竹心の魚族に乾杯

Have you ever seen mythos?
登場する団体名、河川名は実在のものとは一切関係ございません。

先週の敗因

2007年01月16日 22時35分30秒 | 番外編「湖」
仕掛けについて

朝マヅメに使用した仕掛けは、幹糸が東レ「釣聖」(フロロカーボン)の0.5号、エダスがゴーセン「ホンテロン」0.3号の5cm。ハリはオーナー「新鮎エサ」の0.7号。ホンテロンはPET樹脂(ポリエチレンテレフタレート)のラインで、とんでもなく硬いものだ。0.3号でフロロの0.6号ぐらいの硬さがある。14日は食いが渋かったのですぐに使うのをやめてしまい、まともにテストできていない。
その後使用した仕掛けは、幹糸が釣聖の0.5号、エダスが同0.3号の3.5cmだった。テストのため交換しないでこの仕掛け1本で通したが、最後の方では仕掛けのコシがなくなっていた。釣聖はフロロカーボンラインの中ではかなり柔らかい部類なので、「将鱗鮎ミラクル」ならもっと耐久性があるのかもしれない。個人的には「トヨフロンスーパーL EX」が好みなのだが、残念なことに0.6号までしかない。

PETという繊維は、「ポリエステル」(商品名)や「テトロン」(商品名)の名で流通し、PETボトルももちろんPET樹脂だ。繊維製品では高い復元力を利用して、ワイシャツなどの紡糸にも混紡されるが、最近はやりの「フリース」はPET樹脂を主原料にしている。釣り人の間では低伸度と低吸水性でキス釣りの「ホンテロン」などでおなじみ。また同じくゴーセンの「アクアキング」もPETラインだ。PETは比重がナイロンとほぼ同じで、消耗の激しいワカサギ釣りで今後有望なラインだ。ただし0.3号までしかないのが残念なところだ。

バラシについて

ワカサギのような遊泳力の弱い魚にとって、ハリに0.3号のPEラインが8~9メートルも付いているということはものすごい負荷になっていると思う。しかし今回、バラシのほとんどがオモリの上下に集中していたことは、バラシへの寄与率がラインの抵抗よりもオモリの重さ(もしくは抵抗)の方が高いということなのだろう。したがってバラシ対策の第一は、何よりもオモリの見直しにあるということになる。オモリの選択いかんによっては、オモリの周囲だけでなく上バリに掛かった場合のバラシも改善される可能性がある。
その前に水中抵抗の非常に大きなオモリをつけてテストしてみて、問題がオモリの「重さ」なのか「抵抗」なのか見極めることも非常に重要となってくる。普通に考えれば最も関係しているのは「重さ」と考えるのが順当なのだが。

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