『around65thの人材育成を考える』
ここ1週間ほど、定年退職されて、セカンドキャリアにチャレンジしようとしている新人社員さんの、研修を担当して、気づいていることが、いくつかあります!?・・
1つは、世間一般で言われているような、「年金をもらっているし、健康のためとか、お小遣い稼ぎだから」、真剣じゃないし、やる気もない!
というのは、まっかな噓です。
研修対象は20名以上になりましたが、1名として最初からやる気のない人材はいないですね!
口では、テレもあってか、健康、年金もらってなんて言う人もいますが、皆さんそろって、真剣に取り組んでくださっています。
2つ目は、個性や、固定観念、こだわりが強くあるということ!
良く一般的に、素直さがないとか、頑固だといわれるのですが。
ちょっとだけ、行動を分解してみると、自分の持っている一番大切な価値観に合致することは、本当に素直に聞いてくれますし、記憶力もいい!
しかし自分の価値観、こだわりと相反することに関しては、言い訳が多くなり、記憶に残っている割合が極端に少なくなります。
ここがこの年代の人材を導く上でとても大切なポイントだと思うのですが。
そのためには、まずは、トレーナーのほうが、新人さんの置かれている、状況を客観的に理解しようとすることがたいせつです。
気持ちを理解してと、間単におっしゃる方が、いらっやいますが、相手の気持ちなんて、親子でも、親友でも、すべてを理解することは、出来ません。
しかし、状況は、客観的に理解しようとすることは可能ですし、自分のことを、本気で理解しようとしてくれる人に、いやな気はしませんし、関係性は築きやすくなります。
教える方は、早く仕事が出来るようになってもらい一人前で働いてほしいと、この会社のルールはこうなっていると、先輩から伝えれれた、やり方を押しつけようとしがちです。
それは会社のルールでなく、トレーナーの中にある自分の価値観に従わせようとしているだけです。
これではうまく行きませんね!
逆に、やり方を取り込もう、ねたをいただこうと観察してみてください、それぞれのかたが、特徴のある仕事の覚え方をしていることが見えてきます。
これがとっても面白い!そして本当に参考になる学べます。
目的は、早く仕事を覚えてもらい、会社に貢献できる人材になってもらうことです。
一見、回り道をしているように見えても、無理やり今までのやり方をさせるより、結果早く覚えたりします。
その人の価値観と、会社の仕事の方向性の共有ゾーンを見つけて仕事を覚えてもらえば、目を輝かせて仕事をする、
around65thの姿を見ることになるでしょう。
その前に、この年代の人事活用をどうして行くのか、会社はどう受け入れていくのかを、検討し、見直して以下なかなければならない時代が、目の前に迫っています。(^_-)-☆
私が研修で使っている、価値観発見のツールをシェアします。
Drディマティーニ氏が、ネット上で公開しているツールを、シンプルで簡単になるよう手を加えたものです。
実際に研修で使って、かなりの確立で、一回目で、価値観の近隣までたどり着けることは、実証済みです。
興味があればダウンロードして使ってみてください(^_-)-☆