植物仲間と

県の植物調査は終了したが、その時の仲間で月一度植物散策をして楽しんでいる。まだ紅葉には早いだろうが、嶺北に行ってみようと言うことになって出かける。
気温の高い日が続いているが、ここより気温は低いだろうと用心して少し厚手の服を着て、上着も持って行ったが、上着は必要なかった。

何処という目的は無く、寄り道しながら景色のよい場所でお弁当食べる。向かいの山もまだ紅葉はしてない。所々に少し色づいた木々が見えるくらい。
林道斜面には、アケボノソウや、ノコンギク、シロヨメナ、アザミ、ジンジソウなどの花が
綺麗に咲いて目を楽しませてくれる。側溝にわずかに湧水が流れ、ミズタビラコも咲いていた。
↓渓谷の中に、山のような岩がそびえたっていた。


水は澄みきってかなり上からでも、谷底がきれいに見える。

川向うに少し色づきがみられた。イイギリも青い葉の下に赤い実が見える、落葉後の真っ赤な果実は冬枯れの中でよく目立つ。

途中で見た風景や、草花達↓左植物に詳しい先輩が教えて下さった『ツユクサシュスラン』私が見聞きする植物は、手持ちの図鑑に大概載っているが、これは載ってない。で、検索して見ると、アケボノシュスランの変種。分布は沖縄　九州　花期は8月9月　と書かれている。
先輩が仰るには、昔は沢山あったけど、木を伐って環境が変わってから無くなったと聞いていたけど、復活して居ると喜んでいたが、花の咲いた形跡がないので、まだ本格的でないかもねえと仰っていた。
↓右ツルリンドウも沢山あったが、花の咲いたのは見つけられなかった。リンドウと同じように日が当らないと、開かないのかもしれない。

↓山も奥に入ってくると田んぼは見えなかったが、数軒の家のある道路上の方に稲を干している風景が見えた。田んぼは見えないがはで（はさ）に何段にも掛けた稲束、作業が大変だったろうと思いながら撮影。↓右、アキチョウジもう盛りは過ぎていたがまだまだきれいな色で目立っていた。
　
↓　美しい渓谷の眺め、紅葉の季節にはまた一段と素晴らしいだろうと思う。

↓杉の木に隠れながらこちらを覗いているような感じで咲いていたジンジソウ。
この辺りには、あまりないのかポツリポツリ花が咲いていた。北山には群生した場所が有ったが、今でもあるだろうか。

↓咲き残っていたミズタビラコ　花期は5月～6月と書かれているので、随分遅く咲いたことになるよね。


↓豚じゃないよ。カエルです。カエル苦手な私、置物?でもあまり好きではないが、初めてみるので撮影。口から水が出て手を洗うようになっていたのだろうが、今水は出てなかった。

　
↓この花も初めてみた花、道端の草を刈られた中に白いものが見えるので、何かなと思って近づくと、見たこともない花が。。先輩たちに言うとこともなげに『ナンバンハコベ』だと言う。そう言えば葉はハコベに似ている。変わった花の形から、異国風という意味で南蛮とつけられたらしいが、外来種ではない。山野に生える多年草と図鑑に書かれている。
分布　沖縄以外はあるらしい。花期6月～10月


嶺北、主に土佐町を見て回ったが、至る所に綺麗なトイレが有ったのにはそして行政の心配りに感謝。綺麗な風景、自然を楽しませて貰っても、地元には還元が有るのだろうか、せめて産直市などで、地元の商品を買っていくらかでも還元できればと思う。
と言いながら自分が欲しいから買うだけのことですけどね（汗）
昨日は朝早くから出かけたので、帰ってきたらだれこけて、見てなかった朝ドラ見ながら（夜7時半放送分）寝入っていた
昨日は残念なことにアサギマダラは見かけなかった。ヒヨドリバナも沢山咲いていたのに。。