食用蓮の花が大きな葉っぱの陰で、ポツンポツンと咲いていました。大賀蓮のような華やかさはないですが、ひたむきで清楚な美しい花です。
シラサギを撮影していると群れとは別にすこし小さな鳥が目に付きました。セイタカシギです。
7/20の早朝ここに来たときセイタカシギは、全然居なかったのに不思議です。先に来ていた鳥屋(鳥専門のアマチュアカメラマン)の人に聞いてみると、この鳥は渡り鳥で、南の方に移動する様なことを言っていました。まだ8月だからもう少ししたら旅立つのではとの由。
セイタカシギは全長約37cmオオサギの3分の一、チュウサギの約半分。嘴も細長く黒色です。翼の上面は黒色、腹側は白色、セイタカシギの名のごとくピンクの長い足を持っており英語名はスティルト(stilt)、竹馬のことです。
セイタカシギは2羽居たのですが別々に行動していて、並んでいる姿は撮れませんでした。代わりにアオサギと一緒の写真は撮影出来ました。
嘴の黒いコサギのグループ近くにセイタカシギの姿が見えました。そして小さなコチドリも1羽居たのですが、鳥屋さんによるともっと奥の蓮田にはコチドリの20羽位の群れが、餌をあさっていたと教えてくれました。
そして車に戻ろうと農道を歩いていると、近くの電線に大きなアオサギが停まりました。早速カメラを向けるともう1羽が後を追うようにやって来たのです。暫く争っていましたが1羽が離脱していきました。アオサギって結構獰猛ですね。