チョー楽しいメンタルフローな組織創り

企業文化、環境変化を利用した自然な人づくり、心理的安全性、フロー、社員研修、アドラー心理学などを中心に投稿

アドラー心理学『目的論』を活かしたコーチング

2021年08月02日 | コーチング

          
参考文献:小倉 広著『アドラー心理学に学ぶ部下育成の心理』


アドラー心理学『目的論』を活かしたコーチング 平本あきお

チョー楽しいメンタルフローな組織創り
人間力アップコンサルタントの石川保幸です

あなたは、アドラー心理学って聞いたことがありますか?
動画の、チームフロー 平本さんはアドラー心理学を使ったコーチング第一人者!

【原因論と目的論】

一つだけ事例を紹介すると、例えば病院の電話!


診療時間内に、1000人以上の患者さんが来るような、救急総合病院で起こっている事例、

1日の電話件数は毎日500件以上、この内、外来に関連している電話が8割以上の割合で、

かかってくる。

するとこんな具合に、電話を受けずに、各部署同士で譲り合うという事案が、かなりの割合で起こって来る。

患者様から、診断書の発行の期限を尋ねる電話があった場合、すでに診断書が出来上ていれば、

文書窓口の、医療事務が回答をすることになる。

しかし、これが診断書が作成中の場合は、勝手が違ってくる。

最終的には、ドクターが診断書は作るのだが、現在は、ドクターが書かなければならないところ以外は、

医療事務を代行する医療秘書が、殆どの部分を作成している。

すると、今度は外来看護師経由で、各診療科担当の、医療秘書のいる場所を確認し、電話をつなぎ

書類作成の、進捗状況を確認し、ドクターの記入する段階に到達している場合は、ドクターを探し、

つなぐことが可能な状態であれば、確認しお答えするという、手間と時間のかかる、対応を迫られる。

そこで、出来上がっている、診断書の案内は、我々文書窓口の仕事だが、

作成途中の診断書の案内は、ドクターの動向を近くで把握している、外来看護師に、電話を回してほしいと、

電話交換に、依頼してくる。

しかし、外来看護師も、目の前の、患者様に、100%集中したいため、そんなに時間の取られる、電話は受けたがらず、

今度は、医療秘書管理をしている、医事課に、回してほしいとなり、ぐるぐると、たらい回しの状態が起きる!

この時に、どの箇所からも、他の箇所が電話を受けないのが、悪いと犯人探しをしようとする。

つまり、原因論になってしまう。

これでは、問題は解決しない、どこかの箇所に無理やり受けてもらうような、ルールを作るしか無い!

しかしこれを目的論で考えると、『見えるもの』が違ってくる。

『電話に取られる時間を少なくし、それぞれの持場で、患者様に向かう時間をしっかり確保するには、どうしたらいいのか?』

と考えるようになる!

すると答えはおのずと見えてくる。

医療秘書さんに、1台ずつ院内を移動できる電話をもたせる!

これが、経費がかかってできないのであれば、

それぞれの秘書さんの1週間の院内でのいる場所を聞き、

秘書さんの居場所マップを作ればいいのである。

そして、究極は、電話の全体件数を減らし、その時間で、それぞれの持場で

患者様と向き合える時間を確保することを考えるとなる! 




 ==============================================

【チョー楽しいメンタルフローな組織創り】
元気とハイパフォーマンスの両立した組織創りのお手伝い

 『起業家マインドを持った優秀な右腕社員を育てることで
  社長のビジョン達成を加速する!』

【 右腕創りコンサルタント 】

コンサルティンググループ 大分メンタルフロー研究所 匠

      代表  石川 保幸

 連絡先 : 携帯電話 090-1366-4882
Email      : mflowrabo@gmail.com

ブログ  【チョー楽しいメンタルフローな組織創り】

      http://blog.goo.ne.jp/c3421yxy

==============================================

ブログランキングに参加しています、下のバナーを『ぽちっと』クリックしていただけると助かります!(^_-)-☆ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

 
 


生命科学ランキング



脳科学ランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする