霧立ち込める山

週間天気予報はかろうじて10日金曜日のみ曇りマークだったがにわか雨もありそうな予報だったので雨具の準備をして出かける。湿った空気は今にも水滴になるのではないかと思うような感じで体にまとわりつき少し動くと汗になる。
道沿いにウバユリも咲き始めコオニユリもぼつぼつ見えていたが誰も車から降りて撮影観察はしない。
曲がりくねった山道を上って実家に着くと向こうが開けているのだが、谷底から這い上がってくる霧が白く見通しは悪い。
トップはオニユリムカゴが付いているので区別がつく。コオニユリはもちろんムカゴはないが見た目も全体にほそい感じがする。少し歩くと汗が流れる。今日は森の中は濡れるので道沿いに歩いてみようということになり少し違った場所にする↓中タシロランが1本だけ生えていた。薄暗い場所に霧が立ち込めていて撮影は無理だろうと思って諦めていたが帰りに一枚撮影かろうじて分かる

↓キノコも子供の頃からよく見かけるがシイタケと猫の耳（アラゲキクラゲ）は安心して食べていたが他のは見るだけというかあまり関心がなかった。植物の方とご一緒するとキノコに詳しい方がいてこれは美味しいとか聞くともしかして美味しいかもしれないと観察して見る（笑）これはカビの生えたキノコらしい。生きたキノコにカビが生えるとは知らなかった。カビがなくても食べられないキノコらしい。名前教えていただいたのにもう忘れた。やっぱりメモしておくべきだった。
モミジカラスウリが大きな木を覆いつくしていた。キカラスウリと良く分からなかったので検索で調べてみた。葉の切れ込みは個体差があると書かれていた。カラスウリの花は明るくなるとしぼんでしまうがモミジカラスウリは昼までも咲いていることが多いと書かれていた。私は霧が立ち込めて薄暗いのでまだ咲いているのかと思っていた（汗）
　
他にもトンボソウやミヤマトベラ等もあったが撮影に失敗。ネジバナも群生していたけど撮影諦める。
コーヒーの準備をしておくからと一人先に山を降りる。母の用事をして畑に残飯を捨てに行くと何かが飛び立った。上の草むらまで重たそうによたよたと飛んだのはコジュケイだった。子育て中だったか最初2羽だけ飛んであら！と思っていたら少しして4羽小さいのが飛び上がった。コジュケイって飛ぶというイメージはないけどいざというときは飛ぶんだなと思って暫く草むらを眺めていたが物音一つしなかった。

写真は10日撮影
今日から我が家もエアコンにする。やっぱり快適だが動きたくなるので午前中は入れないことにする。