのサークリップ脱落によるカジリ込みである。

しかし、少し疑問が残るのが、CDIが不良になるまで、このピストンで

エンジンが掛かっていたというのが信じがたいのだが・・・

でもオーナーさんは走行していてエンジンが止まったと言っているので

止まった主原因はCDIの不良なのだろう。

 

新品とは言え、加工状態のよろしくないシリンダーではあったが一応の

対策も取っているので、しばらくは問題なく走行できるだろう。

 

 

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また無駄使いをしてしまった

2024-03-19 16:52:16 | オイル臭い部屋

MFJのライセンスが届いた。

昨年初めて申請して、今回が2回目の更新ということになる。

2輪の競技に出場する可能性は限りなく100%に近い。

というより100%ないだろう。

では何故?

それでもいいのです。

言ってみれば4輪だって今後出場することはないだろうけど

なんだか切らしてしまうのが寂しいので更新しているだけだ。

 

まあ、普通に考えれば無駄使いということになってしまうけど

所持していることに価値を感じていれば、全くの無駄使いとも

言えないだろう。

 

今回もやはり写真は自分で貼り付けてその上からラミフィルム

を自分で貼るというもので、前回と変わっていない。

でも、今回はMFJのステッカーが入っていなかった。

これは最初だけしか付いてこないのか?

それとも忘れられたのか?

まあ、いいけど・・・

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刈払機 2台目

2023-11-19 11:07:36 | オイル臭い部屋

また刈払機のエンジン不始動による修理依頼が入ってきた。

今度のはゼノアの機械だ。

ただエンジンがかからないということだったが、詳細は解らない。

自分で何とかしようとしたようでキャブは分解された状態で持ち

込まれてきた。

まずは一次診断として、キャブが付いていないまま、ポートから

5-56を吹き付けてクランキングすると、初爆はあった。

いつも通りにキャブの清掃だけで終わるかと思いきや、分解され

たキャブはそれほど汚れていなかった。

良く見ると、フロートチャンバーのガスケットが一部切れていた。

燃料漏れでキャブを分解したということが想像できる。

そして、ニードルの先端に段付き摩耗も確認できた。

TKキャブが付いているのだが、型番等の刻印がなく部品の調達が

できない。

本体の機種番からも調べたりしたのだが、ハッキリと解らなかった。

多分、これ専用ということはなので、何かと共用していると思われ

るが、通販だと現物確認ができないので、無駄な買い物になる

可能性もあり、ガスケットはパッキン紙と液体ガスケットで対応

してみることとした。

ニードルバルブは漏れないことを祈りつつ再使用してみることに。。。

 

結果、キャブからの漏れは今のところ無いようだが、燃料コック

からの漏れがあった。

それを繋いでいるホース類もかなり硬化しており、交換したい

ところではあるが、燃料タンクからコックまでのホースは少し

太いので、手持ちに使えそうなものがない。

コック自体はレバーの裏側にあるナットを締め付けることで

漏れは止まったので、このまま完全にダメになるまで使って

もらうことにした。(触らぬ神に祟りなしである)

手持ちのカストロール2Tで混合燃料を作って始動させると

エンジンは調子良くまわっているので、完了とした。

でも、来年の夏にまた来るかも・・・

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刈払機エンジン不始動

2023-11-09 19:29:53 | オイル臭い部屋

エンジン不始動となった刈払機の修理依頼がきた。

ゴールデンスターというメーカーのもので、機種はよく解らない。

パーツクリーナー等を吸わせても初爆もないということだった。

持ち帰ってきてパーツクリーナーを吹いてみたが、言われたとおり

始動する気配がない。試しにエーテルを吹いてみたが、それでも

かからない。

プラグの火花は飛んでいるので、点火系は問題なさそう。

でも、初めはパーツクリーナーで初爆はあったけど、その後が続

かないとも言っていたが、今は初爆すらしない状態だ。

エンジンが始動しないそもそもの原因はキャブのダイヤフラムが

劣化しているのだと思われるが、インテークから直接燃料を吸わ

せても始動しないのは、他にも原因があるのか・・・

しかし、コンプレッションは充分にあるように感じるので他に

考えられるのは・・・

いいだけエーテルやら5-56を食わせている割にはプラグのかぶりが

少なくて、ほんのりと湿っている程度だ。

こういう時に2サイクルエンジンの場合、なぜかマフラーを外し

てかけると始動する。

外したマフラーの中をみると、少しではあるが燃料のようなものが

溜まっているのが確認できた。

そして、数回リコイルを引くとエンジンが始動した。

これは過去にバイクでも経験しているが、確実に始動させることが

できる。

これで始動できることは確認できたが、やはりその後は続かない

ので、ここからはキャブの分解に入る。

やはりダイヤフラムがふやけたようになっていた。

そしてプライミングポンプが本来のものとは違うと思われる

ものが無理矢理付けられていた。

ダイヤフラムのセット一式をネット通販で購入。

古いガスケットを剥がすのが少々手間取ったがなんとか綺麗

になった。

キャブの本体やスクリュー類をキャブクリーナーに漬け置きして

洗浄。

ニードルバルブは段付きもなく綺麗な状態だったが、セットの中に

新品が同封されていたので、迷わず新品に交換することに。

洗浄が終わり、組付け後は快調にエンジンが始動した。

季節的にこれからこの機械を使うことはないかもしれないが

来シーズンには活躍してくれるでしょう。

 

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災害への備え 発電機の点検

2023-10-22 13:26:15 | オイル臭い部屋

いつ起きるか解らない災害時の停電に備えて、発電機のチェックを

しておくことにした。

今年に春に、ホンダの古いEX900を入手したので、現在では2台

体制となっている。

点検といっても、エンジンを始動して出力100Vがでているかの

チェックだけだが、最近の家電はほとんどがマイコン制御とな

っているので、出力の波形も確認しておくことにした。

 

ブラウン管オシロなので、写真にはうまく写らないが、一応は

どちらも正弦波交流の波形になっていることは確認できた。

 

↓EX900の波形

↓G400の波形

G400の方が綺麗で、EX900は波形に一瞬の落ち込みがあるこ

とが確認できる。

以前に修理したEX900も波形に乱れがあったが、この機種の

特徴なのだろうか・・・

まあ、気にするほど酷いものではなく、サインカーブには

なっているので、停電時に一時的な使用だけなので、問題

ないだろう。シビアそうなものにはG400を使用することと

覚えておけば良いだろう。

 

2台ともまだガソリンが結構残っているので、定期的に始動

して新しいガソリンに入れ替わるようにしておかなければ、

いざという時にガソリンが腐っていて動かないということに

ならないよう注意しよう。

 

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またもや発電機

2023-06-12 22:59:48 | オイル臭い部屋

またEX900の修理です。

前回修理したものとは別の個体だが、今度はエンジンがかかる

けど、ハンチングするというもの。

更には、この機械もリコイルの紐がビローンの状態だ。

今度は、ゼンマイを分解しないでなんとかしたいところで

あるが、まずは外して見ないとなんとも解らない。

リコイルスターターを外して点検すると、この機械も特定

のところで動きが渋くなる状態だった。

しかし、前回のようにプーリーの潰れ等はなく、やはり

分解しないとはっきりとした原因は解らない。

でも何かに引っかかるという感じではなにので、紐にシリ

コングリースを塗ってみたら、スムーズに巻き取るように

なったので、これで様子を見ることにした。

 

ハンチングの原因はいつものようにキャブの詰まりだろう

と推測のもと早速キャブを外すことに。

お決まりのように、エアークリーナーエレメントは腐って

いた。

インバーター式の電子スロットルとは違い、何の変哲も

ない普通のキャブだ。

やはりメインジェットは固着して外れない状態だったが

エンジンがかかるだけあって、詰まっていることはなく

酷く汚れていることもなかった。

ひととおりの洗浄を行い、新しいガスケットを入れて組

あげたのだが、あまり調子が良くない。

50Hzではまあまあ安定しているが、60Hzに切り替えると

ハンチングが出る。

エアースクリューでは調整しきれないし、プラグも燻っ

ている。

 

こうなると、疑うのはガソリンの劣化だ。

オーナーに問わせたところ、2~3年は経っているかも

ということだった。

タンクの中は、ほぼ満タン・・・

悪臭がするほどではないので、洗い油として使うことに

して、全量入れ替えてみることにした。

初めは、キャブのドレンから抜いていたが、時間がかかり

そうなので、シュポシュポで一気に抜いた。

新しい(これも半年近く経っているが)ガソリンを入れて

エンジンをかけてしばらく様子をみる。

50Hzは問題なくなったが、60Hzにするとやはり時々息付

きするようなハンチングが出るが、エアースクリュー調整

で安定させることが出きるようになった。

エンジン回転が少し高くなったので、明らかにガソリンの

違いが解る。

出力電圧を測ると126Vも出ていた。

これを105Vくらいに調整して、白熱球と100Wのハンダこて

を繋いでみたが、ハンチングは発生しないので、これで行け

るだろう。

 

しかし、一度エンジンを止めてからの再始動があまり良くな

い。

相変わらずプラグは燻っている。

別のプラグに交換しようにも、同じ品番のものがない。

BR4HSは付いているが、うちにあるのはピープル用の

BP4HSAだ。

サイドバルブエンジンなので、プロジェクトタイプのプラグ

でもピストンに干渉することはないと思われるので、試しに

取り付けてエンジンをかけると、明らかに調子が良い感じに

なった。

しかし、発電機という性格を考えると、レジスター入りの

プラグでないと、余計なノイズを発生することになるので

やはり標準のBR4HSを付けるのが一番だ。

ホームセンターに在庫はあったが、なぜか高い。

BP6HSやBR6HSあたりと大きな違いはないような感じだが、

200円くらい高かった。

 

最後に出力波形を見てみると、綺麗な正弦波と思いきや、

交流ではあるが、なんだか汚い波形だ。

一瞬電圧の落ち込みがあるのは何が原因なのか?

取り敢えずは、マイコン制御のような家電品でなければ

使用は可能なので、ジェネレーターは完全に出力が出な

くなった時にでも見ることにした。

 

最後に、いつから交換していなか解らないエンジンオイル

を交換して完了とした。

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インバーター発電機 IEG900

2023-06-06 18:34:12 | オイル臭い部屋

また放置発電機のエンジン始動不良機が持ち込まれた。

今度は、新ダイワのIEG900Mという、インバーター搭載機で出力は

0.9KVAのものだ。

これの大きな特徴としては、何と言っても軽いということ。

片手で楽々持ち上げられるので、トラックの荷台に乗せるのも簡単。

 

どこかの作業現場などで使用されていたものだろうか、外観はとて

も使用感がある。

 

リコイルを引いてもまったくエンジンがかかる気配はない。

エアクリーナーを外して、パーツクリーナーを食わせると、初爆は

あるので、長期間放置によるキャブのつまりだろうと推測する。

 

オイルは交換されてからあまり使用されていなかったようで、交換

の必要はないみたいだ。でも、2年くらいは経っているらしいが。

 

エアクリーナーは、湿式タイプで洗浄すればまだ使えそうだったの

で、再使用することにした。

あとは、キャブのオーバーホールになるのだが、キャブを外すため

には結構面倒というか、厄介なものが付いていた。

スロットルバルブをモーターで制御しているようだ。

ガバナのリンケージも見当たらないので、そのあたりの制御も

電子化されているのか?

まあ、余計はところには触れずに、キャブの下半分だけを清掃

することにした。

フロートチャンバーの中はそれほど汚れておらず、ジェットも

すんなり外れるくらい綺麗な状態だった。

この状態からは詰まりはあまり考えられないが、それでも一応

キャブクリーナーでポートやジェット類は洗浄した。

 

洗浄が終わり組み上げると、エンジンは難なくかかったのだが

ハンチングがある。

チュークを少し閉じると安定するので、燃料が薄い症状である

が、キャブは洗浄済みなので、納得がいかない。

エアークリーナーを元通りにすると少しハンチングが治まった。

エアクリーナーもやはり空気抵抗になっていることを感じる。

2年前の燃料ということもあり、劣化でガソリンの質が変わっ

てしまったか?

手持ちのガソリンを300cc程追加して撹拌した後に掛けてみると

更にハンチングは少なくなったので、やはりガソリンの劣化は

大きな原因だったのか?

本当なら全部を入れ替えてみると一番ハッキリするのだが、抜

いたガソリンをどうするかということもあるので、エンジンは

かかるようになったので、今入っているガソリンは早く使い切

ってもらうしかない。

 

発電機の部分は問題もなく102Vちょっとの電圧が出ている。

この電圧制御はエンジン回転に依存するとことが全くないよう

で、回転が変わっても電圧変化はない。

さすがインバーターだ。

 

インバーターといえば気になるのが、出力波形だ。

オシロスコープで電圧波形を見ると、綺麗な正弦波交流になっ

ていた。

まあ、まともな矩形波ということはないだろうが、疑似正弦波

くらいに思っていたので、これには正直驚いた。

この機種はOEMでヤマハやヤンマーからも販売されているもの

だが、どれを買っても、問題なくマイコン搭載の家電品に使え

るだろう。

※取扱説明書にはパソコン等に使用する場合は販売店に相談す

 すれといった内容の記載がされている。

 

 

 

 

 

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永年放置された発動発電機復活

2023-05-24 04:39:56 | オイル臭い部屋

ゼンマイがビョ~ンになったリコイルスターターは、それほど苦労も

なく戻すことができた。写真を撮ることができなかったが、ケースに

合わせて、外側から巻いて行くことでうまく収まった。

 

いよいよキャブの清掃に入るわけだが、フロート室のなかは思った程

汚れていかなった。

メインジェットはしっかりと詰まっており、ジェットも外れてこない。

仕方がないので、付けたまま洗浄することにした。

一通りのキャブ清掃を終えて、タンク内の臭いガソリンを全て抜いた。

タンクの中は錆びなどもなく綺麗な状態だった。

キャブを組み付けて、スイッチ兼コックを開けると、いきなりの

オーバーフロー。

フロート室を外すと、なんとフロートが外れていた。

何でこんなことになったのか原因は不明だが、再度組み付けると

今度は大丈夫だった。いったい何だったのだろう?

 

エンジンは無事にかかったので、ボロボロになったエアクリーナー

エレメントを汎用のエアクリーナースポンジで作った。

ケースの中は、古いスポンジの粉だらけになっていた。

これを洗浄し、新しいエレメントを付けて、いざ本格エンジン始動

んっ 待てよ オイルは?

いつから変えていないのか・・・

墨汁の如くだつた。

この発電機はドレンがなく、本体を傾けて注入口から抜くという

やり方だ(説明書による)

 

新しいオイルを入れ、エンジン始動!

電圧が出ない!

これはリセットスイッチで回避できたが、電圧が95V程しか上がらない。

スロットル調整で電圧を上げ、負荷時に多少の電圧降下を見越して

105Vに設定した。

その後オーバーフローもなく、エンジンも快調だ、

 

負荷試験は130Wくらいでしかかけていないが、多分問題ないでしょう。

 

長期放置のEX900完全復活です。

 

 

 

 

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永年放置された発動発電機

2023-05-23 20:32:37 | オイル臭い部屋

ホンダの古い発電機 EX900の不動品が舞い込んできた。

クランキングはできるが、全くかかる気配はない。

しかも、謎のナイロンロープで、ガバナーのレバーを

引っ張っている。

この状態でエアクリーナーを外してパーツクリーナー

を食わせると初爆はあるので、エンジンは大丈夫そうだ。

しかし、リコイルスターターの紐が戻らなくなった。

そして、外したエアクリーナーは当たり前の如く腐っている。

そして、ガソリンが腐った特有の臭いが漂ってきた。

まあ、キャブを掃除すればエンジンはすぐにかかるように

なると思うが、その前にスターターを直さなければ。

 

外して裏から見ても、良く解らないというか、プーリーが

見えるだけだ。

このプーリーを外してみたいが、するとどうなるか想像が

つくので、外したくないが・・・

やはり予想通り、ゼンマイがビョ~ンになった。

しかし、外したことで、引っ掛かっている原因が解った。

紐が巻かれているプーリーの一部が潰れて細くなっている

ため、この位置で紐が巻けなくなるのだった。

外に出ている部分ではないのに、なぜこんなことになった

のだろう?

ドライヤーで炙りながら開いて、なんとか紐がスムーズに

出し入りできるようになった。

問題はビョ~ンになったゼンマイをうまく戻せるかだ。

 

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4ストミニ達が久々に目を覚ます

2023-05-08 19:55:40 | オイル臭い部屋

K50の部品待ちの間に、やはりしばらく火を入れていなかったゴリラと

R&Pのエンジンを掛ける準備をした。

R&Pは昨年の10月くらいに少し走らせたが、ゴリラの方は保険が切れ

ていたので、エンジンすらかけていなかった。

どちらもドライスタートのリスクを極力下げるべく、プラグ穴からゾイル

のスプレーを注入してゆっくりと数回キックした。

普通の浸透性潤滑剤と違い、エンジンを組み立てる際にも使用可能と

謳われているものだ。ただ、少し高価なのが唯一の欠点。

 

そして、バッテリーは2台とも無負荷で2Vくらいしか発生しない

もう何年も前に購入した、しかも勝負バッテリーなので復活は期待

していないが、取り敢えず充電してみることに。

セルモーターが付いているわけでもないし、バッテリーは取り敢えず

ついていれば球切れも防げるので、少しでも電気が入ればそのまま

使う予定だ。

これで使用が可能であれば、十分に勝負に勝ったと言えそうだ。

ダメならまた新たに勝負することにしようか。

 

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MFJライセンスがきた

2023-03-30 21:18:43 | オイル臭い部屋

4輪のライセンスは、もう30年以上も更新している。

途中はカートライセンスも所持していたが、カートは

レースに出ることもないし、4輪のAライセンスがある

ので、いつでも相互発給で取ることができることもあり

節約のため流してしまたった。

2輪のライセンスは一度も所持したことがなかったので

ネットで調べてみると、オンライン講習と試験で取るこ

とができるので、取ってみた。

一番安いエンジョイクラスだと申請料がなんと1000円。

その他にスポーツ保険料と事務手数料がかかるので、

総額3000円を超える。

 

届いたライセンスは4輪用に比べると少し安っぽい。

ライセンスは紙で、写真は自分で貼り付けてラミネート

フィルムを上から貼り付けるというものだ。

おまけでMFJのシールがついてきた。

4輪やカートのライセンスはプラスチックカードなので

質感はかなり劣る。

 

送られてきた案内書にはMFJ会員ライセンスと書かれて

いるということは、ライセンスを取ると自動的にMFJの

会員になるということか。

4輪の場合は別にJAFの会費が必要なので、それからす

ると安いといえる。

 

ところでエンジョイクラスって何に出れるのかというと

ロードレース以外のレースで選手権の掛かっていない

公認のレースやミニバイクレースもいいみたい。

(ジムカーナはMFJのカテゴリーではないらしい)

まあ、今さらバイクの競技に出ることなないけど、興味

本位と、ステイタスのひとつとして取ってみたのだ。

コメント
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