光と影の軌跡Ⅱ

つれづれなるおじさんの写真日記

古都を思わせる景観の寺院-木更津市長楽寺の桜②

2024年04月15日 | 日記

 4/10(水)ツレと駐車場のギョイコウを撮影した後、境内に入り満開のソメイヨシノを見て回りました。ただ昨日の台風を思わせる風と雨でかなり、花びらが散って境内や池に落ち花筏を作っていました。

 

 この寺院の見所は裏庭です。裏山と池、それと古いお堂、ソメイヨシノが一体となって美しい庭園を構成しています。まるで京都の古いお寺のような佇まいです。

 長楽寺は、鎌倉時代後期の嘉元年間(1303年-1306年)から徳治年間(1306-1307年)にかけて融源上人によって創建されたと伝えられています。最初は上総国望陀郡請西本郷にあったのですが、永禄年間(1558年-1570年)に現在の場所に移った様です。

 また桜の樹の側にはカラーの白い花が咲いていました。緑の中に白い大きな花が清楚な感じで輝いています。

 本堂の右側を通って境内に出ましたが、そこには沢山の石仏と石版が2列に並んでいました。すぐ側には桜の樹があり、石仏や石版に花びらが落ちて風情があります。     

  

 時間は午前11時10分頃、上空に陸上自衛隊のヘリが姿を現しました。かなり距離が離れているので機種名はよく分かりません。形状からAH-1SかOH1ではないかと思われますが、爆音を響かせて飛行していました。

 境内右手にある小さな池にも桜の花びらが散っていました。睡蓮の葉にサクラの花びらが付いて絵画のようです。

 あれこれ撮影しているとお昼の時間になってしまいました。静かな景観に寄り添うように美しい桜の木を見ていると、時間が過ぎるのを忘れてしまいそうです。帰りは2つある出入り口の左側から出て帰宅しました。