歳を取ってあまり力仕事をしなくなってからも、作業着に地下足袋をはいて、椎茸の見回り等に行くときにでも腰にこれを付けていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/e0/0aab98b107bfd4760d42ef0013b0a413.jpg)
この間伸びて来たカノコユリが、倒れそうになっていたので、手を(支えのことを手をすると言う)してやろうと、このナタを持っていこうとしたら、ノコギリとセットにして頑丈にくくりつけてあった。山では、ノコギリとナタが有れば大概のことには対処できたのかも知れない。
簡単にほどけそうもないので、私もこれを腰に付けて裏山に笹竹を伐りに登った。この笹竹と思うのを見つけナタを振り下ろすと、すぱっと切れた。余りの切れ味に涙がこぼれそうになった。
普段から父はよく手入れをして刃物を研いでいた。私も時々包丁を持って行っては研いで貰っていたが、もう研いで貰うことは出来ない。
赤いビニールテープを巻いてあるのは、山の中で置き忘れたとき目立つようにと言うことらしい。
モチツツジ、登る道の所に刈り取られて少ししかない木に、一輪だけ咲いていた。子どもの頃この花胸にくっつけて遊んだ。別名 ネバツツジ イワツツジとも言うらしく、平安時代からイワツツジで和歌にも登場していると書かれている。
このネバネバは全体に長く柔らかい腺毛が有って触れると粘る事に由来。アリなどによる盗蜜を防ぐ効果があると書かれている。
ツツジ科ツツジ属
分布 本州(東海地方以西)・四国
4月28日撮影
忙しくて特別歩いていないが、それでも普段の家事だけの時よりはよりは多く歩いている。
昨日の歩数『5,723歩』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/e0/0aab98b107bfd4760d42ef0013b0a413.jpg)
この間伸びて来たカノコユリが、倒れそうになっていたので、手を(支えのことを手をすると言う)してやろうと、このナタを持っていこうとしたら、ノコギリとセットにして頑丈にくくりつけてあった。山では、ノコギリとナタが有れば大概のことには対処できたのかも知れない。
簡単にほどけそうもないので、私もこれを腰に付けて裏山に笹竹を伐りに登った。この笹竹と思うのを見つけナタを振り下ろすと、すぱっと切れた。余りの切れ味に涙がこぼれそうになった。
普段から父はよく手入れをして刃物を研いでいた。私も時々包丁を持って行っては研いで貰っていたが、もう研いで貰うことは出来ない。
赤いビニールテープを巻いてあるのは、山の中で置き忘れたとき目立つようにと言うことらしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/ff/97339a7bc9d30c51f9233eaf84e9ea03.jpg)
このネバネバは全体に長く柔らかい腺毛が有って触れると粘る事に由来。アリなどによる盗蜜を防ぐ効果があると書かれている。
ツツジ科ツツジ属
分布 本州(東海地方以西)・四国
4月28日撮影
忙しくて特別歩いていないが、それでも普段の家事だけの時よりはよりは多く歩いている。
昨日の歩数『5,723歩』
>金星さん、本は好きで良く読んでいましたが、最近は余り読んでないですね。金星さんが紹介して下さった方は知らないのですが、大体山の暮らしは似たようなものと思います。
>cosumosuさんはまだ余りお父様の記憶がない頃お別れしたのですよね。小さいお子さんを残して旅立つお父様の胸の内はいかばかりだったのかと思います。お父様と同じ高校に進まれたcosumosuさん、校舎のそこかしこにお父様の歩んだ跡を感じられたのではないでしょうか。
どんな思いで遺書を書かれたのかと、お父様の無念を思います。お母様も亡くなられたとのこと、そんなことを思えば、私はこの歳まで父がいてくれまだ母もいる幸せだと思います。
>まーにゃさん、ありがとう。これで良いのだと言い聞かせていても、折りにつけ思ってしまい、ちょっと凹んでしまったりもしていますが、時が経てば忘れる事の方が多くなると思います。まーにゃさん思うようにはいかないこと多い?
>scopsさん、今便利な機械が出来ているので昔の道具を大切に使っている人は少ないのかもしれません。父も、草刈りや伐採等機械でやっていましたが、やはり山道を歩くときは腰にこれをぶら下げて、倒れた木を伐り大きければノコギリで挽いたりしていました。
いずれこれらの道具も切れ味が悪くなってくるかと思うと寂しいですが、これも当然のことですね。
使い慣れたものは愛着がありますから、この道具にもお父さんの思いが詰まってますよね。
「余りの切れ味に涙がこぼれそうになった。
」とおっしゃる風さんのお気持ちがすごくよくわかります。
というところがあっておじいさんが語ってくれます。http://www.vill.kagami.kochi.jp/meijin.htm これ、おもしろいです。
お父さんはこんな感じの人でしたか?
実は最近、ふと昔気になった本がありまして。それが、四国の山奥のきこりの方か、
そんな方が書いた日常の話で。
四方山話か、御伽噺かそんな感じの話です。
どのように検索してもなかなか見つかりません。もう20年は立っているような気がします。高知に本の博物館みたいなものか、調べられそうなところありましたっけ?
ネバツツジ、子どもの頃のように、あまりネバネバしないように感じたのですが錯覚でしょうか(笑)
>キヅカレさん、ノコギリの目立て大きな切り株の上に、ノコギリを固定できるように工夫して、ヤスリみたいなもので目立てをしていました。その金属クズを貰って火に入れると、花火のようだとたわいもないことで喜んでいた子ども時代でした(笑)
カノコユリも子供の頃からずっと同じ場所に咲き続けています。
大事になさっていたものなら なおさらでしょう。
ねばねばのツツジ 子供の頃ふれて気持ち悪かったです。いかにも蜜が多そうな感じですよね。名前がそのまんまなのが納得です。(笑)
山仕事をされる方はナタを研ぎ、ノコギリをやすりで目立てをしていました。
手入れをしたものの切れ味にビックリしたのを学生の頃体験しました。
カノコユリに、手をしてやったのですか、優しい心遣いですね。
モチツツジ、一輪だけとのことに、ちょっと哀愁を感じました。