3/3(火)ツレと富津市の関と関尻地区に伝わる巨人伝説の痕跡を撮影して来ました。国道127号線、県道88号線を車で走り継ぎ約1時間半程で関の姥石(うばいし)です。この姥石は湊川の側に置かれ、手すりが付けられ案内板も立っていました。
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姥石は8角形をしており、上部は窪んで人の頭位の丸い石がのっています。大きさは高さ約5尺(1.5m)周囲約28尺(8.7m)で石質は砂岩、かなり大きな石です。
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この石は「でぇでっぽ」と呼ばれる大女が頭にのせて持ってきたものと言われ、上にのっている石は大女のたもとから落ちた石との由。また市内の中倉と志組には巨人の足跡が残っているそうです。
有名な民族学者柳田国男も早くから紹介していますが、この辺りにあった関所の台石、寺の基礎等色々な説があってハッキリした事は分からないのが現状の様です。
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この石の右側は湊川が流れています。水で削られたと思われる地層がとても綺麗。鮎も獲れるようで収穫時期と料金が看板に表示されていました。
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