![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/a1/5460a9a1171486bc4054989c10806c55.jpg)
沖縄は梅雨は開けたと言うが、此処はまだ梅雨真っ最中。こんな時植物散策の予定をと言われても悩む。暫く様子を見ていたがそういうわけにもいかず、20日(土曜日)ということに決めた。心配していた雨も夜のうちに降ったのか少し濡れていが、それほど降りそうにもないので出かける。私たちの仲間は、どこに何を見に行くと言うより、行った場所に何が有るかという感じで出かけている。行き当たりばったりと言えばそうだけど(汗)
細い山道を車で上がる、時折小雨がぱらつき、覆い茂った樹木で薄暗く道端に、花らしきものは見えず。やたらカギカズラが目立つ。何でもこのカギカズラの葉の付け根に、鉤(カギ)状のものがあるが、これが薬になるので集めるとか集めないとかって話しが有った。でもこの小さな鉤いったいどのくらい集めたら、薬を作るまでに至るだろうかと話ながら上がって行く。
↑撮影したい場所にはまだ咲いたのがなく、トップの写真のように花開いてない。この写真の葉の基部のすぐ上に鉤が見られるけど、わかりますでしょうか。検索で調べてみたら、茎が変形して鉤状になっているようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/6e/0d1258c188c74648a9187c1960fc38eb.jpg)
花が咲いてないねえと言っていたら、仲間が↑『あれ花やない?』と言うので見たら、かなり遠くだが花らしいと分かり、撮影してみるが小雨と霧と接写レンズで、パソコンに取り込んで切り取ってみるが↓これが背いっぱい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/ed/38f41acdce5c13608f0ba947157f0c37.jpg)
日本大百科全書(ニッポニカ)の解説
腕の悪いの棚に上げ、遠いだの雨だの、霧でかすむだのと嘆いていたら、モチモチさん&ぼちぼちさんご夫妻から素晴らしいカギカズラの写真を送っていただきました。ぜひ皆様に見ていただこうと了解の元アップさせていただきました。花の咲いてない時期にはほんとつまらないツル植物で、植林などではむしろ邪魔者のカギカズラですが、花美しいよねえ。モチモチさん&ぼちぼちさんありがとうございました。
>鉤を採取して乾かすと赤褐色となる。これを釣藤鉤(ちょうとうこう)または鉤藤(こうとう)と称し、鎮痙(ちんけい)、鎮痛作用があるため、漢方では小児のひきつけ、高血圧による頭痛やめまいなどの治療に用いる。リンコフィリンなどのアルカロイドを含む。年間約1トンを中国から輸入し、市場品はほとんど中国産のものである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/03/3920d79d2822f1011023af5ea2b0ccff.jpg)
1トンっていったいどれくらい鉤を集めるのか想像もつかない、中国では採りやすいように栽培しているのだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/11/2e8171577b206a681fa459ea6df41c84.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/5f/5cfabef80fcfd173ab6a94d43adb0257.jpg)
小雨でも、濡れるぐらいの降りになり、霧も立ち込めてきたし下りて海辺でお昼にすることに
カギカズラ アカネ科カギカズラ属
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/b8/ffda057334192b4df678723a63087ba5.jpg)
下りてくると、雨も止み薄日までさしている。太平洋を眺めながら食事(写真撮影は足下ばかりで雄大さがないですねえ)
さっさと早めに食べて、磯に貝を見に行く。丁度引き潮だったのか、濡れた岩場には貝がいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/f9/42ad94eedb4a15455a1937937414a4a8.jpg)
小学生の頃の遠足は、山の中からこの海辺まで歩いて貝拾いに来たぜと、仲間に言うと、『まあよう歩いてきたねえ』と呆れながらも褒めて?くれた。
潮の引いた岩にくっついた海藻をせっせと食べていたが、人の気配でぽろっと落ちて岩の窪みなどに隠れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/57/96d799ec8b8cdf750449ab5bf121b9fe.jpg)
↑この平べったい貝は採るときちょっとしたコツが有り、上手く隙間にマイナスドライバーのようなものを差し込んで素早く剥がさないと怒って岩にしがみつき剥がしづらくなる。海辺の遠足にはこの道具は必需品だった。
『ヨメザラ又はヨメノサラ・嫁の皿?』と言っていたが、正式名称は『嫁が笠・ヨメガカサ』らしい。
嫁さんが被る笠かと思ったら↓の文章で納得。昔は姑の言うままの嫁さんだったろうか、今は嫁も姑も対等ですからね(笑)
『ことばの歳時記』(金田一春彦 新潮文庫)に「ヨメガサラ」という貝が出てくる。これがどうもヨメガカサのことであるようで、本種を「かさ」ではなく「さら」という地域は多い。『日本貝類方言集』(川名興 未来社)徳島県、和歌山県などかなりの地域で「嫁が皿」もしくは「嫁皿」と呼ばれていることが出ている。金田一春彦は軟体類学者の波部忠重から聞いた話として“嫁にはたくさん食べさせないように浅い皿で食べさせる、という嫁いびりの習慣から名付けた”とある。
子どもの拾う小さな貝も、家に持って帰れば茹でてくれ、巻貝などは針で上手くほじくって食べた。山の中に潮の香りがするそんな夜だったと、遠い日の記憶が蘇る。
20日の出来事。追加写真もそう変わらない時期の撮影だと思います。
細い山道を車で上がる、時折小雨がぱらつき、覆い茂った樹木で薄暗く道端に、花らしきものは見えず。やたらカギカズラが目立つ。何でもこのカギカズラの葉の付け根に、鉤(カギ)状のものがあるが、これが薬になるので集めるとか集めないとかって話しが有った。でもこの小さな鉤いったいどのくらい集めたら、薬を作るまでに至るだろうかと話ながら上がって行く。
↑撮影したい場所にはまだ咲いたのがなく、トップの写真のように花開いてない。この写真の葉の基部のすぐ上に鉤が見られるけど、わかりますでしょうか。検索で調べてみたら、茎が変形して鉤状になっているようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/6e/0d1258c188c74648a9187c1960fc38eb.jpg)
花が咲いてないねえと言っていたら、仲間が↑『あれ花やない?』と言うので見たら、かなり遠くだが花らしいと分かり、撮影してみるが小雨と霧と接写レンズで、パソコンに取り込んで切り取ってみるが↓これが背いっぱい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/ed/38f41acdce5c13608f0ba947157f0c37.jpg)
日本大百科全書(ニッポニカ)の解説
腕の悪いの棚に上げ、遠いだの雨だの、霧でかすむだのと嘆いていたら、モチモチさん&ぼちぼちさんご夫妻から素晴らしいカギカズラの写真を送っていただきました。ぜひ皆様に見ていただこうと了解の元アップさせていただきました。花の咲いてない時期にはほんとつまらないツル植物で、植林などではむしろ邪魔者のカギカズラですが、花美しいよねえ。モチモチさん&ぼちぼちさんありがとうございました。
>鉤を採取して乾かすと赤褐色となる。これを釣藤鉤(ちょうとうこう)または鉤藤(こうとう)と称し、鎮痙(ちんけい)、鎮痛作用があるため、漢方では小児のひきつけ、高血圧による頭痛やめまいなどの治療に用いる。リンコフィリンなどのアルカロイドを含む。年間約1トンを中国から輸入し、市場品はほとんど中国産のものである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/03/3920d79d2822f1011023af5ea2b0ccff.jpg)
1トンっていったいどれくらい鉤を集めるのか想像もつかない、中国では採りやすいように栽培しているのだろうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/11/2e8171577b206a681fa459ea6df41c84.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/5f/5cfabef80fcfd173ab6a94d43adb0257.jpg)
小雨でも、濡れるぐらいの降りになり、霧も立ち込めてきたし下りて海辺でお昼にすることに
カギカズラ アカネ科カギカズラ属
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/b8/ffda057334192b4df678723a63087ba5.jpg)
下りてくると、雨も止み薄日までさしている。太平洋を眺めながら食事(写真撮影は足下ばかりで雄大さがないですねえ)
さっさと早めに食べて、磯に貝を見に行く。丁度引き潮だったのか、濡れた岩場には貝がいた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/f9/42ad94eedb4a15455a1937937414a4a8.jpg)
小学生の頃の遠足は、山の中からこの海辺まで歩いて貝拾いに来たぜと、仲間に言うと、『まあよう歩いてきたねえ』と呆れながらも褒めて?くれた。
潮の引いた岩にくっついた海藻をせっせと食べていたが、人の気配でぽろっと落ちて岩の窪みなどに隠れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/57/96d799ec8b8cdf750449ab5bf121b9fe.jpg)
↑この平べったい貝は採るときちょっとしたコツが有り、上手く隙間にマイナスドライバーのようなものを差し込んで素早く剥がさないと怒って岩にしがみつき剥がしづらくなる。海辺の遠足にはこの道具は必需品だった。
『ヨメザラ又はヨメノサラ・嫁の皿?』と言っていたが、正式名称は『嫁が笠・ヨメガカサ』らしい。
嫁さんが被る笠かと思ったら↓の文章で納得。昔は姑の言うままの嫁さんだったろうか、今は嫁も姑も対等ですからね(笑)
『ことばの歳時記』(金田一春彦 新潮文庫)に「ヨメガサラ」という貝が出てくる。これがどうもヨメガカサのことであるようで、本種を「かさ」ではなく「さら」という地域は多い。『日本貝類方言集』(川名興 未来社)徳島県、和歌山県などかなりの地域で「嫁が皿」もしくは「嫁皿」と呼ばれていることが出ている。金田一春彦は軟体類学者の波部忠重から聞いた話として“嫁にはたくさん食べさせないように浅い皿で食べさせる、という嫁いびりの習慣から名付けた”とある。
子どもの拾う小さな貝も、家に持って帰れば茹でてくれ、巻貝などは針で上手くほじくって食べた。山の中に潮の香りがするそんな夜だったと、遠い日の記憶が蘇る。
20日の出来事。追加写真もそう変わらない時期の撮影だと思います。
どうやって集めるのかに興味がわきました。
海の写真は新鮮です(^^♪
久しぶりに貝を見て嬉しくなりました。
貝をとったことはありませんが、綺麗な貝を見つけるのは好きでした。
田舎は山なので、川で遊んでいたことを思い出し懐かしいです♪
カギカズラはあちらこちらで見るけんど、遠くの木に絡み付いて咲いているのでなかなか写真を写すのが難しい。
毎年目の前で見れる樫尾山へ写しに行きゆう。
我が家のヤマユリは明後日あたりに咲きそう。
広大な土地があって人も多く、人海戦術も考えられるけど、それにしてもこの鉤乾燥して1トン、考えられませんよねえ。
これを集めて売る側の人には、どのくらいのお金になるのか気になりますねえ。
私も山の中ですから、谷川で、海には滅多に行くことはなかったです。潮の匂い好きです。
カズラ類はどうしても上へ上へと、巻き付いて上がっていくので、なかなか目の前で見るのが少ないねえ。
蕾のカギカズラは、道の上に有って垂れ下がちょったけんど、咲いたのは道路の下斜面で、最悪やった。
近くで、目の前で見られるところがあるとえいねえ。
karinaさん所と、うちとそう変わらんと思うけんど、時々差があるねえ。我が家のは、もう花粉が萎れたき花除けた。
見る分には綺麗でよいですが、増えすぎると他の樹木が成長できないくらい、覆いかぶさるので、問題かもしれません。
多摩NTの住人さん所でもあると思います。ぜひ見てください。
鶴瓶に乾杯は、流れ星さんでした。
カギカズラの花、とっても美しいですね~
検索で花を見ましたが、
この写真ほどのアップはありませんでした。
ありがとうございます。
綺麗に撮影されて、花の特徴も良くわかりますよね。
モチモチさん&ぼちぼちさんは、ご夫妻で熱心に植物散策して、本来の色とお違うもの、群生地や高知にはないとされていたものなど発見されています。
綺麗な写真も、ご自分で発信してないのが残念です。
実も花もとってもユニークですね。
助け船を出して下さるお仲間がいて幸せですね。
とてもよい写真です。
出しゃばりみたいですが多摩NTの住人さんへのコメントを読んで
鶴瓶に乾杯は毎週のように見ていたのですが
最近はあまり見なくなりました。
流れ星さんが出ておられたのですか、見過ごしたのがちょっと残念です。
何も出しゃばっておりませんよ。コメントちゃんと読んでくださっているってことで、嬉しいです。
鶴瓶に乾杯私も最近見てなかったけんど、高知からやということやったので、見よったがです。
南国市は、高知市の東隣で近いですが、まさか知り合いが出ていると思わんと見よったら、流れ星さんが出ていてびっくり!
そういう時に限って見てなかったりするもんよねえ。
今日は実家に行ってきてだれた(疲れた)