新型コロナによって船祝が中止になった富津港を後にして、富津岬の反対側にある下洲漁港(新富津漁港)を訪問しました。この漁港は海苔専門の漁港ですが、最近ではカキの養殖も手掛けているようです。
富津漁港から、富津岬の付け根を過ぎるともう下洲漁港。漁港の先には東京湾観音も見えています。新年で昼食時間も近いことから、浜には殆ど人影が見えません。ただ小型の漁船の側には軽トラックが多数停車しているので、海苔漁に出ているのかも知れません。
漁港の周りをスナップしていると急に軽トラの間から、沢山の海鳥が整列して出てきました。こんな光景は今まで見た事が在りません。まるでペンギンの行進を見ているようです。
周りに人がいないせいか、浜から海鳥がドンドン上がって、道を横切り倉庫がある方に進んで行きます。よく見ると倉庫の側に小魚が、沢山落ちていてそれを狙って海鳥が行進していた様です。
4~5分かけて車が往来する道路を渡り、小魚を取り合って食べるものがなくなると、また浜に戻ってきました。
その後、鳥たちは何事もなかった様に軽トラの間を通って浜に戻り、海に戻って行きました。まさに真夏の夜の夢と行ったところです。