キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

102回目のレッスン

2008年11月20日 13時55分56秒 | サックスレッスン
2004年12月1日から受け始めたアルトサックスのレッスンも、今回で102回目を向かえた。
変わっていないところといえば、、、レッスン料が値上がりしていないのと、レッスン会場のスタジオが同じ場所。そして、、、私のモチベーション、、、くらい?(笑)

もちろん、あまり上達していない、、、と、言いたい所だけど、さすがに超初心者、まったく初めてからのスタートなので、さすがに少しは上達したかも??

ただ、実技は得意でも理論が苦手、、、という体育会系な体勢のため、ほとんど理論の勉強は進んでいない。
で、さすがに最近、ちょっと焦ってきた~。(汗)
なにしろ、ジャズはやっぱり理論も大切な音楽なので、、。

、、、といことで、今回から(みずから進んで、)ジャズ理論も教えて貰うことにした。
で、一応、先生お勧めのジャズ理論書は購入済みだけど、、、いかんせん飛ばし読みしているうえ、、、うる覚え~。(おぃ!)
今回、最初からそれが暴露され、焦ること焦ること~~~。

それで、テーマは、「ジャズのアドリヴのためのコードに対する使えるスケールの説明と、具体的なアドリヴの音の使い方」とか、、。
もちろん、今までもいろんな曲を持って行っては、アドリヴのやり方とか教えてもらったけど、、、。なぜか私の方が言われたことがちんぷんかんぷんになりやすく、、。(涙)
教える先生の方も、「こいつ、分かってないな。」と思ったのか、あまり積極的には後追いせず、、、理論は後回しにする傾向だった。

ただ最近、せっかくレッスン時間が2時間もあるのに、その2時間、ずっとロングトーンばかり、もしくはエチュード、、、っていうのも、効率が悪い気がしてきて、。
ここは思い切って、普段、セッションに行くために練習している曲も、教えて貰いたいと思うようになった。で、セッションで吹く曲、どれもテーマは自由に吹いても大丈夫だけど、問題はやっぱりアドリヴ。なにしろジャズでは、アドリヴはテーマと共にセットで演奏するので、セッションに行って、「テーマだけでもいいよ~。」って、言われても、結局、アドリヴも吹かないとカッコ悪い。でも、そうはいっても、知らない曲やできない曲を当てずっぽでデタラメで吹くと、さらにカッコ悪いというより迷惑、、。
そんな感じなので、結果的に、シンプルなラインのメロディであっても、一応、アドリヴで吹く曲のコードと使いスケールの仕組みくらいは分かっていたほうが良いに決まっていたり~。(笑)

前置きが長くなった。

なので、今回から、レッスンの前半は、セッション用の曲のレッスンをお願いしてみることに。(って、今回だけだったりして?爆)

それで、まずは、家で練習していて、すでに暗礁に乗り上げてしまったマイナーkeyの曲のアドリヴの作り方とか、教えてもらった。
で、曲は、「ハッシャバイ」。アルトで、keyは、Dmで、ダイアトニック系のコードが多いので、つい基本キーのFで吹いてしまいがち。ただ、それだとあまりにも芸が無いので、もっと曲のコードと使えるスケールとその理由を教えてもらった。そしたら、、、あれ、私、うる覚えのコード名の読み間違えが数箇所発覚!、、、うーん、かなりやばかった。だいたい、ハーフデミュニッシュをオーギュメントなんて言っているだから、、、かなり太刀が悪い。(滝汗)
おまけに、構成音が同じなら、どの音でも使えるー。とか、適当に書いて、D7でDのHMP5↓を強引に使おうとしたり、、、。

そんなこんなで、その曲に使えるスケールを教えてもらい、さらにコードの音のターゲットノートとか、選出して、フレーズ例とか、そいうのも教えてもらった。
そして、最後は、先生にカラオケで模範演奏もしてもらい、、、至れり尽くせり~。(爆)
で、本当は、譜面に書いてもらった譜例ではなく、先生の演奏を耳コピするのが、一番の得策かもしれないけど、、、いかんせん、耳コピは今の時点では不可能なので、、。(汗)とりあえず、教えて貰ったスケールとコードのやり方で今後は、アドリヴを作ってみたいと思った。

、、、と、それだけで1時間が経過。

そして、後半は、いつものように実技。

まずは、ロングトーン。
前回、それだけで終わったけど、、、今回は、ちょっと良くなっただけで、あまり出来はよくなかった。
なぜか、先生の前だと唇が緊張して、震えてしまう~。(おぃー。)
そして、その緊張がほぐれるまで10分も掛かってしまった。(汗)

で、今回の悪い癖の暴露、、、第3弾!は、、、?

なんと、アンブシュアの作り方。にゃ~

実は、これは今までも何度も何度も、、、注意されていた部分。
つまり、私の悪い癖で、なぜか呼吸の度に口をマウスピースから離してしまい、さらに呼吸しなくても、つい、うっかりと離してしまうー。
で、その度にアンブシュアを作り直して吹くので、いつも吹きながらアンブシュアを整えていたり、中途半端なアンブシュアで吹いてしまい、、、出音がいまいち。
それでも呼吸と指だけは回っているので、音だけは出ている。もしくは、凄い爆音とか、、。(涙)
結局、それが素人吹き、もしくは棒吹きの正体で、、、音色を気にしてロングトーンとかオーバートーンとかやっても、無駄になっている部分だった。

つまり、何が言いたいかというと、、、。
サックスを習い始めた時に言われた、「まず、しっかりとブレスして、それからしっかりとアンブシュアを作って、舌でリードを塞ぎ、そして舌を離して音を出す。」が、できてないということ。
で、どうやら私の場合、吹くとき、まず息を吸って、すぐにアンブシュアを作りながら吹いてしまうため、出音に圧力が足りなくなり、ブレスも浅いため、曲を吹き進めるうち、最初の呼吸の貯金が体の内部からどんどん減って、、、最後は、何を吹いても呼吸が自転車操業になってしまい、、、フレーズ自体が呼吸困難に陥る。ぁ~
どうりで、何度エチュードを吹いても、最後は苦しくなると思った。(爆)

それで解決策は、、、?

まずブレスして、それからアンブシュアを、(一瞬で、)作って体制を整えてから、音を出す習慣を作ること。
絶対にアンブシュアの形が出来ていないのに、すぐに吸って吐かないこと。
それだけで出音の音色や、体内の横隔膜の息の量が変化するみたい。
実際に、それから一フレーズごと、吹く度に、「ブレスしてアンブシュアを作って、それから舌でリード止めて、吹く。」というのをやってみたら、、、。どのフレーズを吹いても、苦しくなることはなかった。
おまけに音色も安定して、落ち着いた音になってきて、、、ような?(笑)

ただ、これも、今までの手のフォームや、アンブシュアでの息のまとめ方や、息を押したりしゃくったりする癖と同様に、悪い癖を→良い癖に直すのは、かなり手間が掛かりそう~。なにしろ普段の練習で、常に心掛けていないと直らないし、、、だいたい悪い癖だって、普段の練習で付いたものだから太刀が悪い。
でも、私としては、最近、どう吹いても、良い音で吹けない。と、悩んでいたので、これがもしかしたら改善策になるのでは?と、かなり期待している。
実際、先生のアドバイス通り吹いたら、だいぶ出音やフレーズも安定してきたし、呼吸困難も減ってきた。

で、宿題のエチュードだけど、、、うーん。
やっぱり、「ジャズコンセプション」のあの曲は、その問題があり、もう一度、フレーズごと、ちゃんと吹けるように宿題になった。
ただ、唯一、褒められたのは、指回り。もう指だけは完全に回っている。、、って、これだけは先生も私も同意見だった。(爆)
でもね、、、指だけ回っても、あとが駄目じゃ、、、サックスは音が出ない。
これって、かなり深刻な問題だと思った。

あと、一ヶ月ぶりに吹いた、ニーハウスの「インターミディエイト」の♯4の曲。
今度こそ~!と、タンギングのポイントをすべて気合入れて練習したおかげで、ようやく合格。(なんと3ヶ月も掛かったー。笑)
でも、この本も、ようやく癖のあるタンギングのアクセントも慣れてきたので、これからは、もっと練習してみたいと思った。それに本に載っているフレーズのリズム自体は、とても簡単なので、あとはひたすらタンギングの位置だけだし、、。(笑)

、、、ということで、今回のレッスンは、ひたすらアンブシュアが問題だった。
とにかく、作ってから吹くように!

ちなみに今月のレッスンは、今回の一回のみ。
で、次回は3週間後の来月に。

でも、ちょうど2週間後は、ビックバンドのリハがあるので、これからしばらくは、レッスンの練習だけでなく、ビックバンドの曲の練習もやりたい。
、、、って、こちらは来年の2月にあるライヴの曲練で、、、もうそろそろ吹けるだけじゃなくて、暗譜も、、、って、言われているので、せめて指だけは回るようにしておかなければ、、。(汗)
ただ、最近のレッスンで、同じくらい難しい譜面を、指だけは回るように練習できたので、ちょっと兆しは明るい。
もちろん、それだけじゃないけど、ビックバンドの方は指さえ回れば、あとは、他のメンバーの音とそつなく合わせることも可能なので、そこは大船に乗ったつもりで~。(爆)

うん、それにしても、サックスは指だけじゃなくて、呼吸とかも重要だから、自分でも吹けるー。と、思って、楽器を始めたのに、、、。
それが、、、指だけ回っている。って、言われたりするって、、、。本末転倒だよね~。こまった。
でも、それも楽しいのかな?(笑)

それにしても、、。
なんで、先生、あんなに前向きなんだろうー。
その辺も見習いたいところ。
コメント (4)
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