アサマリンドウが咲いていた場所に、ジンジソウも咲いていた。水不足であまり元気がなかったが、岩の上に咲いている姿はなんとも可愛らしい。
『人字草・ユキノシタ科。ユキノシタ属・花期 9月から11月関東地方以西 四 九』
日陰の草むらにはアキチョウジが群れて咲いていた。濃い紫がなんとも美しい。
『秋丁子・シソ科・ヤマハッカ属・花期9~10月 分布・岐阜県以西・ 四・九』
早く行こうと言いながらもウロウロと花を探しながらゆっくりと走る。車は滅多と通らないしこの道で良いのかなあと言いながら登っていくと「鳥形山森林植物園」という看板が有ったので間違いないねと言いながら登っていくと『鉱山関係者以外立ち入り禁止」の看板が。。。『え~じゃ何処の道を通るのよ』と言いながらも登ってみるとまた同じ看板が、小心者?の私たちは『ヤバイ此処通られんがじゃない、そう言えば車通らんねえ』『けんど横道はなかったぜねえ』と言いながらも。二つも看板が有ると心配になって引き返すが、やはり看板の矢印の通りに進んでいるよねと言うことで、行ける所まで言って見ようと恐る恐る登っていく。
やっと鉱山の入り口に守衛さんがいたので 『森林植物園に行きたいのですがこの道通ってかまいませんろうか』と車を降りて低姿勢で尋ねる。此処上に登っていったらいいですよとあっさり。立ち入り禁止がでていたけど通っても構いませんかと聞いたら、以前別のルートで登っていったらしいがそこが何かの事情で通れなくなり鉱山がこの道路を払い下げたらしい
だったらあの看板撤去すればいいのにねえと思ったけど言わなかった。守衛さんが『花盗らんぜねえ』と言うので一瞬キョトン?『盗らん!盗らん!』『あそこな杉の木がある上の方にトリカブトが咲いちゅう』(咲いている)と教えてくれた。
咲いてました此処も斜面で足場が悪い。四国内に生えるシコクブシ・トリカブト属本州の東海近畿地方に有る『カワチブシ』の変種と書れている愛用の図鑑には載ってない。
10月19日撮影
ひっそりとしかし存在感のある白いジンジソウ、一度見てみたい花です。
トリカブトは種類も多く特徴も様々でわかりにくいと言われますね。こちらでは市内の公園へ行ったらエゾトリカブトや他のトリカブトも普通に咲いています。でも山で見かけるトリカブトの色ほど鮮烈でありません。昔、以東岳の麓にある大鳥池に行く途中、初めて見て印象に残っています。
大文字草は毎年何鉢か届きますがここは住みにくいらしくなかなか仲間にはなってくれません(涙)
トリカブトは名前は良く聞きますが本物には出会ったことがありません。すご~く落ち込んでるときふと、知らないキノコやこのトリカブトに出会っちゃたら‥‥なのを神様は見抜いていらっしゃる(笑い)
風さんも冒険家?
20位年前を思い出しました。磐梯山の近くの山の中をドライヴしてたときのこと、抜け道を探していて知らない山へ入り込んでしまいました。頂上近くでは6月というのにコブシが満開でした。降りてきたら途中で営林署のガードが降りてて
このまま開かなかったら‥‥
そのとき、主人は一杯飲んでて後ろでグーグー寝てて、
今は、あの山もきっと紅葉真っ盛り、五色沼もエメラルドに耀いてる野では‥‥
剣山で見たトリカブトもシコクブシという紹介がありましたが。それは草丈も立派で花も沢山ついていました。この場所のは貧弱でした。山野草はやはり自然の中で見るのが一番ですね。と言いながらわが家にも山野草は有ります(涙)
>hanafumiさん、私も最初ダイモンジソウかなと思いましたが、花びらの形が微妙にジンジソウかなと思います。
キノコやトリカブトの致死量はどのくらいかは分かりませんが、怪しげな美しさに誘惑されないようにと思います。
hanafumiさん、運転されていたのですか。営林署など作業が終われば閉めてしまう場合がありますから大変ですよね。無事で良かったです。
私は生まれ育った山だと獣道でも平気ですが、知らない山特に県内でも西部の地理は良く分からないので慎重になります。結構小心者なんです(笑)
私も今年、九重山で初めて耽羅鳥兜(タンナトリカブト)に出会いました。
猛毒だとは重々知ってはいますが、あの酔艶な姿には惹き付けられてしまいます。
残念ながらダイモンジソウにはまだ対面していないのです。
水場の岩にしがみつく姿を夢見ます。園芸ものでなく、自生地で是非見てみたいものです。
それに園芸店で売られているのしか見たことがないような山野草が山の中に咲いていたら感激ですよね。