風と友達

山の中が私の故郷。風の良く通り抜けていく場所に生家がある。

先輩からの花

2021-04-06 | 花日記
猫にひっくり返されたまま、忘れていた鉢。空鉢だったような気がしてそのままにしていたが、気が付いたらマルバスミレの鉢だった。最初マルバスミレと頂いたけど、後に『ケマルバスミレ』と教えていただいた。結構かわいく咲いていいなあと思う。先輩に報告すると、花の咲いた後に種はつかず、閉鎖花の種から増えるのよと教えていただいた。もう何年にもなるけど、そんなに観察はしてなかったので、今年こそ気を付けて見てみよう。確かに株別れとかじゃない感じで、小さな苗が点々としてい。

 
この毛があることで、ケマルバスミレとなったのだろうか。
『高知県植物誌によると、北海道(南部)本州 四国 九州 朝鮮に分布する。
ふつうにみられる植物体が有毛のものをケマルバスミレとして、マルバスミレを区別することがあるが、ここでは区別せずマルバスミレと呼ぶ。
植物体が無毛の標本は得られてない。ヒゲケマルバスミレは側弁の基部が有毛のもの。』と書かれている。高知県内でも割合深い山と言うか高い山の辺が書かれている。風の山には残念ながらないと思う。でもこんな暑苦しい町でも育っている。もうちょっと大事にしよう。
無毛のマルバスミレってあるのだろうか。


↑↓ヤハズマンネングサ ベンケイソウ科 マンネングサ属
高知県の石灰岩地に分布する固有種。

この写真では、葉の先端がへこんでいるのがわかりにくいけど、野で見る時は、葉で見分ければ簡単だと思う。


↑↓チョウジソウ、これはまだ我が家に来てひと冬越したばかり。心配していたが春には芽が出てつぼみを付けてきた。
絶えず湿った状態にしておくと機嫌が良いと教わったが、丁度の容器がなく、鉢に植えて受け皿をすけている。
これは、植物誌には載ってない。と言うことは県内にはないということ?
お隣徳島県の川辺で、まだお勤めしていたころ少し頂いてきたとのことだから、35年以上先輩のお庭で暮らして?きた。
キョウチクトウ科チョウジソウ属 分布 北海道 本州 九州 山と渓谷社の日本の野草図鑑より



↑↓サクラソウ サクラソウ科 サクラソウ属 分布 北海道 本州 九州
これは九州産の種から育ててこれも、もう何十年と経っていると思う。
上手に育てて、毎年お嫁に出している。
『花が終わったら、増し土してあげるのよ』との教えを守り、何とか我が家でも命つなげている。
このカメラで撮影すると、サクラソウの花はもっときれいな色だけど、青が強く出て見た目と少し違うのが気に入らない。

新型コロナ、高知県も感染者ゼロが続いていたと思っても、また一人二人と出始めて昨日は8人も出た。5段階下から2番の注意から、警戒レベルに1段階引き上げたと新聞に載っている
ワクチンも変異に効くとか、効かないとか、それよりなによりワクチンが皆に足りるだろうか。

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ケマルバスミレ (おみや)
2021-04-06 15:11:42
こんにちわ
ケマルバスミレ、ちゃんと毛がありますね
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スミレも奥深いですね (fukurou)
2021-04-06 18:43:10
風様
こんばんは。
スミレの図鑑が一冊できるくらいですから、種類は多いのですね。
まったくスミレの種類は分かりません。
奥が深い植物だと思います。
大好きな花なんですが。
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ヤハズマンネングサほか (ohisama)
2021-04-06 20:45:45
こんばんは。
ちゃんとへこんでいますよ。
かわいい花ですね。
チョウジソウは以前北海道大学の植物園で見たことがあります。この花もかわいいですね。
スミレは本当に種類が多くてよくわかりません、まとめてスミレとしたいけど「スミレと言う品種もあるのですものね。
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マルバスミレ (流れ星)
2021-04-06 21:28:19
昨日、見て来たばかりです。画像拡大してみるとどうも毛がない。なのでケマルバスミレはあまりないのでは?
ヤハズマンネングサ・・さほど場所にある。
栽培しているのがすごいな!っておもいました。たいして綺麗な花が咲くわけでもないのに、大事にされているんですね

チョウジソウ・・放っておいても意外と絶える事なく10年以上あります。種で更新できるのでその気になればかなり増えると思いますよ。水などやらずです。

サクラソウ・・昨日は咲いてなかったけど今日咲いているようです。雨だと外へ見回りにいくことがないです。

コロナ患者が又増えてきていてお出かけ・飲食にセーブがかかりました。美味しいものを食べに行けると思っていたのに・・残念です。
県外へ花を見に行きたかったけどそれも諦めるしかないですかねえ。
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おみやさんへ ()
2021-04-06 21:28:37
よく見なければわからないような毛でも、ちゃんと区別して名前を付けるんですねえ。
大概の植物に、名前が付けられ、新たな植物と言えば違いを探し出すとか、交雑種などになっていくのかなあと思っています。

ありがとうございます。
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fukurouさんへ ()
2021-04-06 21:42:52
県植物誌には県植物誌には、
帰化(アメリカスミレサイシン)も入れて34種類も掲載されています。

私もスミレはと言うか、スミレも良くわからずですが、マルバスミレは、葉に特徴があり、野で見ても分かるかなあと思っています。

ありがとうございます。
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ohisamaさんへ ()
2021-04-06 22:08:25
へこみ分かるかねえ。ありがとう。最近は撮影もあんまりりぐらんと、適当になってしもうた(汗)

見た目よくあるマンネングサと、変わらんと思う私ですが、先輩が『あまりどこにでもないのよ』とおしゃって分けてくださいました。
チョウジソウ、地味やけんどなかなか魅力あるよねえ。

そう、スミレあるよね。すみれ色きれいだけど、どこにでも生えるので、それほどもてはやされんねえ。
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流れ星さんへ ()
2021-04-06 22:44:59
マルバスミレは、無毛のものを言うんだと思うけど、植物誌には、植物体が無毛のマルバスミレの標本はないと書かれちゅう。

ヤハズマンネングサ、頂いたときには、もっとへこみがはっきりしていたような気もするけど、もうちょっと大事にしてやらんといかんと思いよります。

先輩は、大事に大事に育てているんで、頂いてきても、枯らすと大変と、あまり難しそうなのはお断りしています。

チョウジソウ、私のは種が出来ないんですけど、栄養が足りないろうか。

コロナどうしてもゼロが続かんねえ。高知県も会食いかんがになった?私のささやかな楽しみは、地元回転ずしのちょっとお高いウナギの炙り寿司食べることやけんど、マスクして気兼ねしもって、もぐもぐ食べてもねえ。

県外の花見は、車で行って山でご飯を食べて、あんまり寄り道せんかったらどうやろうねえ。
四国内も、結構感染者が出ているし、安心はできんような気がするねえ。
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こんにちは (多摩NTの住人)
2021-04-07 19:08:31
ケマルバスミレは毛が多いですね。毛が少ないのをマルバスミレと呼ぶようですが、個体数が少ないようです。側弁の基部に毛があるヒゲケマルバスミレなんて言うのもあります。
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多摩NTの住人さんへ ()
2021-04-07 22:23:27
こんにちは
最初、マルバスミレと言うことで頂きましたが
後にケがあるからと、ケマルバスミレと訂正が入りました。

私は、毛のないのは見たことないですが、多摩NTの住人さん所は、毛のないのありますか。

スミレはスミレで良いと思いながらも、知れば細かく見たくなりますよね。
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