キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

過去の日記その2

2016年12月13日 00時02分50秒 | 過去の日記

次の日記は、その例の熱中症になった次の日とその後の日記です。

とにかくドラム一筋!ジャズのセッションに通い続けた一年。
まさか、こんな形で終止符を打つとは思わなかった。
とはいっても本当はドラムをすぐにやめたわけじゃなかった。




「真冬よりたいへんな真夏のセッション」   2004年07月26日記


実は私、ジャズのセッションへの参加は真冬からでした。年も押し迫った師走。12月のちょうど真中辺りから。なぜそんな寒い時期に行きたくなったかは不明だけど、なんとなく年末で気持ちがウキウキしてしまい、なにか新しい事がやりたくなったのかも。ともあれ、そんな寒い時期だったにも関わらず意外とスムーズにセッションには行けた。

コート着てセーター着て行ってもどうにかなってしまい、お店の中でもセーターで叩いてちょうどいい感じだった。それから半年、いや8ヶ月が過ぎてもう今は真夏の気温。どうせ夏だし、Tシャツ1枚でどうにかなるだろうと思っていたけど甘かった。どこも冷房は利いているものの、実際に1曲叩く度にものすごい汗・汗・汗。おまけにセッションは時間が長いのでとてもドリンク一杯の水分補給で間に合うハズもなく、結局、脱水症状になった。道理で”真夏はお客さん少ないよ、”とハウスバンドのの人も言っていたわけだ。さすがに夏に強いはずの私もこの間、3度目の脱水症状になってすっかり体が弱ってしまった。気合入れても体が付いていかない。うん、歳だ。でもこのまま引き下がるわけにもいかないので、どうにかこうにか対策を練っていきたいと思う。なにしろ来月の夏本番にはドラム教室の合宿研修会もあるし、地元の夏祭りの野外ジャムセッションのイベントもあるし、やっぱ、やりたいよねぇ~!(笑)

今日はスタジオへ個人練習に行った。たった5分でも真夏の太陽は暑かった。とりあえずスタジオ内は冷房を利かせてドラムをガンガン叩いたら元気が出た。久々に8ビートとか16ビートのドラムバトル用のソロも叩いたけど、、、意外とハマッてしまって楽しかった。ついでに3拍子も。(笑)

それから家に帰っておかゆ食べて、練習のテープを子守り代わりに寝てしまった。そして起きたら夕方。うん、きのう死ぬような思いをしたわりにはぜんぜん進歩のない私。人間って安易だと思った。





「確かな感触」   2004年7月31日記


ようやく一週間にもおよぶ熱射病付属の脱水症状から回復。やっと人間らしい生活に戻ってこれた。ほんとたいへんな日々だった。話によると脱水症状は放っておくとまじ死に至るらしい。(怖い。)もう3度目になるけど今回ばかりは参った。最悪だった。

ところで元気になるや、きのう、急に髪の毛を染めたくなった。すでに茶パツに染めてから半年くらい経つので、すっかり色あせ新しい髪の毛も伸びてきてどうかな、と思っていたからか。で、ふと新色の毛染めが気に入ってピンクブラウンという色で染めてみた。そしたら思いのほか綺麗に赤紫に染まってしまい、参ってしまった。べつに悪い色じゃないけど、どうも自分の顔色に合わない気がして落ち着かない。(この状態の髪を見たい人、プロフィールの写真館に写真アップしました。爆)で、一日が経過。なんだか落ち着かないので、また今日は黒い色に染め直した。な~んだ、ふつうの色じゃん?そう思ったけど、気持ちは落ち着いた。(なんだか。笑)

体の具合は悪くても休みたくないのがドラムの個人練習。なんたってもう10日後はドラム教室の研修会。どうにかしてラストスパートかけてコンディションを調整した心境だった。そう、研修会はドラムを練習するところではないのだ。(じつは。)普段の練習の成果を発表するところ。そう私は参加して実感していた。で、今日もスタジオで2時間練習した。内容はすでに研修会モードなので、ジャズの曲の練習ではなくって、研修会で過去に使った譜面の復習をした。まるで受験の模擬試験みたいな感じだ。一応、今年もジャズの曲をやる、ということだけは先生から自前に聞いているのでやることに。なにしろ、常套句というか必ず出てくる基本フレーズがあるので、前もって練習しておくと当日をそれを必死に練習しなくて済む。その分、あまったエネルギーで先生とお茶を飲んだり話したり良いことができるわけだ。(笑)

久しぶりにマジにやった曲。たぶんジャズのセッションに参加する前が最後にやった練習なので8ヶ月ぶりくらいか。たしかに少し感覚的に忘れていたけど、逆にそれが良かったみたい。以前とはまったく違った叩き方になっていることに途中で気が付いた。そしてすごくスムーズに叩ける。これには驚いた。あれほどリズムが合わなかったジャズのコンピングのフレーズが楽々と叩ける。これは、、、やっぱ、ジャズのセッションに行ったおかげだと思った。そして確かに去年よりも数段、上手く叩ける自分を実感していた。これはヤバいです。(爆)
「確かな感触」ともいうべきものが自分の中に住んでいて、ドラムを叩いている感じがした。まるで別人に脱皮したみたいにドラムを叩く自分。やっぱ、ヤバいぃ。なぜならこれって、ほんとかどうかはっきりしないから。もしかしたら幻かもしれない。なにしろ誰もそれを見た人はいないのだから。ただのひとりよがりだったらどうしよう。そんな不安が過るよぎる。でもね、がんばりたい。せっかく復活した体力だから。

さすがの私も今週と来週はジャズのセッションを行くの、少し休もうかな、と。数減らして。やっぱ両方の練習は無理。というか、金ないし。すでに今週は体調を戻すために健康食品や栄養剤とかたくさん買って食べているので、そっちの方がセッションに行くより数段お金が掛かっている。うん病気はお金が掛かるもんなんだな、とつくづく。やっぱ健康が第一だよなぁ~!と。


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