ゼンマイがビョ~ンになったリコイルスターターは、それほど苦労も
なく戻すことができた。写真を撮ることができなかったが、ケースに
合わせて、外側から巻いて行くことでうまく収まった。
いよいよキャブの清掃に入るわけだが、フロート室のなかは思った程
汚れていかなった。
メインジェットはしっかりと詰まっており、ジェットも外れてこない。
仕方がないので、付けたまま洗浄することにした。
一通りのキャブ清掃を終えて、タンク内の臭いガソリンを全て抜いた。
タンクの中は錆びなどもなく綺麗な状態だった。
キャブを組み付けて、スイッチ兼コックを開けると、いきなりの
オーバーフロー。
フロート室を外すと、なんとフロートが外れていた。
何でこんなことになったのか原因は不明だが、再度組み付けると
今度は大丈夫だった。いったい何だったのだろう?
エンジンは無事にかかったので、ボロボロになったエアクリーナー
エレメントを汎用のエアクリーナースポンジで作った。
ケースの中は、古いスポンジの粉だらけになっていた。
これを洗浄し、新しいエレメントを付けて、いざ本格エンジン始動
んっ 待てよ オイルは?
いつから変えていないのか・・・
墨汁の如くだつた。
この発電機はドレンがなく、本体を傾けて注入口から抜くという
やり方だ(説明書による)
新しいオイルを入れ、エンジン始動!
電圧が出ない!
これはリセットスイッチで回避できたが、電圧が95V程しか上がらない。
スロットル調整で電圧を上げ、負荷時に多少の電圧降下を見越して
105Vに設定した。
その後オーバーフローもなく、エンジンも快調だ、
負荷試験は130Wくらいでしかかけていないが、多分問題ないでしょう。
長期放置のEX900完全復活です。