3/20(金・祝日)松戸に所用で出かけた際、柏市逆井のカタクリ群生地に寄って来ました。
前日柏市の生涯学習部文化課という所に開花状態を聞いてみたところ、週の初めに少し開花していたと言う事でした。ここ数日暖かい日が続いたので、行って見る事にしました。
東武アーバンパークラインの逆井駅から徒歩約15分の所にカタクリ群生地があります。駅から案内板が数か所出ていて分かり易いです。到着したのは午前9時半頃。
この日は良い天気だったのですが、風が強い。それとカタクリの花が殆ど咲いていません。チョットがっかり。でも丁寧に探していくと可愛い花が開花しており一安心です。
ツボミや花に朝の光が当たってとても綺麗です。カタクリと言うとツレが良く持ち出す大伴家持の歌を思い出しました。「もののふの 八十乙女らが 汲みまがふ 寺井の上の堅香子(かたかご)の花」万葉集・巻18・4143番
堅香子と言うのはカタクリの古語。家持が750年越中の国司として富山県を訪問した時に詠んだ歌と言われています。
この群生地は、斜面にカタクリの花が咲いているので写真撮影には好都合です。カタクリは
花が下を向いているので、通常では姿勢を低くして撮らねばなりません。でも強い風の中、歌うように揺れるカタクリの花を夢中で撮影、疲れました。