キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

練習の順番

2008年11月08日 13時00分58秒 | サックス練習
今日は、午前中に2時間、アルトを練習した。

今月で、いちおう一年6ヶ月通ったフルートのレッスンと、6ヶ月通ったピアノのレッスンを、一旦、終わりにする。
これは単にレッスンのための普段の練習時間の束縛具合がよろしくないのと、フルートとピアノとサックスの練習を、すべて同等にこなすのが難しくなってきたのが、おもな原因、、、。
とはいっても、別にフルートもピアノもやめるつもりはないので、家で少しづつ時間をみては練習しようと思っている。

それで、いつも家で楽器の練習ができる日は、楽器の練習の順番を決めていて、、。
だいたい、最初はピアノかフルート、それからサックスという順番にしていた。ところが、それだとどうしても午前中とかサックスの練習にはたどり着けなくて、最悪の場合、サックスの練習がずれて夜になってしまうこともあった。
でも、よく考えたら一日の中で、当然、練習時間の経過と共に体調も悪くなってくるので、もう何時間も吹いたり弾いたりすると、最後の楽器はどうでもよくなってしまうくらい調子が悪い。
うーん、これには問題が、、、。
そう思っていた。

で、現に他の楽器を散々練習した日は、最後にアルトを吹くともの凄く調子が悪い。昨日まで吹けたフレーズも吹けないし、第一、ロングトーンだって、何を気にして吹いていいのかわからなくなってしまう~。

そんな悪化した状態が続いた先月。
さすがに焦ってきたので、今月から楽器の練習の順番を変えた。
と、とりあえず、サックス!
で、とりあえず、アルトを一番最初に吹いて、そして前日、やりたいと思っていてメモっていた課題を練習する!、、、という方法に切り替えた。

そして、今日。

さっそく朝ご飯を軽く食べて、すぐに楽器を組み立ててロングトーンを!
ここでは、とにかく前回のレッスンで注意を受けた吹き方についてを思い出しながら、ひたすら「シ」が素直に出るように心がけた。そして同時に、今週、自分で発見したアンブシュアの癖で、前歯の当てる角度が良くない事に気付き、それも修正しつつ、さらにロングトーンを半音づつ下降しながら吹いた。そうしたら、なぜか今まであまり鳴らないと思っていたリードが、凄く良く鳴り出してうれしかった。

それからロングトーンを30分くらいやったところで、今度は、メジャースケールをany-keyで。それから2-5-1のコードスケールをany-keyで。(って、それはジェイミーVol.3のパターン5番なんだけど。笑)それらを譜面を見ないで吹いてみて、ようやくスケールもなんとか覚えてきたと感じて、やっぱりうれしかった。

そして、次にどうせ2-5-1のコードスケールも吹いたので、ジェイミーの2-5-1をやろうと思ったけど、、、ここでもう一度練習について考え、今日は新しい方法にしてみた。
それは、(実は、あるベースの人に教えてもらったことなんだけど、)そのジェイミーの2-5-1フレーズ集のパターンを1番から順番に同一Keyで吹くというもの。
今まではレッスンで先生に習った、ひとつのフレーズのパターンをany-keyで吹くバターンしかやってなくて、、、でも、それだとあんまり多くのフレーズのパターンを練習できなくて困っていた。なにしろ練習したパターンはコードスケールと分散和音を除くと3つだけ。(おかげで、未だに吹ける2-5-1のパターンがほとんど無いし、。汗)
さすがにこれだと、一生、アドリヴで2-5-1のパターンのフレーズが吹けないので、さすがにこれではまずいと思い、、。で、ジェイミーの本に載っているCメジャーキーのフレーズのパターンを22番くらいまで順番に吹いて、やっと2-5-1のフレーズの雰囲気と音を使う意味みたいなものが、少し分かってきた。
、、、って、もっと早く気付けよ~って、感じだけど。(爆)

、、、ということで、これからはひとつのフレーズをany-keyで吹くだけじゃなくて、ひとつのkeyで、いろんなフレーズを吹いて覚えてみたいと思った。
あと、これについて、もうひとつ問題があって、それは譜面を書いてみるかどうか?
今までは譜面を全部書いて吹いてきたけど、、、レッスンでは、なるべく譜面は見ないで、フレーズは頭で考えて吹くのが正当らしい。
そのために今まで、基礎になるコードやコードスケールを覚える練習をしてきたのだと、、。
で、やっと2年以上も掛けて、それらを覚えてきたので、これからはやっぱりもう譜面は見ないで吹かないといけないらしい。でも、それって、普通のメジャースケールでの、曲のメロディも同じ??
つまり移調で、、、keyを変えても、そのメロディを頭で考えて吹くという、、。
うーん、今はあまりできないなー。
できても、メリーさんとかチューリップとかカエルさんくらい、。(笑)

で、譜面に書くだけでも移調は大変なのに、、、。
ただ、譜面に書くと、♯や♭が多いと、逆に見づらいのよね、、。
それにドレミで読んだ時と、度数で読んだ時とでは、浮かぶ音のイメージがなぜか違う。

、、、と、変に考え出したので、その練習は終わりにして、、。(爆)

最後の30分は、いつもの「枯葉」と「ジャズコンセプション」の「SOMEWHERE」を練習した。
それで、その「SOMEWHERE」だけど、もう一ヶ月くらい毎日練習している。、、、で、さすがにそれだけ吹くと指だけは覚えてきた。
今度の曲は、テンポは140くらいと遅いので楽勝なんだけど、なぜか曲のkeyがEで、♯が4個。それなのに、ジャズらしいフレーズが続き、ナチュラル記号も多数出現するので、ほんと譜面を読むのに苦労した。でも、この曲のおかげで、ビックバンドでやっている曲も譜面読みも楽になったので、助かったと思っている。
で、出来としては、まだまだだけど、だいぶカラオケで吹いてもロストしなくなってきたので、これからも引き続き練習したいと思った。
それと、「枯葉」は、、。
今後は、やっぱ2-5-1のフレーズも入れられるように練習したいかな?
ダイアトニックスケールやコードトーンだけだと、限界もあるし、。
、、、とはいっても、つねにメロディを歌う気持ちだけは大切にしたい。

、、、ということで、少しだけ練習内容が伸展してきて、よかったかも。
あとは引き続き練習して、次回のレッスンに望みたい。


枯葉練習

2008年11月07日 00時37分46秒 | サックス練習

きのうは、2時間ほどアルトを練習した。

前半は、ロングトーンとメジャースケールを12キーで。
後半は、「ジャズコンセプション」の曲と「「枯葉」を。

それで「枯葉」なんだけど、きのうは初心に帰って、アドリヴの練習は7thのコードとそのコードスケールのみで吹くという練習をした。

、、、というのも、実は、「枯葉」のアドリヴの練習の基礎は、今から約4年前、つまりサックスの最初のレッスン時に、3ヶ月間、掛けて習ったもの。
私が最初のレッスンの時に、先生に「枯葉」の譜面を持っていって、「これが吹きたいです。」とテーマを吹いたのがきっかけで、アドリヴを教えてもらうことになったものの、、。教えてもらったのは、まず7thコードの書き出し、次にそのコードスケールの書き出し。そして、それを書いて持って行ったら、次はそれを吹く練習をした、4分音符と8分音符で、、。

ところが、ここで問題が勃発!

それは、なにぶん、当時、サックスを始めたばかりの超初心者だったため、(って、まだCメジャースケールを2オクターブのみ吹ける状態~。爆)、、、なのに、アドリヴをやりたいがために、「枯葉」のコードの分散和音とか、コードスケールとか、を、教えて貰ったそのままやったため、でも、まったく指が反応しなくて、、、。で、無理やり手や指を動かして、毎日何時間も練習したおかげで、すっかり指の筋を痛め、、。

その4ヵ月後に、左手の親指が腱鞘炎(つまり、バネ指)になってしまった。(滝汗)
もう死ぬほど「枯葉」のアドリヴを何よりも早くやりたかった私は、それでもサックスを吹いていたけど、、、さすがに指が痛くて動かなくなってきたので、諦めて、すぐに整形外科に行って治療してもらった。

実際に治療では、バネ指の病状の3段階のうち、私の症状は、幸い2段階目だったので、切らずに、硬くなった筋に薬を直接注射する方法が行われた。
そして、さらに運の良いことに、注射して3日で指はすぐに回復。治療した先生も、どんどん指を動かして神経をマッサージして下さいね!と、嬉しいアドバイスを頂き、サックスも練習を再開することができた。
ただ、、。


さすがに腱鞘炎の恩恵を与った「枯葉」の分散和音の練習は気が進まず、、。
それ以来、トラウマになってしまい、しばらくはコードの分散和音を練習するのが嫌になってしまった。
(って、実は、その一年後も、同じくコードの分散和音を練習して、また同じ所が腱鞘炎に、、。涙)

でも、サックスを始めて2年後に、ようやくトラウマのほとぼりも冷め、ジェイミーの2-5-1のパターンの練習の一環で、コードの分散和音の練習を再開。
それ以降は、あまりトラウマになることもなく、少しづつ練習できるようになった。

、、、と、つまらない話だけど、、。(笑)

そんなわけで、コードの分散和音の練習だけは思い出深いけど、最近は、ようやくコードの音に指が反応するようになってきて、吹いていても楽しくなってきた。

で、「枯葉」練習は、、、。
とりあえず、きのうの練習では、だらだら~と練習してみようと思い、セッションで吹く感じではなく、あくまで練習として、レッスンで習ったコードの分散和音やコードスケール、そして一番にアドリヴの基礎として習ったトライトーンで吹いたりする練習をやってみた。
まずテーマ吹いて、それからトライトーン+2分音符、次はコードトーン+4分や8分音符、最後は、コードスケール+3連符やその他、、、というアドリヴにして、その音を使い自由に、フレーズのリズムを、ジャズ風のスウィングにしてフェイクして吹いてみた。


、、、ということで、また「枯葉」の音源でも!(笑)

それで、ついでなので、例のふたつのボイスレコーダーで同時に録音して、音質の違いも確かめてみた。
どっちがどっちか当てて、、、とは言いませんが、どっちでしょう?(爆)
ただ、どちらもただの枯葉練習なので、特にソロというわけでもなくだらだらと吹いていますが、ご了承下さい。
で、これからは、またいろいろと練習してみたいと思っています。


興味のある方は、↓こちらから。

「キャットてぃるの音楽遊戯」
http://cat-tail-wisdom.seesaa.net/

 


ビックバンドのリハ

2008年11月05日 19時47分13秒 | ビッグバンド

今日は、楽しみにしていたビックバンドのリハの日でした。


↓このバンドに参加しています。
Good Morning Jazz Orchestra
http://goodmorningjazz.com/
で、Members のページで、
(サックスの3rdに私の本名が、、。爆)


それでビックバンドの方は、来年の2月にあるライヴに向けての選曲で練習中~。
それも曲は、ウッディハーマンのビックバンドの曲ばかり6曲。
さすがに、これには何も知らない私もびっくりしたけど、、、そうやって月一のリハを重ねること6ヶ月。うん、そろそろ曲にも譜面にも慣れないと、、、と、思ったけど、、、うっ、まだ駄目だった。(おぃ!汗)

それでもビックバンドの練習は楽しい。

やっぱり普段はひとりでしか練習してないし、バンドはレッスンやセッションとも違うから、こうやって下手ながら参加させてもらい、本当によかったと思った。
なにしろ自分以外の管楽器の人とか、普段はまったく縁が無いし、おまけにレギュラーのサックスセクションは、私以外は、アマチュアといえど、楽器歴が20年以上の人ばかりで、、、その中で、ぽつん、と、歴4年弱の初心者が混じっていいか、最初はすごい迷ったけど、でも、一緒に演奏すると本当に楽しいし、バンドの皆も、私のやる気を信じていてくれるので、やっぱ、これはやるしかないと思った。

それになぜかレッスンでの先生も凄い応援してくれて、的確なアドバイスをしてくれるし、バンドのコンマスさんもしかり、こんなに暖かに迎えられて練習できるのだから、もっと普段から練習を、、、と、思いつつ、、。(笑)

、、、って、あ、、、今日の練習もちょっと、いや、かなりヤバイ内容だった。
もういいかげん、譜面の読み間違いとか無くさないといけないのに、未だに♯や♭を見落として、迷惑掛けていたり、、。だからといって、指の回らない速いサックスソリとかもぼろぼろ~。うん、こればかりは普段の練習をもっと強化しないと、やばいとマジに思った。特に、「レイジーバード」とか「ジョンブラウン」とか、、。
幸い、今日の練習では、「4ブラ」はやらなかったけど、来月のリハでは、もう暗記して吹けるようにしないといえない状況~。(って、他の曲もだけど、、。汗)

、、、ということで、さすがにあまりに吹けない状態で焦ってきたので、これからしばらくは他の楽器は、少しはお休みにして、アルトに専念して、、。
特にアルトでも、ビックバンドのライヴでやる6曲と、レッスンでの第一課題の「ジャズコンセプション」の2曲のみを、集中練習しようと思った。
それにレッスンでの、癖の修正も大きな課題だし、なんとか、これからワンランクアップしたいし、、、。

もちろん、これは楽しいこと。
やっぱり楽器をやる以上は上達したいし、練習だって目標があった方が励みになるし、目的がはっきりした方が練習する意味があるし、、。

、、、なので、これからも練習頑張りたい。

ちなみに、マウスピースは、やっぱりいつものメイヤーでした。
それとリードなんだけど、昨日までNo.2だと思っていたリードが、今日吹いたら異常に調子が良かった。その代わりNo.1のリードが駄目で、、。
やっぱり、リードは、当日に吹いてみないと、調子が分からないと思った。(笑)


レイキー封印!?

2008年11月04日 01時23分01秒 | アルトサックス
実は、先週のアルトのレッスンに買ったばかりのクラウドレイキーを持っていった。

、、、と、その前のレッスン時に、一応、先生に買っていいか、相談もした。
そしたら、一応、買ってもいい、、、という話だったので、買うことにしたけど。
ただ、そこに至るまで、ちょっとした先生のお説教があり、、。
先生曰く、「なんで、良いメイヤーのマウスピースを2本も持っているのに、新しくレイキーが必要なんだ?」と、30分以上もいろいろと聞かれて、、、困った。

そして、次のレッスンの日。
さっそく新しく買ったレイキーを見せたら、、。

先生、「あれ、買ったの?」、、、と、仰られ、、。

その後、先生もそれを試奏してくれて、特に品質に問題は無いということで、選んだ私も一安心したけど、、、。

ただ、ここからが問題で、
先生曰く、「メインのマウスピースは一本にしなさい。」という。

それに、また、「なんで、2本も良いのを持っているのに、、。」って。(笑)

「なんなら、一本、引き取ろうか?」
「僕が買うから。」って、、。(爆)

、、、という、マウスピースの論争を、また繰り返し、、、。

結局、メインが一本なら、今のメイヤー5MMにします。

、、、と、宣言してしまった。

、、ということで、買ったばかりなのに、どこかで使うこともないまま、新しいマウスピースは、封印ということになった。(涙)
もちろん、今後も家での練習では、少しづつ慣れる為に使おうと、密かに思っているけど、レッスンやバンド、セッションでは、しばらくはないかも?
うん、なんとなく残念~。

でも、メインのメイヤー5MMで、ちゃんと吹けるようになれば、この先、どんなマウスピースでも吹きこなせそうなので、これもやっぱり練習だと思って、一本のマウスピースを吹いてみようと思った。

、、、といいつつ、今度は、またメイヤーが欲しくなるんだけど、、。(笑)

いろんな問題が

2008年11月03日 12時56分01秒 | サックス練習
まず、勇んで買った録音機材の新しいボイスレコーダー。

なぜ音楽用を買わないのか?という疑問も言われたりした。
ただ私としては、今まで使っていたのが使いやすく、音質も良かったので、新しいのも同じ物を!と単純に考えていた。ところが、いざ、新しいのを使ってみたら、、、あれ?、、音質が悪かった。(汗)
それも以前のより機種的にはグレードアップしていて、なぜか当時のカタログも家にあった。(つまり、ずっと欲しかったらしい。笑)

で、昨日、壊れかけた前のレコーダーと新しいレコーダーを並べて、サックスを吹いて、録音の程度を調べてみた。

そしたら、、。

うーん、前のレコーダーの方が音が良い。(涙)
なぜ?

でも、もう買ってしまったものなので、しばらく使う予定~。
ちなみにお値段は、普通の音楽用と変わらないので、それを考えると高いのか?
あとはなんとかレベル調整とか、録音する位置を変えて対処するけど、今後はやっぱ、またお金貯めて、音楽用のレコーダーを買おうと思ったり、、。
できれば次はMTRにしたいとか、。

それから、もうひとつの大問題のアルトの吹き方の癖の問題。
先月のレッスンで、フォームと吹き方の悪い癖について、死ぬほど言われて、すっかり自信は消えた、、。(涙)

で、一番問題なのは、自分で「これでいい!」と思っていたことが間違っていたこと。
それで先生の良い吹き方というのを教えられて、たしかに吹いてみると良い。
でも、それを定着させて吹くのは至難の業だと、家に帰ってから気付いた。

先生は、「過去のことは考えるな。これから練習することを考えろ。そして、教えたポイントを守って練習しなさい。」と、仰ってくれた。
そうはいっても、今まで自分で、「これは良い」と、思っていたことが間違っていたなんて、、、。かなりショック!
でも上手くなるためには、先生の仰っていることが正しいのは明確だし、なんとか師事どおり練習して、今後に繋げたいと思った。

それにしても上手くいくと思ったら駄目だったり、最近は悲喜交々、、。
悔しいので、後で2つのレコーダーの音質の違いの聞き比べの音源でも公開しようかな?(笑)

ソプラノサックス入門ビデオ

2008年11月02日 01時11分51秒 | カーブドソプラノ
土曜日は、昼頃にビデオ鑑賞~。

観たのは、先週の楽器フェスのアウトレットモールで買った、
その名も「ソロだって可能にする なるほど ソプラノサックス」というソプラノ入門のVHSビデオ!

いや~、タイトルからして少し前のビデオって分かるけど、、、。
一応、今でも普通に楽器屋さんで売られているもの。
それをかなりの低価格で買ったので、すっかり忘れていた。

でも、、、せっかく買ったので、観た!

内容は、タイトル通りソプラノサックスの初歩の初歩的内容で、楽器の説明とか基本の呼吸やアンブシュア、リードの説明もしていたけど、ほんのちょっと。
で、講師の先生は、ひげ生やしたあんまりダンディじゃないおじさんなんだけど、いや、少しはダンディ?(爆)
と、ともかく、怪しげな男の人なんだけど、調べたら、過去に「東京キューバンボーイズ」という超有名なビックバンドに在籍歴を持つ、立派なテナー&ソプラノ奏者だった。

ただビデオでは、楽器のメーカー等の説明はなく、単に直管のソプラノ一本で勝負って感じだったけど、、、。で、こちらも調べたら、その楽器は紛れも無くご本人の楽器で、それもセルマーのマーク6だった。(どうりで楽器はかなりぼろぼろ~。おぃ!)でも、音色は最高に素敵だった。(笑)

それでビデオでは、初心者用に出てくる曲、「オーラリー」や「聖者の行進」とか吹いていて、後半では、ジャズの裏拍アクセントを、一瞬、説明していたけど、、、なぜかエンディングの模範演奏は、「ドナウ河のさざなみ」だった。(爆)

あと、途中で少しだけメジャースケールを12キーで一オクターブ吹くという、なんとか教則らしい場面もあり、、、さらに最初の頃に、「自分もリードで苦労してます。」というコメントを観て、なんとなく微笑ましてなったのはなぜだろう?(笑)
それにスタジオ一発取りで、全体的に台本を棒読みしているコメントが、いかにもちょっと前のビデオを彷彿させた。(おぃー。)

結局、内容が全部で、35分という意外と短いビデオだったので、最後まで飽きられずに観られた。けど、、、これ、普通の値段だったら物足りないかも?
今はもっと内容が盛りだくさんの教則DVDが、たくさん市販されているから、もうテープのビデオは古い感じがした。(って、すでにそうだけど。爆)

で、一番最初に模範演奏として吹いていた、「ダニーボーイ」が耳から離れず、、、。(笑)
その後は、私も久しぶりにカーブドソプラノを出して、それを吹いてみた。
そしたら、、、。

あれ、意外と良いじゃん!!

こんなビデオでも音を出すイメージに繋がったのか?
3週間ぶりに吹いたわりには、意外とすんなりと音が出て吹いていて楽しかった。もしくは、単にビデオとは関係なく、アルトのレッスンで習った吹き方の基礎の問題だったりして、、。

、、、ともかく、「ソロだって可能にする、」って、いうくだりが笑えるビデオだけど、可能になるかどうは、ビデオを観ただけでは判断はできない。
でも講師の先生のおじさん、なんとなく親近感が沸いたのは私だけかな?

ただ、せっかく入門用のビデオなんだから、楽器は新品の楽器を使って欲しかった。(でも、音色や演奏に拘るなら、自分の楽器なんだよね、たぶん。笑)
おつかれさまです!